先日、ドラッグストアに買い物に行ったところレジ精算をしてもらっていた中年男性が、レジ担当者の中年女性に「さっき袋2枚って言ったやろうが。何度も言わせるな」と大声をあげて怒鳴りつけていました。レジ担当者は「申し訳ございません」と丁寧に対応していましたが、その後、男性は「笑いもせんが(笑わないのか)」と言い放ちました。冗談のつもりで暴言を吐いたようですが、女性も周りの買い物客もひいていました。雇われている立場では強く言い返すと職を失うかもしれない可能性を考えて謝るしか出来なかった女性が気の毒でした。「お客様は神様です」という言葉を勘違いして横柄な態度をとる人は少なからず存在します。お金を投げて渡してくる人もいます。サービス業だと、その傾向が強いのかなとも思いましたが、学校ではモンスターペアレントがいますし、福祉の世界でも職員を下にみて横柄な態度をとる高齢者もいます。全ての人は対等です。お金は品物の代金を含めたサービスへの対価であって、横柄な態度をとっていいわけではありません。感じの悪い人は、人生損をします。
毎年、多くの学生たちを悩ませる就職活動。コロナ渦で学生時代にチカラを入れてきたことのエピソードで悩んだり、企業訪問が出来なかったり、昔とは違う苦労がありますね。就職活動を行ううえで避けられない自己分析。これも苦手としている人が多いのではないでしょうか。自分のことは、自分が一番よくわからないものですが、自分の性格を理解するというのは非常に大切なことです。内定を得るためだけでなく、入社後のミスマッチを防ぐためにも間違えないことが望ましいです。先日、ダイソーに立ち寄ったところ「自動精算機?」が数台設置してあって驚きました。こんな田舎にもAIの波が押し寄せてきてるんだと。これから先、好景気もあれば不景気の時代もあるでしょう。AIにとってかわられ無くなってしまう職種もあることが予想されています。自分の人生を安定させるためにも、しっかりとした自己分析をして就職活動に臨むことを、おすすめします。
小学生の時から学年が変わるたびに教壇にたち「自己紹介」をします。「名前」「生年月日」「好きなもの」「ニックネーム」おそらく、このあたりの事を伝えて終わりです。友達作りが苦手な人は自己紹介も上手とはいいがたい傾向があります。自分に興味をもってもらうための「自己紹介」ですから「特技」「自分がしてあげられる。喜ばせてあげられそうなこと」も伝えましょう。「面白そうな人だな」「話しかけてみたいな」と思わせられたら成功です。人は最初の印象に左右される生き物で、それを覆すのは簡単ではありません。そして話の内容よりも見た目や声の質や音量などが重視されるので気を配りましょう。
経営者の最大の悩みは「人材育成」だと言われています。人材は財産です。人材育成には、多額の費用と時間がかかります。組織内で配置する際には人には色々なタイプがありますから、リーダーシップを発揮して組織を引っ張るリーダータイプ、ナンバー2で才能発揮の補佐役タイプ、ムードメーカータイプなど、そのタイプを見極めたうえで育成することを、おすすめします。私が昔、勤めていた小さなクリニックでは経営者が「とりあえず雇ってみて気に入らなかったら辞めてもらう」という考えの人でした。ですから3か月ごとぐらいでスタッフが入れ替わるんです。そして「あの人が、あなたの悪口を言ってた」などスタッフに言ったり、スタッフ全員の前で罵倒したりとひどいものでした。このクリニックは数年後に廃業しています。学歴が高いから成功するわけではありません。人心掌握に長けていて、本質を見極め上手に配置できる経営者なら成功できるのかもしれませんね。
家事・育児のほとんど、もしくは全てを妻が担っている家庭。家事の大部分を主婦(夫)がになっている家庭。結構な数になるのではないでしょうか。主婦(夫)が家事を頑張りすぎると家族は協力的にはなりません。「やってくれるのが当たり前」と思い込みます。一般的な家事も重労働です。これに育児が加わったり、人によっては介護も行っていることもあります。私もダブルケアを経験しましたが、本当にキツイ。疲れてくるとストレスがたまってイライラしてきますし正常な判断が出来なくなってきます。ひとりに負担がかかっている状態は好ましくありません。妻、主婦(夫)は、ちょっとポンコツぐらいでいい。甘え上手、おだて上手になって家族で協力しあえる環境を作りましょう。