どうもit'sよしおです。
本日は『兼聴と偏信』についてです。
さて、皆様方は上記の言葉をご存知でしょうか❓
簡単に言いますと、
兼聴とは、広く聴く事。
偏信とは、偏って聴く事。
なんじゃそらそら❓
具体的に言いますと、
兼聴は敵味方問わず、尚且つ各々の立場などで判断せずに様々な情報を聴く事です。
また偏信はと言いますと、好きな部下や同僚、好きな仲間が言っている自分にとって都合の良い事"だけ"を一方的に聴く事を指します。
この兼聴と偏信は、it'sよしおの好きな
『貞観政要』という古典に出てくる、
いいリーダー像ってどんなかな❓の問いに対して、
魏徴という家臣が放った言葉と言われています。
いやー、これ中国は唐の時代の話ですよ。
日本で言うところの飛鳥時代(630年頃)です。
時代を知っている方なら当然ご存知ですが、年代的にはあの遣唐使を派遣していた頃の話ですね。
さて、現代の世情に照らし合わせて見ていかがでしょう❓
まあ仕方のない事ではありますが、
特別意識しなければ、偏信のオンパレードです。
もちろん、サラリーな方々はこれに塗れて生きていると思いますし、
学生の方もこれに準ずる生き方となられている事でしょう。
そりゃ、人は本能的・心理的にハロー効果(良い印象に引っ張られる=好きな人のことを信じる)が働くわけですから、
偏信から逃れるためには一定の知識が必要なわけですね。
it'sよしおとしては、偏信でなく、兼聴で生きて行きたい。
と強く今日この頃なのでした。