おいしそうなお店が分からない時に、ふらりと漁協の直営店で食べることがあります。地元の人も来ると思いますが、価格を見ると味に慣れていない観光客向けですから、おいしいところは当たりだし、そうでないこともある気がします。
あんこうで作った「どぶ汁」をどうしても食べたいと思い、大津港・五浦に向かってバイクを走らせたものの、寒くて、どこの店に行けばいいのか調べる気も失せて、まあいいや!と突撃したのが、このお店でした。国道6号線からすぐのところにあります。
漁協が経営していますが、130人くらいのお客さんの入る非常に大きな店です。
どぶ汁というのは、アンコウの肝をうまく煮立てて、出汁にします。水はいっさい使いません。アンコウの肝の煮立て方はかなり手間が掛かる様です。黄色っぽい色の出汁は、強い甘みがあり、体が温まります。アンコウの身も非常に弾力があって歯ごたえが良くておいしいです。
私が食べたのは、一人で来たこともあり、どぶ汁鍋(2人前)ではなく、単品のどぶ汁椀でしたが、強烈な印象がありました。
アンコウ鍋はどぶ汁をベースに作られた様ですが、だしベースにします。肝を炊くプロセスに手間が掛かるため省いたものではないかと思います。これもおいしいですが、私はどぶ汁の方がおいしいな、と思います。
あるブログでは、おばちゃんたちの接客が適当ではないか、と言った指摘もありますが、地方(といったら失礼かも知れませんが)では、まあこんな感じではないかと。多少の手荒感も楽しむべきというか・・・。
なべとしてのどぶ汁は食べていませんが、ここのどぶ汁腕と海鮮系はおいしいと思います。
大津漁協直営市場食堂
茨城県北茨城市関南町仁井田789-3
0293-30-2345
<このブログの管理人>
40代中年男性。
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人生100年時代をどう生き抜くか、人生の羅針盤を探して、「心の放浪中」。