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『シェルブールの雨傘』

ミュージカルがあまり好きじゃないので
(とはいえ、見るとハマるんだけど。
 「マンマミア」とか「NINE」とかね)
そんなに見る気になってなかったのだけど
カトリーヌ・ドヌーブの最近作
「しあわせの雨傘」がみたいのと
「シェルブール・・」とセットみたいに言われている
「ロシュフォールの恋人たち」がみたいということで
一応見ることに。

ドヌーブが今の感覚からすると
全然17歳に見えないこと、
(実際は21歳なんだけど、それも見えない!)
そして
本当に全編が“歌”なこと。
すごい斬新。

っていうか、この後、こんなスタイルの映画ってあるんだろうか。

2年の兵役に行く恋人を駅で見送るジュヌヴィエーブ。
彼女のお腹には赤ちゃんがいるの。
この当時で日本だったら
大騒ぎのスキャンダルだろうに
やはりお国柄か、全然たいしたことない雰囲気。
したたかなお母さんによって
お膳立てされ
お金持ちのもとに嫁に行くジュヌヴィエーブ。
なんだかありがちな話で
ちょっとせつない。

でもあっさりとして
とても早い展開で物語が進む。

二人がそれぞれの子どもたちに
ともに約束のフランソワーズという名前を付ける。
せっかく再会したのに
ぎこちなくお別れしてしまう。

ある意味、贅沢な映画かも。

カトリーヌ・ドヌーブの美しさと
有名なメロディが心に残る。
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