SACHILOG

美しい風景を中心に、陶芸、旅、美味しいものなどの記録です。

ハナイロ族になるの巻 二日目 ハナイロ染め

2020-09-26 17:19:22 | つくる
今年のハナイロ染めの会場は、鞍馬山の近くの静原という地域でした。

京都の町中から車で30分くらいの距離に、こんなに自然が豊かで静かな地域があることを今回初めて知りました。

こちらで、ハナイロ染めのみに参加される京都にお住いのみなさんと合流し(昨年ご一緒させて頂いた方々ともまたお会いできて嬉しかったです♪)、小さな河原まで歩いて行って、ハナイロ染めを行いました。


ここでも、スペースの関係で二班に分かれました。

大物を染める合宿組は、後の組。

よって、腹ペコだったわたしは、早速美味しいパンで腹ごしらえ♪




一度食べだしたら止まらず、翌日のおやつにしようと思っていたパンまで、合計四個を一気に食べてしまいました...

食べ終わったら、みなさんの作っているところを見て回り、みんなの作業が終わったら、自分の布にお花を乗せていきました。

その場で摘んだ花や、






つきひほしさんが持参してくださったドライのお花を使って、


布の上に絵を描くようにお花を置いていきます。




わたしは、スカーフ






エプロンワンピース


そして、パンツは、裾だけにハナイロ染めをすることにしました。



紐で縛って蒸してから、








川のお水で洗うと、




こんなにきれいな色に染まるのですよ~♡








こちらは、わたしの作品。








今年は、青やピンクの色がとても鮮やかに出ている作品が多くて、それを見てから色を乗せたパンツの方は、青やピンクの色を中心にしました。
あまりなにも考えずに花を乗せていったエプロンの方は、オレンジ系の仕上がりになりました。
そのお花の調子や、そのほかの条件によって、染め上がる色が予測できないというところがまた面白いところです。

お花の命を頂いて染め上げるハナイロ染め。
お花のウキウキした気持ちが私たちに乗り移ったかのごとく、みんながウキウキになり、何をしていても「かわいい~♡」の声が、そこかしこから上がるという、今年も楽しく幸せな気持ちでいっぱいになるワークショップでした。


ハナイロ染めワークショップの後は、参加者のお一人、藍染めの服飾作家さんでいらっしゃるSさんが、開放的で、窓から自然の心地よい風景を眺めることのできるSさんの素敵なギャラリーで行われた、中世音楽の演奏家Sallyさんの演奏会に私たちも参加させてくださいました。




刻々と変わりゆく空の色の中で、Sさんが作られた藍のシルクの衣装を纏ったSallyさんが、バグパイプや笛、ハープのような楽器、太鼓などを使って奏でられる、魂に届くような音楽を聴いていると、夢の中にいるような気持ちになりました...

ハナイロ染めだけでも幸せなのに、素敵な演奏会にまで参加させて頂くというこの上ない幸せに預かり、この日も奇跡のような素晴らしい一日だったのでした...感謝♡


この日の夕食は、チキンの塩焼きと、ベトナム風のトマトと厚揚げの炒め物、そして、里芋のお味噌汁でした。









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