フィンランドの解説で羽生選手の「ノートルダム・ド・パリ」を見たのが最初でした。音楽が非常に壮大で美しかったのと羽生選手のスケーティングと演技が繊細で優雅だったという印象があります。
それから連日連夜リピートが止まりませんでした。羽生選手のエモーショナルな演技が今でも脳裏によみがえります。とても感動した思いが残っています。
下のミュージカルダムパリの動画は羽生選手の演技がきっかけで観ましたが、その頃はまだ字幕がありませんでした。歌がどれもが素晴らしくて、ただぼんやりと見ていました。
[Season 2012/2013 🃏] Yuzuru Hanyu after Victory Ceremony at Finlandia Trophy Espoo 2012
— Margarita (@zhem_chug) August 11, 2022
October 06, 2012
Espoo, Finland, Metro Areena
.#YuzuruHanyu pic.twitter.com/62tss3W9EJ
上。〘シーズン2011/2012〙2012世界選手権での練習セッション中の羽生選手。2012/3/29フランス、ニース、パレ・デ・ゼクスポジション(練習リンク)
下。〘シーズン2012/2013〙フィンランディアトロフィー、エスポ―2012での表彰式後の羽生選手。2012/12/6エスポー、フィンランド、メトロアリーナ
愛弓さん、とても有り難く感謝してお借りしました
ノートルダム・ド・パリ(FULL.ver) 日本語字幕付
ノートルダム・ド・パリ(FULL.ver) 日本語字幕付https://t.co/3WVjiZBZ8q @YouTubeより pic.twitter.com/nJdFaOICZr
— 愛弓 (@origin1207) June 26, 2022
27歳の羽生カジモドはめちゃめちゃかっこいいですね
『ノートルダム・ド・パリ』の動画が全て削除されていました なので画像と差し替えました。貼ると消されるので貼りません
悲しいカジモド、彼がエスメラルダをどれほど焦がれて愛していたか・・・
新妻聖子さんが冒頭に歌っていたのがこの部分ですよね。そして羽生選手が舞台に艶めかしく登場します。
なんだか夢を見ているようでしたね。
…踊ってエスメラルダ、歌ってエスメラルダ…
エスメラルダを失った羽生カジモドは膝から崩れ落ち嘆き悲しみ、そして
「Dance just one more time for me」(私のためにもう一度だけ踊って)と
羽生選手の口元が 「for me」とかすかに動いてエスメラルダを恋う姿が美しい。そして
「You know I’ll die for love of you」(君への愛のためなら私は死ねる)と
大きく十字を切り覚悟を決めたように両手を握りしめ腕を広げて舞台から氷上へ…エスメラルダへの愛のために死も恐れないという羽生カジモド。
さすが羽生というか、十字架に張り付けた羽生カジモドの姿、この表現には恐れ入りました…。感動しきりです。スタンディングオベーション、拍手喝采です。
2分足らずの演技でここまで完璧に表現し演じ切るのは羽生選手にしかできないのではないかと思います。
終盤の振り付けには変更はなく、それまでのあらすじは舞台の上でNAOTOさんの咽びすすり泣くようなヴィオロンの哀しく美しい音色がその愛の行方を予感させる。カジモドのエスメラルダへの想いを新妻聖子さんの歌で演出されている。
羽生:「実際にステージ上から(リンクに)あがるということは、正直僕は本当に封じてたっていうか、、、
そういう意味も込めて非常に新しい表現ができたと思っていますし、頑張ってきて良かったなって」
…踊ってエスメラルダ、唄ってエスメラルダ…
エスメラルダへの思いの丈を込めた演技はただただ美しく圧巻でした。
羽生選手のこの世のものとは思えない美し過ぎるこれ以上ない感動の滑りが究極の愛を奏でましたね。…でもこれ以上ないと思ってもまた次があるんだよなぁ…。
「レゾン」の衣装なのにダムパリのために誂えたような麗しさは何なのでしょうね、紫が一際映えてました。
演技の終りに腕を思い切り天に伸ばして何かを指先が掴んだのでは…? 駄カメラめ笑 大事なところを映していない(笑)
最期に恋い焦がれたエスメラルダの手を取ったのではないかと、そこまでこの演技からは観て取れます。
ここまで演じたら放心状態にもなりますって。レゾンからの続きで疲れていたのではなく完全に演じ切ったのだと思います。
フラフラになるくらいに。
私たちの心の中に否応なく入り込んできて息もつかせなかったというのが凄い。羽生カジモド恐るべし。
おまけ
こ、これはかなりヤバいっす魅力的過ぎて