縄文人の反乱 日本を大事に

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【伊勢神宮 唯一神明造り 心の御柱 その2】

2013年10月17日 22時02分33秒 | 色んな情報
【伊勢神宮 唯一神明造り 心の御柱 その2】

「伊勢神宮の正殿の中心構造 五尺」

伊勢神宮を創建した当時は、はっきり人々によって意識されていた「心の御柱の意義」が時代の経過と共に忘れ去られました。
しかし幸いな事は神宮の構造様式の大部分はまだ昔のままに継承され保存されていることであります。

「心の御柱」が長さ五尺である」と言う事は、それがアオウエイの五母音の言霊を表徴しているという事です。

そして「心の御柱」の下二尺が地表より下に埋もれている、ということは五つの母音のうちの「下の二音」である「エとイ」が人間の意識の表面から埋没し忘れ去られてしまっている事、をはっきりと示しています。

「言霊イ」とは人間の創造意志の世界のことです。
その法則が言霊の原理です。言霊エとはその原理に基づいた実践知の世界であります。道徳や道徳による政治の社会のことです。

今から二千年の昔、崇神天皇の時、天皇と八咫の鏡が常に同じ処にあるという同床共殿の制度が廃止されて以来、言霊の原理(言霊イ)は日本人の意識から次第に薄れて行きました。

「言霊エ」とは同時に言霊の原理を実際の政治に適用実践(言霊エ)して行く事も停止されたのでした。古代の道徳政治は終わりを告げました。

人々はその時以来、道徳的な理性に厳然とした心の法則があることを忘れてしまいました。以後道徳といえば「何々すべし」、「何々すべからず」式のものだけとなりました。

「言霊イと言霊エ」の二つの次元は日本人の自覚意識から失われてしまった、ということが出来ます。

日本語がどのようにいして作られたか、が分からない世となりました。同時に政治といえば弱肉強食の権力闘争(言霊ウ)の場と、人々は考えるようになったのです。

因みに現在の五十音の配列は乱れていますので言霊の霊力発動によって混沌とした世になっています。また古神道を勉強された方であれば判ると思いますが「五」は火、日、霊でありますから垂直に天まで昇る数霊であります。また柱でもあります。そして人の身体は5体で構成され正に神の子となります。


五尺の「心の御柱」の下二尺が地表から下に埋まっているということが以上に掲げた事実を見事に表徴しているのです。

天与の人間の性能のうち残されたものは五官感覚による欲望活動(言霊ウ)

経験知の集まりである学問(言霊オ)
人間の感情に由来する宗教・芸術活動(言霊ア)の三つの次元だけとなります。

この二千年の間、日本人は、また世界の人々は、この三つの次元の性能だけがこの世に生きて行く為に頼るべきものなのだと思い込んでしまっています。

「心の御柱」が上部三尺だけ地表から上に出されていることで、事実を的確に示しています。

以上、伊勢神宮の内・外宮の正殿の床下に祀られてある「心の御柱」の神秘を言霊の原理によって謎解きました。

人間の心の構造とか、人類の歴史とか言う難しい問題に掛けて考えますと「心の御柱」が驚くべきことを物語っているのに気付くのです。

【時が来るまで隠してしまった真理 心の御柱】

伊勢神宮は二十年毎に建て替えられ遷宮が行われます。
その遷宮の儀式のうちで、この心の御柱の儀式が何よりも厳かに、そして秘密のうちに行われると聞きます。
それは心の御柱の祀り方の意味するものが単に日本ばかりでなく、世界人類の文明を創造する上での大秘儀だからなのであります。

人類の第二の文明であります物質科学文明の発達を促進させるための方便として、人類の第一の精神文明の中心となって来た言霊の原理を「時が来るまでかくしてしまう」という歴史創造上の計画が、日本人の祖先達によって立てられた、ということの証拠をはっきりと後世の人々が知ることが出来るよう工夫され、祀られたのがこの「心の御柱」です。

それは現代人が、自分達が日常に使っている日本語の中に秘められている言霊の原理に気が付き、その原理を自分自身の心の構造と照らし合わせて確認することが出来るならば、誰しもが容易に伊勢神宮の正殿の床下に秘められている「心の御柱」の意義の重大さに気付く事が出来ます。

そして日本人の祖先が示した知恵とその洞察力の深さに驚嘆します。また、2尺を埋めてしまった事は神の意図する時代を忠実に物質的にも再現したものです。

これが日本人。大和人の本質であり時代、世をつかさどる民族。その中心で天皇があらせられるのです。いわばレビ人の証拠です。
写真: 【伊勢神宮 唯一神明造り 心の御柱 その2】    「伊勢神宮の正殿の中心構造 五尺」    伊勢神宮を創建した当時は、はっきり人々によって意識されていた「心の御柱の意義」が時代の経過と共に忘れ去られました。  しかし幸いな事は神宮の構造様式の大部分はまだ昔のままに継承され保存されていることであります。    「心の御柱」が長さ五尺である」と言う事は、それがアオウエイの五母音の言霊を表徴しているという事です。    そして「心の御柱」の下二尺が地表より下に埋もれている、ということは五つの母音のうちの「下の二音」である「エとイ」が人間の意識の表面から埋没し忘れ去られてしまっている事、をはっきりと示しています。    「言霊イ」とは人間の創造意志の世界のことです。  その法則が言霊の原理です。言霊エとはその原理に基づいた実践知の世界であります。道徳や道徳による政治の社会のことです。    今から二千年の昔、崇神天皇の時、天皇と八咫の鏡が常に同じ処にあるという同床共殿の制度が廃止されて以来、言霊の原理(言霊イ)は日本人の意識から次第に薄れて行きました。    「言霊エ」とは同時に言霊の原理を実際の政治に適用実践(言霊エ)して行く事も停止されたのでした。古代の道徳政治は終わりを告げました。    人々はその時以来、道徳的な理性に厳然とした心の法則があることを忘れてしまいました。以後道徳といえば「何々すべし」、「何々すべからず」式のものだけとなりました。    「言霊イと言霊エ」の二つの次元は日本人の自覚意識から失われてしまった、ということが出来ます。    日本語がどのようにいして作られたか、が分からない世となりました。同時に政治といえば弱肉強食の権力闘争(言霊ウ)の場と、人々は考えるようになったのです。    因みに現在の五十音の配列は乱れていますので言霊の霊力発動によって混沌とした世になっています。また古神道を勉強された方であれば判ると思いますが「五」は火、日、霊でありますから垂直に天まで昇る数霊であります。また柱でもあります。そして人の身体は5体で構成され正に神の子となります。      五尺の「心の御柱」の下二尺が地表から下に埋まっているということが以上に掲げた事実を見事に表徴しているのです。    天与の人間の性能のうち残されたものは五官感覚による欲望活動(言霊ウ)    経験知の集まりである学問(言霊オ)  人間の感情に由来する宗教・芸術活動(言霊ア)の三つの次元だけとなります。    この二千年の間、日本人は、また世界の人々は、この三つの次元の性能だけがこの世に生きて行く為に頼るべきものなのだと思い込んでしまっています。    「心の御柱」が上部三尺だけ地表から上に出されていることで、事実を的確に示しています。    以上、伊勢神宮の内・外宮の正殿の床下に祀られてある「心の御柱」の神秘を言霊の原理によって謎解きました。    人間の心の構造とか、人類の歴史とか言う難しい問題に掛けて考えますと「心の御柱」が驚くべきことを物語っているのに気付くのです。    【時が来るまで隠してしまった真理 心の御柱】    伊勢神宮は二十年毎に建て替えられ遷宮が行われます。  その遷宮の儀式のうちで、この心の御柱の儀式が何よりも厳かに、そして秘密のうちに行われると聞きます。  それは心の御柱の祀り方の意味するものが単に日本ばかりでなく、世界人類の文明を創造する上での大秘儀だからなのであります。    人類の第二の文明であります物質科学文明の発達を促進させるための方便として、人類の第一の精神文明の中心となって来た言霊の原理を「時が来るまでかくしてしまう」という歴史創造上の計画が、日本人の祖先達によって立てられた、ということの証拠をはっきりと後世の人々が知ることが出来るよう工夫され、祀られたのがこの「心の御柱」です。    それは現代人が、自分達が日常に使っている日本語の中に秘められている言霊の原理に気が付き、その原理を自分自身の心の構造と照らし合わせて確認することが出来るならば、誰しもが容易に伊勢神宮の正殿の床下に秘められている「心の御柱」の意義の重大さに気付く事が出来ます。    そして日本人の祖先が示した知恵とその洞察力の深さに驚嘆します。また、2尺を埋めてしまった事は神の意図する時代を忠実に物質的にも再現したものです。    これが日本人。大和人の本質であり時代、世をつかさどる民族。その中心で天皇があらせられるのです。いわばレビ人の証拠です。


  • Timberframingjp Ytakaいやぁ…知れば知るほど、古代大和の先人達の感性と洞察力に驚くばかりです…宵もシェアさせて頂きます。

  • 関口尚久このシリーズ。ちょっと続けようと思います。これから内宮と外宮の意味などの投稿していこうと思います。言霊の先生の言葉を使って・・。値無く与えられたなら値無く与えよ。との事なので怒られないでしょう。

  • Timberframingjp Ytaka勉強になります。よろしくお願いします。


【心の御柱】

2013年10月17日 21時20分55秒 | 色んな情報
【心の御柱】

建築物としての心の御柱と皆さんの心の芯。
ここに神の意思が入るんです。

なので、あっちいったりこっちいったり。浮き草のごとき思いの人には到底わかることの無い世界。本当は生きている間に作り上げなくちゃいけないもの。

いや、美しき生を与えられた者であれば始めから携えているものなのですが、曇ってしまいました。

僕がたまに「心の御柱」のコメント書くのこれが一番大事なことだと思っています。


「伊勢神宮正殿の建築様式についてお話」
ご存知の方も多いことでしょうが、神宮の正殿の建物には一般の人は手を触れることが許されていません。

また正殿は周りの垣や樹々に囲まれていて、近くに寄って見ることも出来ません。伊勢神宮は神秘のベールに包まれています。

特にお話しようとします「心の御柱」は神宮の建造物の中でも秘中の秘とされているものなのです。ですからその説明には遺されている文献に頼るよりほか方法がありません。

そこで一冊の文献からの引用をお許し頂くことにしましょう。その本は‘謎を秘めた伊勢神宮の建築’(伊藤ていじ氏著、旭屋出版刊)であります。

「外宮も内宮も邇二十年毎に立て替えられることになっている。……遷宮の儀式が終わると正殿を始め東西の宝殿、四重の御垣とそこに開かれた各種の御門など、古い建物の一切は取り払われ、その殿地は単なる石敷きの原に変わり果てる。……すべては自然物に還元されたかのように見える。

しかし実際にはそうではない。その殿地を見渡すと、もとあった正殿の位置に小さな覆屋が残されているのを知る。……それにしてもあれは何なんだろうか。そここそが心の御柱といわれる神聖な柱が埋納されている場所なのである。もちろんそれを見た人は稀であるし……正確な実体については不明というほかはないが、伝えられているところによれば次のようなものである。

第一にこれは、桧の柱だということである。現在のものは内宮で長さ六尺(182センチ)、太さ九寸(27センチ)といわれる。……もっともこの柱の長さと太さは時代によって変遷があったらしく、弘安二年(1279)の‘内宮仮遷記’によると外宮のものは約五尺(150センチ)となっている。大きさについては外宮のものが径四寸(12センチ)としている。

第二は、内宮の場合にはこの柱が総て地中に埋納されているのに対し、外宮のものは半分以上が地上に突き出ていることである。前にあげた鎌倉時代の史料によると、外宮の心の御柱五尺のうち三尺が地上に出て、二尺が地中に入っていることになっている。また元来は内宮のものも外宮のものと同様に地上に出ていたらしく、前記の史料によると地上に三尺三寸(1メートル)くらい出て地中には二尺(60センチ)くらいが埋まっていた。……」

以上が伊勢神宮の内外宮の正殿の床下に置かれた‘心の御柱’についての他本からの引用です。この心の御柱がどんな意味を持っているものなのか、色々な学説があるようですが、はっきりとした定説がないことです。

一説によりますと、昔、榊の木の枝に鏡を懸け、天照大神の神霊の降下を祈願した風習が、何時しか鏡と榊が別々になり、榊の変わりに心の御柱が立てられたのだ、と言われます。その証拠には心の御柱には床下の地中に埋められており、ご神体である鏡はその真上の正殿の床上に置かれている、というのです。

またある説では心の御柱とは男の性器を形取ったのだ、と主張しています。昔男女の性交を神聖化した風習が信仰の対象にまで転化され、心の御柱となったというのです。それに対する反論もあります。内宮の天照大神も外宮の豊受姫神も女性であり、男の性器説は根拠がない、というわけです。

この他色々な説が有りますが、これと言った決め手に欠けていて、心の御柱の意義については定説がない、というのが実情なのです。日本の神道信仰の最高の神宮である伊勢の内外宮の、そのまた最高の神聖とされる‘心の御柱’の意味が分からないというのはどう言うことなのでしょうか。

否、分からないのではありません。日本語の起源であり、人間精神の原理である言霊の学問の立場から見るならば、心の御柱の意味は明快に謎解きされるのです。その意味を理解することが出来た時は、私たち日本人の祖先の素晴らしい智恵と、長い歴史に対する鋭い洞察を知って驚嘆せざるを得ないこととなるでしょう。

心の御柱の言霊学

ご自身が眼を開いて一人の人間と対面している、と想像して下さい。相手について、この人は背が高い、色白だ、丸顔と感じます。これは五官感覚による観察です。

次にその人と話をしてみたら物知りで学問に優れた人だと知りました。これは知性的観察です。次にこの人は芸術的趣味がある、愛情がある、と感じます。これは感情的観察です。次にこの人は道徳的に立派で、機転がきき、決断も早い、と知りました。これは実践理性的観察です。

今度は眼を閉じてご自分の心を考えて下さい。眼を閉じると同時に相手の姿は消えてしまいます。あるのは自分の心だけとなります。すると自分自身の心の色々な働きが出て来る広い心の広がり、宇宙があることに気付くでしょう。

精神宇宙の存在です。この心の宇宙をよくよく考えてみますと、今迄何回かお話して来た事なのですが、心の宇宙は五つの段階から成り立っていることが分かって来ます。

先ず、第一に背が高い、色白だ、という五官感覚の判断が出て来る宇宙です。またこの宇宙から背が高くありたい、色白になりたい、という欲望も出て来ます。この五官感覚が出て来る元の宇宙に、言霊学は五十音のうちの母音のウを当てて名を付けました。言霊ウであります。

次の学問的知性の宇宙は言霊オ、第三番目の感情現象の宇宙は言霊ア、次の実践知である理性の宇宙を言霊エと名付けました。

そして最後の五番目の宇宙を言霊イと呼びます。この宇宙は普通漫然と暮らしている時は気が付く事のない宇宙なのですが、それでいて他のウオアエの四つの宇宙の現象を生み出す原動力となり、またそれら四つの宇宙をコントロールしている根本的な創造意志の宇宙なのです。

以上のように人間の心は言霊ウオアエイの重なった宇宙を住家としています。そして人間がこの世に生まれて来た時、大自然から授かっている生まれたままの心の構造はどうなっているか、を考えて見ますと、その構造は五つの母音で表される宇宙の段階が上からアオウエイの順序で並ぶ事になります。この心の住家である精神の主体の構造を古神道言霊学は天之御柱(あめのみはしら)と呼びます。

目に見えるわけでもなく、普通そんな自覚もありませんが、この天之御柱が人間の心の中に真直ぐにスックと立っているのです。人間はこの天与の天之御柱でもって人生の全ての問題を判断して生きて行くのです。

この人間の生まれたままの天与の心の構造を言霊五十音で表したものを天津菅素(あまつすがそ)音図と呼びます。心のすがすがしい衣という意味です。古事記の神話の神様の名前で言いますと、伊耶那岐神様の音図ということになります。その他人間の心の持ち方によって色々な五十音図が考えられます。

こうした心の現象を生み出す元の宇宙、心の住家の宇宙を器物として形として表徴したのが伊勢神宮の内外宮の正殿の床下に祀られてある‘心の御柱’なのであります。

言霊イというのはこの世界全てのものの創造主。創造主はこの心の御柱を上がったり、下がったりしながら他の四つの母音の人間性能を働かせ、それらをコントロールして、小にしては人間個人の生活を推進させ、大にしては国家・人類世界の歴史を理性を以て創造して行きます。心の御柱は人間の、そして人類の心の住家を表しています。

心の御柱の意味を以上のように理解した上で、神宮正殿の床下の心の御柱の祀られた方を見ますと驚くべき真実に突き当たることとなります。

現在、外宮の心の御柱は、その長さ五尺のうち二尺が地表より下に埋まり、残りの三尺が地表から上に出ている、ということです

また鎌倉時代の記録によれば、内宮の心の御柱も同様であった、と伝えられています。
写真: 【心の御柱】    建築物としての心の御柱と皆さんの心の芯。  ここに神の意思が入るんです。    なので、あっちいったりこっちいったり。浮き草のごとき思いの人には到底わかることの無い世界。本当は生きている間に作り上げなくちゃいけないもの。    いや、美しき生を与えられた者であれば始めから携えているものなのですが、曇ってしまいました。    僕がたまに「心の御柱」のコメント書くのこれが一番大事なことだと思っています。      「伊勢神宮正殿の建築様式についてお話」  ご存知の方も多いことでしょうが、神宮の正殿の建物には一般の人は手を触れることが許されていません。    また正殿は周りの垣や樹々に囲まれていて、近くに寄って見ることも出来ません。伊勢神宮は神秘のベールに包まれています。    特にお話しようとします「心の御柱」は神宮の建造物の中でも秘中の秘とされているものなのです。ですからその説明には遺されている文献に頼るよりほか方法がありません。    そこで一冊の文献からの引用をお許し頂くことにしましょう。その本は‘謎を秘めた伊勢神宮の建築’(伊藤ていじ氏著、旭屋出版刊)であります。    「外宮も内宮も邇二十年毎に立て替えられることになっている。……遷宮の儀式が終わると正殿を始め東西の宝殿、四重の御垣とそこに開かれた各種の御門など、古い建物の一切は取り払われ、その殿地は単なる石敷きの原に変わり果てる。……すべては自然物に還元されたかのように見える。    しかし実際にはそうではない。その殿地を見渡すと、もとあった正殿の位置に小さな覆屋が残されているのを知る。……それにしてもあれは何なんだろうか。そここそが心の御柱といわれる神聖な柱が埋納されている場所なのである。もちろんそれを見た人は稀であるし……正確な実体については不明というほかはないが、伝えられているところによれば次のようなものである。    第一にこれは、桧の柱だということである。現在のものは内宮で長さ六尺(182センチ)、太さ九寸(27センチ)といわれる。……もっともこの柱の長さと太さは時代によって変遷があったらしく、弘安二年(1279)の‘内宮仮遷記’によると外宮のものは約五尺(150センチ)となっている。大きさについては外宮のものが径四寸(12センチ)としている。    第二は、内宮の場合にはこの柱が総て地中に埋納されているのに対し、外宮のものは半分以上が地上に突き出ていることである。前にあげた鎌倉時代の史料によると、外宮の心の御柱五尺のうち三尺が地上に出て、二尺が地中に入っていることになっている。また元来は内宮のものも外宮のものと同様に地上に出ていたらしく、前記の史料によると地上に三尺三寸(1メートル)くらい出て地中には二尺(60センチ)くらいが埋まっていた。……」    以上が伊勢神宮の内外宮の正殿の床下に置かれた‘心の御柱’についての他本からの引用です。この心の御柱がどんな意味を持っているものなのか、色々な学説があるようですが、はっきりとした定説がないことです。    一説によりますと、昔、榊の木の枝に鏡を懸け、天照大神の神霊の降下を祈願した風習が、何時しか鏡と榊が別々になり、榊の変わりに心の御柱が立てられたのだ、と言われます。その証拠には心の御柱には床下の地中に埋められており、ご神体である鏡はその真上の正殿の床上に置かれている、というのです。    またある説では心の御柱とは男の性器を形取ったのだ、と主張しています。昔男女の性交を神聖化した風習が信仰の対象にまで転化され、心の御柱となったというのです。それに対する反論もあります。内宮の天照大神も外宮の豊受姫神も女性であり、男の性器説は根拠がない、というわけです。    この他色々な説が有りますが、これと言った決め手に欠けていて、心の御柱の意義については定説がない、というのが実情なのです。日本の神道信仰の最高の神宮である伊勢の内外宮の、そのまた最高の神聖とされる‘心の御柱’の意味が分からないというのはどう言うことなのでしょうか。    否、分からないのではありません。日本語の起源であり、人間精神の原理である言霊の学問の立場から見るならば、心の御柱の意味は明快に謎解きされるのです。その意味を理解することが出来た時は、私たち日本人の祖先の素晴らしい智恵と、長い歴史に対する鋭い洞察を知って驚嘆せざるを得ないこととなるでしょう。    心の御柱の言霊学    ご自身が眼を開いて一人の人間と対面している、と想像して下さい。相手について、この人は背が高い、色白だ、丸顔と感じます。これは五官感覚による観察です。    次にその人と話をしてみたら物知りで学問に優れた人だと知りました。これは知性的観察です。次にこの人は芸術的趣味がある、愛情がある、と感じます。これは感情的観察です。次にこの人は道徳的に立派で、機転がきき、決断も早い、と知りました。これは実践理性的観察です。    今度は眼を閉じてご自分の心を考えて下さい。眼を閉じると同時に相手の姿は消えてしまいます。あるのは自分の心だけとなります。すると自分自身の心の色々な働きが出て来る広い心の広がり、宇宙があることに気付くでしょう。    精神宇宙の存在です。この心の宇宙をよくよく考えてみますと、今迄何回かお話して来た事なのですが、心の宇宙は五つの段階から成り立っていることが分かって来ます。    先ず、第一に背が高い、色白だ、という五官感覚の判断が出て来る宇宙です。またこの宇宙から背が高くありたい、色白になりたい、という欲望も出て来ます。この五官感覚が出て来る元の宇宙に、言霊学は五十音のうちの母音のウを当てて名を付けました。言霊ウであります。    次の学問的知性の宇宙は言霊オ、第三番目の感情現象の宇宙は言霊ア、次の実践知である理性の宇宙を言霊エと名付けました。    そして最後の五番目の宇宙を言霊イと呼びます。この宇宙は普通漫然と暮らしている時は気が付く事のない宇宙なのですが、それでいて他のウオアエの四つの宇宙の現象を生み出す原動力となり、またそれら四つの宇宙をコントロールしている根本的な創造意志の宇宙なのです。    以上のように人間の心は言霊ウオアエイの重なった宇宙を住家としています。そして人間がこの世に生まれて来た時、大自然から授かっている生まれたままの心の構造はどうなっているか、を考えて見ますと、その構造は五つの母音で表される宇宙の段階が上からアオウエイの順序で並ぶ事になります。この心の住家である精神の主体の構造を古神道言霊学は天之御柱(あめのみはしら)と呼びます。    目に見えるわけでもなく、普通そんな自覚もありませんが、この天之御柱が人間の心の中に真直ぐにスックと立っているのです。人間はこの天与の天之御柱でもって人生の全ての問題を判断して生きて行くのです。    この人間の生まれたままの天与の心の構造を言霊五十音で表したものを天津菅素(あまつすがそ)音図と呼びます。心のすがすがしい衣という意味です。古事記の神話の神様の名前で言いますと、伊耶那岐神様の音図ということになります。その他人間の心の持ち方によって色々な五十音図が考えられます。    こうした心の現象を生み出す元の宇宙、心の住家の宇宙を器物として形として表徴したのが伊勢神宮の内外宮の正殿の床下に祀られてある‘心の御柱’なのであります。    言霊イというのはこの世界全てのものの創造主。創造主はこの心の御柱を上がったり、下がったりしながら他の四つの母音の人間性能を働かせ、それらをコントロールして、小にしては人間個人の生活を推進させ、大にしては国家・人類世界の歴史を理性を以て創造して行きます。心の御柱は人間の、そして人類の心の住家を表しています。    心の御柱の意味を以上のように理解した上で、神宮正殿の床下の心の御柱の祀られた方を見ますと驚くべき真実に突き当たることとなります。    現在、外宮の心の御柱は、その長さ五尺のうち二尺が地表より下に埋まり、残りの三尺が地表から上に出ている、ということです    また鎌倉時代の記録によれば、内宮の心の御柱も同様であった、と伝えられています。

占領憲法の無効の理由

2013年10月17日 07時33分07秒 | 色んな情報
占領憲法の無効の理由
 
 
「帝國議会で議決」を経て、「六十有余年経過したから有効」(本日の国会代表質問に対する総理答弁)とする見解は、誤謬です。有効とするならそれは、「講和条約の範囲内」、と制約を受けます。

占領憲法の無効の理由は、次の通りです。

① 改正限界超越による無効
② 「陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約」違反
③ 軍事占領下における典憲改正の無効
④ 帝国憲法第75条違反
⑤ 典憲の改正義務の不存在
⑥ 法的連続性の保障声明違反
⑦ 根本規範堅持の宣明
⑧ 改正発議大権の侵害(帝国憲法第73条違反)
⑨ 詔勅違反
⑩ 改正条項の不明確性
⑪ 典憲としての妥当性及び実効性の不存在
⑫ 政治的意志形成の瑕疵
⑬ 帝国議会審議手続の重大な瑕疵
 

伊勢神宮の大予言(米の座・金の座の神秘の予言)

2013年10月17日 07時11分56秒 | 色んな情報
伊勢神宮の大予言(米の座・金の座の神秘の予言)
 
伊勢神宮の大予言(米の座・金の座の神秘の予言) 中矢伸一著:「日月神示」より
 今、伊勢神宮では「式年遷宮」の行事が着々と進行していますが、皆さんは、伊勢神宮の「式年遷宮」にまつわる「神秘の予言」をご存知でしょうか?これは、伊勢地方に伝わる秘められた古言で、民間伝承の類なのでしょうが、簡単に言ってしまうと、二十年ごとの「式年遷宮によって世界が変わる!」というものです。
 伊勢神宮の御殿地は、東西に分けられた矩形の敷地になっていて、東を「米の座」、西を「金の座」としていて、それぞれの座にあるとき、世界はそれに応じた特徴のある時代になると語り継がれているのです。
 具体的には、「米の座」にある二十年間は豊饒と平和の時代となり、「金の座」にある二十年間は、世界が動乱と相克の時代となる、と言うことになります。
 前回の「式年遷宮(1993年)」の二十年間は「米の座」にあたり、豊饒と平和の時代でしたが、今年の「式年遷宮」は「金の座」にあたり、それからの二十年間は、世界は動乱と相克の時代に突入することになります。
 日月神示の予言では、「北(オロシア)から攻めてくる」と言う予言が頻繁に出てきているようですが、「北(オロシア)」というのは何処でしょうか。多くの人は「ロシア」だと思われるでしょうが、「日月神示」の研究者であり実践者である中矢伸一氏は、「「ロシア」から攻め込んでくることを表しているものと思われるが、ここで言う「ロシア」とは、あくまで霊的観点から見た場合、すなわち「ヤマタノオロチ」の支配する地域から攻め込んで来るという意味で、それは必ずしも「ロシア軍」を示すものとは限らない。朝鮮半島からの侵攻の可能性もあるだろう。」と言っております。
 今日の日本の近隣情勢からすると、まず、ロシアはありえないと思います。ありえるとしたら、朝鮮半島の「北朝鮮」怪しい、そして、中国の「北京」も怪しい、と言う線が濃厚になってきます。こうなってくると、移民、避難民に化けた工作員や戦闘員がこれらに紛れ込んできて、我が国としては、これらを水際で阻止することは物理的に不可能となるでしょう。そうなった場合は、日本国内は一気に混乱状態に陥ることになります。しかし、中矢氏は「北から攻めてくる」とは、「世界が一つになって日本に攻めてくる大戦の、口火を切るのが「北」である。」と言うことなので、今の日本を考えますと、日本は世界が一つになって攻め込んでくる構図からは程遠いと言えるでしょう。

 皆さん、どうお考えでしょうか?