「AERA」より、オーサーが羽生選手の4ルッツに反対していたことが判明した。
4回転ルッツに挑む羽生結弦 反対するコーチを説得した言葉
羽生結弦(はにゅうゆづる、22)がついに、4回転ルッツを成功させた。コーチの反対を押し切って練習してきた大技だ。このジャンプは羽生の武器になるのか。「諸刃の剣」か。
羽生が試合で始めて4回転ルッツを成功させたのは、グランプリシリーズ初戦ロシア杯のフリースケーティング。成功者がいるジャンプでは最も得点が高い大技だ。
挑戦を決意した背景には、9月のオータム・クラシックでのジレンマがあった。
右膝の痛みで、羽生にとって最高難度の4回転ループを回避。挑戦心を欠いてフリーでミスを連発し2位に終わった。演技後、
「やっぱり挑戦しないと僕らしい演技はできない」
と宣言。だが、ロシア杯に向けて4回転ルッツを練習しようとすると、コーチのブライアン・オーサーは反対した。
「4回転ルッツは危険な技だ。結弦なら、ルッツがなくても世界最高点を出せる」
そう言うオーサーに、羽生は自分の戦い方を説明した。
「いまの世界最高得点はトウループとサルコウのみで勝ち取っていますし、その戦略なら実際にノーミスできる手応えもあります。でも、手堅い戦略を取ると、自分がスケートをしている意味がなくなってしまう気がして。芸術に特化したら、それは試合じゃないと思うんです」
オーサーはこの説得を受け入れ、羽生は4回転ルッツの練習を始めた。迎えたロシア杯フリー。公式練習での成功率は1割程度で前日のショートプログラムは2位だった。それでも羽生は、挑戦することで気持ちを高揚させた。
「周りも自分も4回転ルッツを決めることを期待しています。しっかりと、勝ちに向かって貪欲に挑みたいです」
そしてフリー冒頭。4回転ルッツを見事に成功させて、「本番強さ」を示した。
「やっとこの構成に挑めました。これを一つのステップとして完成度を上げていきます」
とは試合後の弁だ。
もちろん、功罪両面を理解している。メンタル面では「功」の側面が大きい。羽生自身がこう話している。
「今回、いろいろなことに挑みながら、すごく緊張して、足がクタクタになるまで滑る幸せをすごく感じました。僕は、自分で自分にプレッシャーをかけて、それがうまく解き放たれた時に強くなれるんです」
4回転ルッツを入れることで、プログラム全体のジャンプ構成もレベルアップする。「同じジャンプは2種類まで」というルールのもとでは、「単独の3回転ジャンプは一つになるし、得意のトリプルアクセルを2本跳べる。得点としては大きい。これだけミスを重ねてもフリー単独では1位をとれたのは、ルッツの基礎点があったからです」(羽生)
ただ、リスクも大きい。4回転ルッツの基礎点は13.6だが、180度以上の回転不足で転倒すると2.9。3回転ルッツをきれいに決めれば最大8.1を獲得できるのだから、成功率が低いなら「回避」が得策だ。
フォームの違う4回転を組み合わせる難しさもある。
「4回転ルッツとループは、集中の案配をうまく調整しないといけないと思いました。跳び方が全然違いますし、あちこち(フォームに)手をつけていると訳が分からない状態になる。まだ甘ちゃんです」(羽生)
「守ることも、捨てることもできる」大技なのだ。オーサーは、
「ルッツがあることでパターンが増えた。結弦の闘争心と、私の経験上のセオリーを考えて、戦略を練る」
といたって冷静。いずれにせよ、羽生が「新たな武器」を手に入れたことは間違いない。(ライター・野口美恵)
※AERA 2017年11月6日号
オーサーは羽生選手のやることにいちいち批判めいたことや反対しているのはなぜ?
『ロシア杯に向けて4回転ルッツを練習しようとすると、コーチのブライアン・オーサーは反対した。』
という。
⦅オータムクラシック後に腹を割って話し合ったというのはこのことか?⦆
ループの時も反対、ルッツも反対・・・オーサーは羽生選手のすることには反対なのか?
それともハビエルができないから差をつけられたくなくて反対するのか?
オーサーは羽生選手はハビエルとは違うということを理解すべきだ。口癖のユヅの後に「ハビも」はいい加減にやめたほうがいい(笑)
オータムSP「バラ1」で世界最高得点を更新したのはループではなくサルコーだった。それを見たオーサーは、おそらく構成を下げても十分に勝てるではないかと、(構成を)上げる必要はないと必死に説得を試みたのであろう。
羽生選手が考えていたのは
以前の戦略なら実際にノーミスできる手応えもある。今回コーチの言う手堅い戦略を取ると、自分がスケートをしている意味がなくなってしまう。芸術に特化したら、それは試合じゃない、そのように考えている。
ご存知のように羽生選手は小学生のころから恩師の都築先生と将来4Aや5回転を飛跳ぶことを話していたという。ずっと先のことを視野に入れながら日々努力を重ねているのだ。羽生選手自身も既に子供の頃から「4回転アクセルや5回転を跳びたいです」とTVで語っていた。
羽生選手はこの難しい振り付けをいとも簡単にやってのけるから見ている者に難しさが伝わりにくい。難しいことをやっていると思わせないのも技術の高さの証なのかもしれない。むずかしそう…と思うと見ている方は苦しくなるが、むずかしく思わせないことで逆に優美さが際立つのだ。
羽生選手は難しいステップの後にジャンプを組み入れるなど音楽に寸分たがわぬ振り付けを詰め込んでいる。ジャンプを最大の表現としてプログラムに組み込み音楽とピタリと合わせるという緻密さがある。
音楽とのタイミングがほんの少しズレたことでのジャンプの失敗が大きい。音楽に合わせることなく自由に跳ぶことができたらおそらくジャンプの成功率はパーフェクトだろう。それほど羽生選手のプログラムの完成度が高いということに尽きる。
羽生選手のプログラムを他の選手が同じように滑りきることができるだろうか? 逆にほかの選手のプログラムを羽生選手が滑るとしたら…おそらくいとも簡単に完璧に遣って退けることだろう。何故なら他のは音楽に合わせる必要があってないようなモノだから…。
羽生選手の完成されたプログラムは少しでも心が掻き乱れることが失敗の原因となることをオーサーは知っている。オーサーだけではなく日本のマスゴミもしかり、おまけに黒USMも。松岡修三もいい加減にしろよ!(笑)← つい八つ当たりおば(汗)
しかし、何故にオーサーは頑なにハビエルと同じ戦略で羽生選手を戦わせようとするのか…?
苦しいオーサーの手の内が透けて見えてくる。
オーサーはハビエルを勝たせたいがためにだけ動いている。
⦅それともインチキ宇野と日本のスケ連及びUSMと組んだのか?⦆
単純に考えると、反対するのは羽生選手が構成を上げるとハビエルが追いつけなくなるからだ。
15年のGPFの状況であればまだ勝てるのではないかと踏んでいるからではないのか。
しかし、今や状況が急変し始めている。パトリックが後退しハビエルにも衰えが見え始めた。
それに若手たちが次々と4回転ルッツを跳び構成も上げてきている。
それを牽引しているのは紛れもなく羽生選手だ。その状況を喜んでいるのもまた羽生選手である。
羽生選手はまだまだ進化を続けようとしている。
いったん立ち止まったオーサーとハビエルにはもう追いつけない。
羽生選手がループを跳んだ時点で既に大きく水をあけられたのを気付いていなかったのだろうか。
ロシア杯では羽生選手は4ルッツにも成功している。
もうユヅルの後ろ姿も見えなくなったことにハビエルは気づいただろうか。
高度な技術で跳びまくるリンクメイトにハビエルはストレスがいっぱいになるのをオーサーは知っている。
羽生選手を抑えつけるのはハビエルを楽な気持ちで試合に勝たせてやりたい一心なのだろう。
⦅ウジTVの番組でクリケ内部をご機嫌で案内をするオーサーの姿を見て嫌な予感が…ウジTVはUSMとズブズブだからなぁ…⦆
五輪に向けて羽生選手を全力で応援しています。
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