ビンボー症極まりない

昨年11月に引越ししたシウの家。
お風呂も賃貸の時と比べ、だいぶ広々しました。

体を伸び伸びさせられる長方形の浴槽。
浴室暖房もバッチリ。
お風呂でテレビを見たり本を読んだり何時間も過ごすという人がいるでしょ。
シウもアロマキャンドルを浮かべたり、音楽を流したりして
毎日お風呂でのリラックスタイムを楽しんでま～す。

な、わけないじゃん。

もともとシウはお風呂が嫌い。
別に不潔好きということではなくて
体を洗う事だけができればいいじゃん主義ということです。
冬はさすがに寒いから浴槽に入るけど
夏はシャワーだけ。
その入り方たるや、
まずメイク落としを顔に塗りたくり
シャンプーをし、
体を洗い、
頭から一気にシャワーで流す・・・
ま、およそ３分もあればＯＫ。
という女子としてど～なの？という乱暴バスタイムなのです。

そんなシウなので
大工さんにお風呂について相談された時も
一番小さいのでい～からね。
という態度だったんですが、
良識のある大工さんが常識的な配慮で
ま、世間並みのお風呂を設置してくれたみたいです。

その体を伸び伸びさせられる浴槽に
シウがどんな風に入っているかと言うと・・・
長方形の短い辺の方に平行に座り
体を小さく折りたたんで入っている状況。
歴史の教科書に出てくる、“屈葬”スタイルですな。
常にサッと立ち上がれるように
腰は浮かせた状態です。

そんな自分を客観的に見ると、
ビンボー症極まりない。
（貧乏性って書くよりキュートな感じがするでしょ。）
このビンボー症は絶対に母親譲りです。
何かをしながら常に頭の中では次にする事について考えているシウ母。
その性格を、全然欲しくも無いのに継いでしまってるんですね。
お風呂に入った瞬間に
出たくて出たくて仕方が無い。

人が温泉に行ったりしたのを聞くと
口ではい～ですね～なんてカッコつけているけど
実はまったく羨ましくない。
温泉旅館に行っても部屋のシャワーで済ませそうな
オキテヤブリのビンボー症なんですもの。

将来ブルネイ・ダル・サラームの王子様と結婚した時、
純金のお風呂にも屈葬スタイルで入っちゃうのかしら・・・