科学記事をこんなに丁寧に読んだのは初めてではなかろうか。今日9月13日「毎日」の朝刊、一面、三面、社会面のiPS細胞関連の記事全部を一字ずつゆっくりと読んだ。記事はわかりやすく書かれ、よく理解できた。移植手術の対象になった眼の難病「加齢黄斑変性」の症状が全く私が先日注射治療を受けたのと同じだからである。「加齢」が頭についているので年をとるとなりやすいらしいので、推定患者7万人とか言っているがもっと多いのではないかと思う。このニュースを喜んでいる人は非常に多いと思う。今回手術を受けた七〇歳の女性は一夜明けて「明るくなった」と改善を喜んでいるとの担当医師の発表があったが、「治るんだ」という希望が見えただけでも多くのひとに勇気を与えている。この治療が早く保険適用になってほしい。
京都を離れていて、先月下旬帰ってきた。久しぶりに近くのスーパーに行ってみると一階の広場に面して比較的にぎわっていたマグドナルドの店がない。カーテンがかっていて、小さな張り紙があり、近寄って読んでみると「13年間ご愛顧ありがとうございました。8月31日をもちまして閉店いたしました」とあった。
隣りのミスドは頑張って開いている。出来たころ孫にセットを買ってやり、爺さんの株が上がったものだ。最近では100円のコーヒーをよく楽しんだ。親しみを感じていたのだ。中国の鶏肉騒動が原因したのか。いやいや消費税が増えたのでスーパー自体の客が減っているのか。このところGDPが下がっているなど、不景気風を感じさせる数字が新聞に出だした。マグド一店が撤退したぐらいで深刻がるな、と言われるかもしれないが、長年の勘というやつだ。いやな予感がする。