goo

「おかあさんの木」

アンチエイジンぐに血道を上げている女優が多い(と思われる)中、
堂々と年齢相応の美を身につけている感のある鈴木京香さん。
ハリウッドで言えばさしずめケイト・ウィンスレットあたりか。
自分の内面に自信がなければできない業だ。
こんな風でありたいと思う。

そんな彼女が「THE 日本の母」を演じた今作。

感情を表に出すことを良しとしない、
当時の日本人女性を見事に演じている。
でもたとえば
内心の土砂降りを隠して笑顔を浮かべようと頑張る姿
愚かなほどにかたくなに警察に抵抗してしまう姿
この演技は圧巻だ。

もしも戦争をまた始めようとする人がいるなら
この映画を見てもそれをやめないだろうか。
こんなことが数え切れないほど繰り返される戦争は
何の意味があるのだろうかと思う。

この物語を学校教科書に入れようと思った、そんな気持ちを忘れたくないと思う。
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「アラヤシキ... 「シンプルな... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。