Liszt - Transcendental Etudes Nos. 1, 2 & 3 (Lazar Berman, pt. 1/7)
ラザール・ベルマン(Lazar Berman)という旧ソ連出身のピアニストがいます。
この方の弾くフランツ・リスト(Frantz Liszt)の超絶技巧練習曲集(Transcendental Etude)は本当に凄まじい。
超絶技巧練習曲集は、非常に細かいキーの操作が要求される「ザ・ロマン派」という感じの曲です。リストらしいというか。
自分は高校生の時に、同じ学年の人が弾いているのを聞いてびっくりしたのですが、何人かの演奏を聞いていたところ、同氏のものを聴いてさらに驚きました。
ラザールベルマンの弾き方の、高音部の丁寧さ、低音部のダイナミックさには圧巻です。
しかも、ペダリングは基本に沿った形でやられる。
フランツ・リストのふるさとであるハンガリーからも高く評価されているそうです。
アメリカのデビューの時にも衝撃が走ったのだとか。
また、母国では評価されていたのに、自由がなかったそうです。
是非、リスト好きの人には聞いてもらいたい一曲です。
超絶技巧練習曲集は12からできてますが、自分は1のpreludeと2のmolt vivaceあたりがとても好きです。
4のマゼッパはそれだけでも取り上げられる曲でもあります。
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40代中年男性。
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