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『題名のない子守唄』・・・6年ぶりトルナトーレ作品

マレーラ以来です。

東京では夏ごろに公開されていたようですが
シウの方では来年公開です。
で、試写会におよばれしてきました。

いきなりラストで押し寄せる感動。

その一言です。

本当の幸せは長く待たなければならない、、
イレーナがテアに向って言うセリフがありましたが、
わたしたち観客も
ひたすら辛いし心がささくれ立つような締め付けられるような2時間を
イレーナと共に耐え、
そして決して言ってはいけないラストシーンを味わいましょう。

モリコーネの音楽も
ずっとずっとわたしたちを苛みます。

でも、最後には
やはりトルナトーレ&モリコーネなんだと思わせてくれます。

もしかすると今年最後の映画になるかも。
(それはないかな。)
だとしても
2007年の最後に相応しい、一流の作品でした。
コメント ( 2 )
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コメント
 
 
 
ふーーむ (ちゃぎ)
2008-01-23 13:17:00
作品として素晴らしい出来だったと思います。
でも、母の愛(この場合、ホントに複雑)をこの材料で料理して欲しくなかったみたいな・・ちょっと後味の悪さが私には、あります。

女優さんのチョイスとか素晴らしいですよね。
冒頭の3人ずつ並ばせて、選んでいくのなんて、スリリング。 私でもこの人を選ぶってチョイスでした。

いきなりラストで押し寄せる感動!って図式に乗れなかったです・・
銀行への送金。  大人になってから・・と言う台詞。 ちゃんと予感がありました。

むしろ、実の親子では無いって所が ショックだったかなあ。   

 
 
 
ちゃぎさん (シウ)
2008-01-24 07:58:44
確かに好き嫌いが別れる作品だと思います。
旧東の女性たちの悲惨なケースは
現実問題だし
あくまで重い重い内容でした。
実の親子ではなかったのに
あのラスト、というのがシウは好きなのですが。
あと、イレーナを演じる女優さんが
まったく別な女性のような若い頃と“今”を
演じ分けているのがすごいなと圧倒されました。
トルナトーレ作品での
初めての女性主役だったので
それだけでシウはちょっと贔屓目に見ているかもしれません。
 
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