そしていよいよ軍艦島へ。
元々乗り物酔いしやすい私なので、前日から毎食後トラベルミンを飲んで備え・・・(笑)
長崎港に停泊している高速船前で集合してそのまま乗り込むかんじです。
利用したのは軍艦島上陸クルーズさん。
港を出て、湾になっているエリアを出ると物凄い波!
波を切って進んでいく船には高い波が打ち付けます。
「安全には支障ありません」みたいなアナウンスが流れてましたけど、軽くアトラクションみたいなかんじで笑
途中伊王島に寄り、そこから乗るお客さんも。
伊王島も元炭鉱の島とのこと。
そこからまた激しい波に打ち付けられながら高島へ。
高島では一旦下車し高島石炭資料館を見学。
高島港で降りた瞬間、海にリバースしてる人もちらほら・・・笑
トラベルミン飲んでおいてよかった・・・。
資料館では高島に炭鉱があったころの暮らしがわかる展示がたくさん。
坑道の模型を見ると言葉が出ませんでした。
こんな深くまで掘ってまで石炭が必要だったのだなと。。
資料館の外には軍艦島の模型があり、ガイドさんがこれをもとに説明してくださいました。
予習みたいになってよかった。

そしていよいよ・・・!と胸を高鳴らせて軍艦島へ!!
軍艦島が見えてきたー!!(*'▽')

波は相変わらず高く、窓はご覧の通りびっしょびしょ笑
軍艦島がいい具合で撮影できる距離で一旦船がとまり、撮影タイムです。
波が高いので正直立ってるのが精いっぱいな中での撮影です。

別のクルーズ船が軍艦島を離れていきましたね。
きっと各社で時間をずらしているんだと思われます。
とりあえずアップでもちょいちょい撮りました!
中央の大きな建物が小中学校、右奥にあるのが病院。

神社や住宅が見え、遠くから見ると、まだ人が住んでいるんじゃないかとさえ思います。
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向かって左側。中央奥には日本最長老の鉄筋アパート、30号棟。
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そしていよいよ上陸なんですが、通常の港と違って、そのまま桟橋に船をつけるかんじなので、波で船が上下する中での上陸となります。
一人ひとり左右にスタッフのおじさんがついてくれ、「せーの!」の掛け声に合わせて上陸です笑
上陸後は第1見学広場まで撮影不可
やっと第2見学広場で念願の撮影

正面に小中学校です。
7階部分は大きく崩れてます。今後が心配です。
崩れたレンガの向こうに30号棟が見えます!
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第2見学広場へ移動。
レンガ造りの組合事務所、左は第二立坑櫓。
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組合事務所、今日は波が高いので明日には赤いレンガが真っ白になっているでしょう、というお話。
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海の一部なんですね、この島が。
かつてここで働いていた元炭鉱マンも上陸ツアーに参加されることがあるそうですが、「一番変わってないところは?」と聞くと、第二立坑櫓の階段だと口を揃えるとのこと。
何百メートルも地下での労働は死と隣り合わせ、そこから全身真っ黒で帰ってきた炭鉱マンが歩いた階段には、今も黒い色が残っている。
その階段だけは、閉山前と変わらない。
印象的なお話でした。
なんといってもガイドさんの話し方がとても上手でした。
白い灯台は、閉山後につくられたもの。
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閉山前は24時間体制で炭鉱が稼働していて灯りが絶えなかったため、灯台が不要だったそうです、すごいですね。
灯台の横は貯水槽。
住居エリアが見える第3見学広場へ移動します。
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30号棟は最長老とあって、コンクリの色が他とは違う気がしますね。

日が入らない部屋もあったのかな?
31号棟
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この建物の中をボタを運ぶベルトコンベアが通ってたと。。
真上の部屋に住んでる人はうるさかったんじゃないかなぁ?
最初「ボタ?」と思ったんですが、北海道では「ズリ」って言います。とのガイドさんの説明でピンときました。
全部屋オーシャンビューだけど、波がうちつけていて、この住居自体が防波堤だったとか。
それだけ、炭鉱>住居だったということ。
これは地図に仕上げ工場?と書かれてる建物なんだろうか?

手前の大きな穴から30号棟をのぞいてみました。
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これもそのあたりの工場の類なんだと思います。

朽ちつつも残るんですね、コンクリは。
手前の空き地にも工場や会議室などあったはずなんですが。
壊れてしまったのか、炭鉱関係の建物は閉山後取り壊したものもあるようなので、どちらかはわかりません。

中央の山を境にして分けられるヤマと住居。
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当時の端島での労働は極めて過酷なもので、「家庭」とか、何かを背負わないと働けない場所だったといいます。

ただ高い給料が欲しくて、という独身の若者には続かなかったと。
こんなに狭い緑もない島に家族総出で引っ越すなんて、今では考えられないだろうなーと思いました。
今もこのヤマが稼働していて、高収入が得られる場所だったとしても、教育上、とか、子育て環境がよくない!とかで、お父さんだけ出稼ぎで一人暮らしなんだろうなぁーと。
炭鉱マンの無事を祈りながら家を守る妻と、ここを故郷とし幼少期を過ごす子供たち、ここでのコミュニティは他の環境では成し得ないですね。

第二立坑の階段の黒さが分かりますでしょうか。
あれが、炭鉱マンがここで「命を懸けて家族のために働いていた」証なんでしょう。

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その黒い色だけは消えることはない、と考えると「ただの廃墟」ではなくなってきます。
ここで暮らした人たちにとってここは「軍艦島」でなく「端島」、というガイドさんの言葉を聞いてから、「軍艦島」とはなるべく呼ばないようになりました。
ここは、元島民の方達の故郷ですからね。。
いよいよ「端島」ともお別れの時間が近づいてきました。

またここに来る機会があっても、絶対に同じ風景はありません。
少しずつ自然に壊されているから。
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小中学校も、基礎が危ないなんて情報もあります。。

この建物の向こう側に桟橋があります。
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ベルトコンベア跡と小中学校。
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3代目ドルフィン桟橋、閉山前からの現役!
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最後の一枚。

サヨナラ ハシマ
長崎港までの帰り道、きれいな夕焼けが見えました。

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長崎・・・奥が深い!
長崎港に戻るとやはりリバースしてる人が数人・・・
これから行く方はしっかり乗り物酔い対策を!
元々乗り物酔いしやすい私なので、前日から毎食後トラベルミンを飲んで備え・・・(笑)
長崎港に停泊している高速船前で集合してそのまま乗り込むかんじです。
利用したのは軍艦島上陸クルーズさん。
港を出て、湾になっているエリアを出ると物凄い波!
波を切って進んでいく船には高い波が打ち付けます。
「安全には支障ありません」みたいなアナウンスが流れてましたけど、軽くアトラクションみたいなかんじで笑
途中伊王島に寄り、そこから乗るお客さんも。
伊王島も元炭鉱の島とのこと。
そこからまた激しい波に打ち付けられながら高島へ。
高島では一旦下車し高島石炭資料館を見学。
高島港で降りた瞬間、海にリバースしてる人もちらほら・・・笑
トラベルミン飲んでおいてよかった・・・。
資料館では高島に炭鉱があったころの暮らしがわかる展示がたくさん。
坑道の模型を見ると言葉が出ませんでした。
こんな深くまで掘ってまで石炭が必要だったのだなと。。
資料館の外には軍艦島の模型があり、ガイドさんがこれをもとに説明してくださいました。
予習みたいになってよかった。
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そしていよいよ・・・!と胸を高鳴らせて軍艦島へ!!
軍艦島が見えてきたー!!(*'▽')
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波は相変わらず高く、窓はご覧の通りびっしょびしょ笑
軍艦島がいい具合で撮影できる距離で一旦船がとまり、撮影タイムです。
波が高いので正直立ってるのが精いっぱいな中での撮影です。

別のクルーズ船が軍艦島を離れていきましたね。
きっと各社で時間をずらしているんだと思われます。
とりあえずアップでもちょいちょい撮りました!
中央の大きな建物が小中学校、右奥にあるのが病院。
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神社や住宅が見え、遠くから見ると、まだ人が住んでいるんじゃないかとさえ思います。
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向かって左側。中央奥には日本最長老の鉄筋アパート、30号棟。
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そしていよいよ上陸なんですが、通常の港と違って、そのまま桟橋に船をつけるかんじなので、波で船が上下する中での上陸となります。
一人ひとり左右にスタッフのおじさんがついてくれ、「せーの!」の掛け声に合わせて上陸です笑
上陸後は第1見学広場まで撮影不可
やっと第2見学広場で念願の撮影
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正面に小中学校です。
7階部分は大きく崩れてます。今後が心配です。
崩れたレンガの向こうに30号棟が見えます!
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第2見学広場へ移動。
レンガ造りの組合事務所、左は第二立坑櫓。
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組合事務所、今日は波が高いので明日には赤いレンガが真っ白になっているでしょう、というお話。
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海の一部なんですね、この島が。
かつてここで働いていた元炭鉱マンも上陸ツアーに参加されることがあるそうですが、「一番変わってないところは?」と聞くと、第二立坑櫓の階段だと口を揃えるとのこと。
何百メートルも地下での労働は死と隣り合わせ、そこから全身真っ黒で帰ってきた炭鉱マンが歩いた階段には、今も黒い色が残っている。
その階段だけは、閉山前と変わらない。
印象的なお話でした。
なんといってもガイドさんの話し方がとても上手でした。
白い灯台は、閉山後につくられたもの。
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閉山前は24時間体制で炭鉱が稼働していて灯りが絶えなかったため、灯台が不要だったそうです、すごいですね。
灯台の横は貯水槽。
住居エリアが見える第3見学広場へ移動します。
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30号棟は最長老とあって、コンクリの色が他とは違う気がしますね。
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日が入らない部屋もあったのかな?
31号棟
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この建物の中をボタを運ぶベルトコンベアが通ってたと。。
真上の部屋に住んでる人はうるさかったんじゃないかなぁ?
最初「ボタ?」と思ったんですが、北海道では「ズリ」って言います。とのガイドさんの説明でピンときました。
全部屋オーシャンビューだけど、波がうちつけていて、この住居自体が防波堤だったとか。
それだけ、炭鉱>住居だったということ。
これは地図に仕上げ工場?と書かれてる建物なんだろうか?
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手前の大きな穴から30号棟をのぞいてみました。
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これもそのあたりの工場の類なんだと思います。
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朽ちつつも残るんですね、コンクリは。
手前の空き地にも工場や会議室などあったはずなんですが。
壊れてしまったのか、炭鉱関係の建物は閉山後取り壊したものもあるようなので、どちらかはわかりません。
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中央の山を境にして分けられるヤマと住居。
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当時の端島での労働は極めて過酷なもので、「家庭」とか、何かを背負わないと働けない場所だったといいます。
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ただ高い給料が欲しくて、という独身の若者には続かなかったと。
こんなに狭い緑もない島に家族総出で引っ越すなんて、今では考えられないだろうなーと思いました。
今もこのヤマが稼働していて、高収入が得られる場所だったとしても、教育上、とか、子育て環境がよくない!とかで、お父さんだけ出稼ぎで一人暮らしなんだろうなぁーと。
炭鉱マンの無事を祈りながら家を守る妻と、ここを故郷とし幼少期を過ごす子供たち、ここでのコミュニティは他の環境では成し得ないですね。
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第二立坑の階段の黒さが分かりますでしょうか。
あれが、炭鉱マンがここで「命を懸けて家族のために働いていた」証なんでしょう。
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その黒い色だけは消えることはない、と考えると「ただの廃墟」ではなくなってきます。
ここで暮らした人たちにとってここは「軍艦島」でなく「端島」、というガイドさんの言葉を聞いてから、「軍艦島」とはなるべく呼ばないようになりました。
ここは、元島民の方達の故郷ですからね。。
いよいよ「端島」ともお別れの時間が近づいてきました。
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またここに来る機会があっても、絶対に同じ風景はありません。
少しずつ自然に壊されているから。
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小中学校も、基礎が危ないなんて情報もあります。。
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この建物の向こう側に桟橋があります。
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ベルトコンベア跡と小中学校。
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3代目ドルフィン桟橋、閉山前からの現役!
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最後の一枚。
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サヨナラ ハシマ
長崎港までの帰り道、きれいな夕焼けが見えました。
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長崎・・・奥が深い!
長崎港に戻るとやはりリバースしてる人が数人・・・
これから行く方はしっかり乗り物酔い対策を!
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