お二人がお稽古2回分の花材で「実もの」をいけました
自由花の他の二人の花材にもそれぞれフウセントウワタやトウガラシの実付き枝が入っていて、秋らしい実ものづくしのお稽古となりました
1.今日の作品
1)テキスト5





いけた人&コメント: 星葉さん
テーマ: 5-12 直か留め
花材: アロニア、ツルウメモドキ、トウガラシ、ロウヤガキ
花器: 壺、鉄三角花留め
2)自由花
①















いけた人: 鏡星さん
テーマ: 実もの
花材: アロニア、ツルウメモドキ、ロウヤガキ
柿: 陶器
②


いけた人&コメント: 由庭さん
花材: キク、ニューサイラン、フウセントウワタ
花器: 陶器
③-1









③-2

お願いします



(
ハランを1枚取って、花器のラインをお見せすると・・・)






あなたのは、ここのところちょっと色気を出しているけど
こういうこと・・・どう?


(また、グラジオラス(花)を使わない作品になってしまいましたが、3-11花器の形を考えるになりました)
いけた人: 綾星
花材: グラジオラス、トウガラシ、ハラン
花器: 陶器
家に帰っていけた様子です
トウガラシが日ごとに色づき
、グラジオラスの蕾も咲きました


グラジオラスをいれた器は100円均一のモップスタンドです
オレンジ色はハロウィン色

明日はハロウィン、今年は自粛、それぞれの家で楽しみましょう
3.今日の花材
ロウヤガキ(老鴉柿・老爺柿)、別名ツクバネガキ
中国原産・雌雄異株
鴉(カラス)の名は黒く熟すから
ツクバネの名は羽根つきの羽根に似ているから
細い枝の先までつくたくさんのつややかな実を生かす
水揚げ: 水切り(葉)
出回り: 9~11月
参考: ① 庭木図鑑 植木ペディア ② 監修:勅使河原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版:p.644
トウガラシ
実の色彩と色を生かす
マッスにするとボリュームがでて、他の花材と組み合わせてもアクセントになる
いけおえた手は必ず洗う
水揚げ: 不要
出回り: 8~9月(葉を取り除いた物が出回る)
参考: 現代いけばな花材事典p.434
3)キク
菊は日本の切花生産量第1位
そろそろ植物園や公園で、菊花展が催される頃
ですが・・・
由庭さんのいけた素敵なキクは、
'アナスタシア‘という名の糸菊で
オランダの育種会社で作出された
スパイダー咲きの洋花の菊として人気の品種
アナスタシアは復活という意味で
香りのある菊
アナスタシアシリーズには白・ピンク・黄色・サニー・グリーン・ダークグリーン・ダークライム・・・と色違いが出ているようです
水揚げ: 水切り
出回り: 周年
参考: 大田花き2016年 大田花き「香りの提案」 現代いけばな花材事典p.174
3.今後の予定


11月は 6(金)、14(土)、20(金)
12月は 4(金)、12(土)、お正月花26日(土)←変更になりました
12月は 4(金)、12(土)、お正月花26日(土)←変更になりました
文責~綾星