私の夫は感情の起伏が激しいほうです。普段は上機嫌で穏やかな社交家ですが、時々、鬼瓦のような顔つきになり声を荒げることがあります。不機嫌になると車の運転も荒っぽくなるので、こちらもヒヤヒヤ。子供たちも寄り付きません。夫が感情的になることが多くなった時は体調も崩しがちです。
就職活動をする際には、自己分析をする人も多いでしょう。ですが、そういうことがない限り自己分析をするひとは、あまりいないのではないでしょうか。順風満帆な時を過ごしている時は長所をいかせている時。逆に問題が起きたり、つまづいてしまっている時は短所が際立っている時です。
人間関係で悩み心を痛めている人は案外多いようです。人が10人いれば、そのうち気のあう人は2人で、合うともいえない合わないともいえない人は6人、残りの2人は合わない人です。そう考えたら楽になりませんか?社交的で人と関わるのが好きな人もいるけど、ひとり静かに過ごすほうが好きな人もいます。無理しないようにしましょうよ。
「隣りの芝生は青い」とは?他者のものは自分のものよりも良く見えるという心理状態を表現したものですね。ですが、自分から見えるほんの一部分だけで判断してしまっているのではないでしょうか。全てに恵まれている人はいないし、全てに恵まれていない人もいない。自分の恵まれているところに目を向けてみましょうよ。小さな幸せを見つけたり、自分に出来る思いやりを言葉や行動にうつすように心掛けると「隣りの芝生も青いけど、うちの芝生だって相当青いよ」って笑い飛ばせるようになります。