桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

気になる事幾つもネ 

2017年09月04日 | 日記・エッセイ・コラム

9月4日(月)

 久しぶりのブログは誤字脱字の多いことに呆れている。

それは言葉忘れもあるが、何と言っても文字の打ち誤りだ。

最初から、全てアルファベット変換で行っているから、都合が良いはずだが、文字一つの位置が何時もいい加減になってしまうので、あかりの暗い場所ではとんでもない誤りを起こしてしまう。

しかし、これは何時ものことだかから、いい加減、特にRの位置がどこにあるか覚えていれば済むことだが、一向に治らない。これもまた、私のどうしようもない弱点とあきらめている。

 

さて、今晩もブログを書こうと思い立った。しかし…

パソコンをいじらない時には、思いつくことが多いのに、いざとなると、書けなくなる。

それに、自由に書くと言っても、内容には責任があるから注意しなければならない。

 

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最近のテレビは実につまらないとしみじみ思う。

現実に起こっているニュースでは世界中の偉~いひと達が、それぞれ変だし、国民のことを考えてやろうとしている事や意見かという、なかなか信じ難い。

みんな、自称偉い人は魅力のない小者になったのかな?(そう言う、私も小者なんだわ)

 

しかも、最近はNHKまでやり始めた。

出演者はお笑い芸人や、見た事もない男女(わたしだけがしらないのかな?)が司会者となって出てくるのは出演料が安く済むからだろうと、とにかく、言いたい事だらけでチャンネル回しで忙しい。

 

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9月2日の会場では、お話をする事が出来なかったので、とても残念でした。

狭くて動くのが大変だったようですね。

特に座敷の方は大変でした。

まともに動けない私は遠慮しました。残念。

 

ここは、お酒の好きな人が飲みに来る店ですね。飲む人には楽しいのかな?

以前にも行った事がありますが、久しぶりに感じた店です。

 

赤坂あたりの飲み屋さんとは違う雰囲気ですね。

若かった頃を思い出しました。あの店ではつまみ物が大きん更に載っていたって…

皿の中を覗き込んで、家でも作る簡単な料理だけど、これがお酒の好きな人たちの好みのものなんだと思いました。

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<分からない事/幾つもの中の一つ> ガミガミばあさんの独り言です

 緊急避難の際、頭だけ守ってもダメよ!ざぶとんかバッグもいいね!

『頭隠して尻隠さず』って言葉があるでしょ?

大きな家に逃げるって、近所にマンションしか無いのに住宅地はどうするの?

 

*こういう事は80を越した人にしかわからない。何故って、あとは戦争を経験して

 いないものね。

 言っている事に現実味が無い。もっと、お年寄りの言葉を聞かなくては……

 大事な事ですよ!

 敬老の日に90歳にはビスケット!!う〜ん……せめて紅白の饅頭でもネネ!

 それに、ご本人に会って、一言、声をかけてくださいよ。

 ビスケットより心遣いをね!おめでとうって…


一年に一回の同期会は更に盛り上がる

2017年09月03日 | 日記・エッセイ・コラム

9月3日(日)

<二日の話>

 

さぁ、今年も始まるよ!一度も休まずに開かれる『高輪』の同期会。

今年も子供の頃の面影を僅かばかりに残した紳士、淑女が集まった。

そして、ここ三年ばかり欠席をしていた女性が一人。

本当はH氏の出席が期待されていたのに、体調が思わしくなく懐かしい顔を見られなかったのが、残念。

 

今回の会場は高輪プリンスの近くで同窓生の店。

何時もならお酒を楽しむ店も満員になる程。

胸に下げた名札を見なければ分からない人も、話をしているうちにかつての小学生時代の思い出が表情に現れてくる。

忘れっぽい私は、何度も名札を取り上げる回数が多かったが、どこかに思い出が通っていないか探っていた。

 

ところで、最近は女性の出席も多くなったようだ。 これも、六十歳をすぎて思い出に浸れる機会が多くなったのではないかと思う。

 

会の日取りに合わせてアメリカからわざわざ出席している人もいて、様々な話題で賑わったようだ。

残念ながら、私の耳は聞こえにくいし、その上、足が定まらないときている。

もっと、話をしたい人がいても「まあ、思い切って出席をしてよかった!」ぐらいで我慢することにした。

 

7時頃、我が家まで迎えに来たTさんが、また、家まで送って下さることになって、店の前まで車を寄せてくださった。

夜の品川駅前はますます人出が多く、これから更に東京の大きな駅として発展するだろうと予想された。

 

彼らが小学生の頃には港南口(東口)の利用者は少なく、高輪口だけが賑わっていたのを思い出す。

この辺りは江戸時代は海だったが、その後、鉄道が敷かれ、徐々に開発されていったのだと聞く。

 

高輪の辺りは皇族の屋敷が多く、今ではホテルが散在するが、これも歴史の大きな変遷を感じる。

話によると、ホテルの敷地に道路が出来るとか、2020年の準備かなと思った。

高輪南町や、北町は彼らの懐かしい思い出の地、裏街道の姿も間もなく変わっていくのだろうと、寂しく思う。

 

それにしても、ますます、賑わう同期会。

「あの頃は、先生がすごく年上だと思っていたら、二十歳ぐらいしか離れていなかったんですね」と、声がかかった。

考えてみると先生はオトナ、彼らは小学六年生、数字じゃないんだなぁ!

今では、逆転か!

八十六歳の教師は言う。

 

来年はどうなるかな?

なんとか、自立するようにがんばろう!!

 


いよいよ九月が始まる。どうなるかな?

2017年09月03日 | 日記・エッセイ・コラム

9月2日(土)

 九月も二日目に入る。

なんと、急に寒さがやってきた。

『やってきた』が切実に感じられそうな今年の九月の始まりである。

先程、あまりに寒くて目が覚めた。

何時もと同じくらいの時刻であっても、これは違う。

 

ポンポン鳴るのは鼓の音色かしら?なんとも威勢の良さの中に、懐かしさを感じる。

私の日常的な音色であっても、そこに自分がいるような気がするから不思議だ。

私はこんな場所にいたことがあったのかしら?などと、全く現実的でない事が頭に巡ってくる。

 

急いで、また、テレビを消さなくては叱られる。でも、こんな遅い時間帯に良い番組を流している。

もっと早めに出してくれると良いのになぁ~~

 

二階から足音が聞こえないようにあわててテレビをやめなくては…

いや、最近の私は、そんなに手早く動作はできない。

私の左手は驚くほどに得たい。右手でしっかり捕まらなくては。

「そうだ!この手でうまく使えるようになるまで、野菜切りでしようか?

 

 

午後、思い立って髪を染めに行く。

夕方の時間に間に合うように、無理をして予約を取った。

Sさんには、昼休みも切り上げて最後の手入れをしてもらえた。

店の前で、タクシーの面倒までして下さった。

最近は、よろよろしている私を見かねてか、手を出して下さる人が増えた。

ありがたい事だが、甘え過ぎてもいけないなぁと思う。

 

4時半、Tさんが迎えに来て下さる。

今日は高輪台の同期会がある。

ここのところ、三年続きの欠席。足が不安だが、顔を見せようと決心した。


八月!やっぱり大変だったよ

2017年09月01日 | 日記・エッセイ・コラム

8月31日(木)

 

遂に八月も終わり。

 

結局、ブログを書くこともなかった。いや、ブログのことは毎日、何かにつけて頭の中に言葉がわき出ていたのだが、パソコンを開いて見る気力までが出なかった。

 

何事も、継続することは簡単な術ではない。

まして、まだまだ、引越しの後始末が済んでいずに、当然、他の身の回りは順番待ちになってしまう。

厳しさに、手も足も出ずの始末となったが、なんとか事務的な作業は無事終えることが出来た。

これも、驚くほどの速さで引越しや後片付けを受け持ってくださった方々のお陰と感謝している。

 

 

 

八月は、何とも整理しにくいことが多すぎた。

かえって、七月の整理期間より楽そうに見えて厳しく感じる。

なんといっても、気候不順の日々が多かったことだろう。

 

とにかく、心を入れ替えなくては……天気のせいにせずに。

 

 

 

野菜や果物の種類や値段が昨年の夏と比べられない大幅の変化があった。

 

ところで、ここ数年、スイカが高い。今年は皮ギリギリまで赤い小玉が並べられていた。

しかし、買いたくても、その大きさでさえも、家まで持ち帰るのには重くてしまう。

駅ビルのスーパーへ出かけたときに、小ぶりだが重そうなスイカを見つけた。

早速、他の買い物とまとめて配送してもらう。

私はそれほど食べたいと思わないが、姉は好物なので喜んでくれた。

そう言えば、昨年は度々病院の食事に出て、こんな高い果物を小さくてもよく出すと感心したものだった。

姉は一度も買わなかったと言っていたが、こっそりお裾分けをしたことがある。

 

今回のスイカは、私は二切れで十分。

姉が満足してくれたら嬉しい!

 

 

 

なつやすみ!ああ、なつやすみ!!

子供たちの多くは『ああ!夏休み!』なんだと思う。

おとなだって同じよ!

 

9月に入ると、やるせない給食の後の午後の授業が待っている。あーああー!!

運動会が予定される学校では、学年ごとの時間割が決められていて、高学年は何時も午後の一番きつい時間となる。

お腹がいっぱいになっている身には、相当に厳しかった!

だけど、眠くなる他の教科よりはましだったかな?

 

 

未だ、私の頭はボケているらしい。書きたいと思っていたことが、言葉となって出てこない。

大変!

 

実は、未だ、昨日のご機嫌がすっきりとなおっていない。

ランチを食べようと5階のレストラン街でを待っていたのに、一時間半ぐらいたっても姉は現れなかった。

そこで、いつもの待ち合わせ場所へ行った見たら、座っていた。

ひどいよ!何回も念を押していたのに、彼女はすっかり忘れていたんだ!

もう!!

 

大変な半日だった!

まだ、ご機嫌はなおらないが、これも、お互いの歳を考えなくてはいけないね。

 

 

とうとう、久しぶりのブログはグチで終わってしまった。

今、テレビを見たら、つまらないニュースばっかり!つまらないね!

 

書きたいこと、いっぱい!!あるのにね。


山の暮らし終わる

2017年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム

8月11日(金)

 

MyBookとのご無沙汰は一ヶ月以上になりました。

やっと、身軽な身になりましたが、何度思い起こしても厳しい日の連続でした。

 

富士山の家を片付ける話は、思わぬ速さで決まりました。

それからが、大変。

快適な富士山暮らしもセキュリティの行き届いているこの別荘地では、店が一つもなく、日々の食料の確保も油断できません。

自家用車のない人たちは、別荘地の運営するシャトルバスを使うか、タクシーを利用するするしかなく、自分が望む店もなかなか選べません。

しかし、それも日頃、東京で便利な生活をしている者にとっては、心を洗われるような気分になります。

 

いや!これも『強がり』の言葉かな?

兎に角、一ヶ月のうちに、この家を明け渡すことになりました。

 

7月中は殆どが山の暮らし。

二人共、疲れましたが、幸い、いろいろな手配はかつての知り合いの方々にお願いすることができました。

感謝あるのみです。

 

結局、7月26日には運送も済ませて、東京へ戻ってきました。

Aさんは荷物を手早く積み込み、東京へ、そして、一日置いて東京の自宅へ運ぶ配慮までして下さいました。

結局、いまだに大きな荷物の片付けが済んでいませんが、なんとか、なりそうです。

 

不動産を扱っているKさんの細やかな配慮が未だに続いておりますが、感謝あるのみです。

「こんなに手早く物事が済んだので、驚いた」と姉の感想です。

* 8月25日記


しばらくお休み。美味しい?おいしくない??

2017年06月15日 | 日記・エッセイ・コラム
6月15日(木)

6月13日(火)

スーパーでキャベツを買った。
何時もより手頃なね案だった。
しかし、それからがどう美味しく食べるか思案が始まった。

キャベツだけでなく、レタスも同じようなことが言える。
折角の葉物だから;できるだけ新鮮に食べたい。
しかし、しおれたり、いたんだりと折角の新鮮さを失ったりして料理をすることが出来ずに無駄にしてしまうことも多い。

今回も、新聞紙にくるんでなんとか新鮮さを保つことができた。さ!これから、頑張らなければ!

何時もは、姉がロールキャベツを作ってくれる。私は少しばかりお手伝い。

しかし、今回は姉が「きついきつい」と言うので、私一人で作ることにした。
今回のキャベツは状態が良い。
肉は合挽きの国産。
なんとか出来た。ひどいのは爪楊枝三本などという物もあるが、格好だけは美味しそう。

ところが、味付けになると、見よう見まね。それに無手勝流。
親!この肉、脂が多いようだ。今日のセールだったからかな?
国産の肉って聞いて買ったのだから安心していたのに。

味は少しばかりぼけているような気がする。
いろいろな調味料を入れた。勿論、我が家の月桂樹の葉も、(もう、今は無い何、まだまだ葉だけは重宝している。

結局、味がぼけているので、ケチャップを入れた。(ここで、姉の途上)

やっぱり美味しかった。しかし、脂がきつい。

試食?をしている人のご意見は?
弟にもお裾分け、


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6月15日より富士山へしばらく行ってきます。
ブログはお休みします。

大変だけど、頑張らなくては1

もう六月?

2017年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム
5月31日(水)

えっつ!もう六月?
今年程、月日の経つのが速いと思った事がない。
やる事が何もできていないのにと考えると、焦るばかりだ。

私自身の事もあるけれど、世の中、様々なことが次から次へと起こっては、、解決がつかないままに次の問題が顔を出す。
昔は問題が少なかってような気がするが、やはり今と同じぐらいにあったのかな?
兎に角、イライラすることであり、なんとも救いようがない気がする。

明日は久しぶりに、本当に長い間、会っていない人達と会うことになった。
マニラ時代の人達である。それも、大人ばかり。

マニラへ派遣された時には、フィリピンなどへは行きたくなかった。
当時、NHKの大河ドラマで、フィリピンで一生を送ったキリシタン大名のことを舞台にした物語が行われていた後だった。
主人公の像は今も残されている。

飛行機から見えるルソン島の景色に『私も彼らと同じようになるのか?』と、いささか、気を落としながら眺めたものだった。
しかし、それは以前に観光旅行で訪れたフィリピンではなく、かつての日本人先駆者の活躍を讃えたものだと気づく。
『住めば都』が理解出来始めた。

外国で暮らすというのは厳しいことであり、派遣された使命感の元に自分の行動を注意しなければならない。


当時はまだ、戒厳令の敷かれたフィリピンであったから、外出にも拘束があり厳しかったが、なんとか順応するしかなかった。
そうした中で、フィリピン人と結婚している異本人の存在は有難い。
Mさんもその一人であった。
彼女のお陰で、色々と生活の知恵を授けてもらい、ご主人も日本で大学留学をした親切で優しい方だった。

また、Mさんの他にもAさんがいて、仲良くしていただいた。
今は、彼女からの便りは無いが、時々、いろいろな場面で思い出すことが多い。
この二人を含めた在留外国人の方々のお陰で、厳しい海外生活を安全で気持ちよく暮らせる技や感覚を教えていただいたのだった。

さあ、今日のMさんはどうされているか、楽しみが待っている!


夏日ですね。なんとなく忙しい!

2017年05月13日 | 日記・エッセイ・コラム
5月12日(金)

昨日から足が痛くても部屋の掃除をする。
日頃、サボっているから大変なのだが、特に足腰に異常を持つようになってからは、とても、ガンバってはいられなくなった。

しかし、今日は、10時頃から12時の間にガス設備の定期保安点検があると知らせを受けている。
少しは綺麗にしておかなくてはと、久しぶりに頑張る事にした。
ガス台だけは、日頃から、ある程度の手入れをしているから心配ないのだが、それが、かえって気になる場合もある。(こんなところが、私の過剰な身勝手なところかな?)

必要位上の労力?で満足した頃にガス会社の男性が訪れた。
すべて、問題なし。
ホッとする。

最近は地震の予防もあって、日常のガス、水道、電気などには、行政も業者も大事をとって使用者に細かな呼びかけをしてくるようになった。
とにかく、地震列島の日本、一人一人が気をつけなければ。
でも、最近は、体の自由が次第に望めなくなった自分たちは、どうなるんだろう?といささか不安。

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ところで、午後、二人で、近所にある大学病院のレストランへ行った。
私はまだ二回目だけど、なかなか、綺麗で、味が良くて、しかも、様々な野菜類を添えた料理が出てくる。

『ハンバーグ料理』を注文したが、既に売り切れ。もう、二時頃だものね。
三回目のメニュー注文でオーケー。魚料理とする。
連休明けで、利用者も多いらしい。
家の近くには日赤病院もあるが、ここのレストランの細やかな献立は珍しいと思った。

近所にいながら、気が付かなかった。
その建物は、バスの中からなんとなく眺めでしかなかった景色だった。
家からはバスで三つ目。歩いても、時間がそうはかからない近さだ。

これからは、もっと、利用しよう。
だんだん、料理?をするのが面倒になった自分たちには適当な良い店だ。


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どうしても、見つからなかった貴重品が出てきた。
なんて、ボケナスなんだろう!私って!

だんだん、記憶があやふやになる。
大変だぞ〜〜!

見つかってホッとしたが、今度は「オーイ!私のバッグ!」
なんとまあ!!
あきれた!

* 今日は28℃。夏日だね〜〜
  明日は20℃ぐらいになるんだって!
                                                                                                         

一万八千円也ですぞ!

2017年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム
5月11日(木)

なんて、私は誤字脱字が多いのだろう?
落ち着いているように見えて、ムカシからいろいろな失敗をする。
それも、お気に入りの作業になるのに、なんとまぁ!!である。   

何時も、きちんとブログの下書きをして、更に読み直しているのに、あとで読んでみると酷いものだ。
慌てて、訂正をするのは日常茶飯事。
お恥ずかしい限り。

でも、本当に好きなものや事柄に対しては、気持ちも落ち着くらしく被害も少なめ。
本当は『可愛くていじらしい明日ちゃん』である。

さて、今日、書こうと思ったのは、この様な事ではない。
5月1日以来、近所の歯医者さんへ行く事にした。

歯をしっかり磨いて、これでよし!とした。
四回磨いたのだ。暇だったら六~七回ぐらい磨くのだけど。

ところで、この歯医者さんへ行くのは三年ぶりかな?
治療の途中で入院したのだ。
「治ったら、また、お願いします」と言い残して、そのままになってしまった。
翌年、今度は同じ様な時期に転んでしまい、他の病院へ入院した。
おかげで、夏服は仕舞い込んだままで、冬服が部屋で頑張っている始末になった。

治療室では椅子に腰掛けるのも、ああでもない、こうでもないと注文が多くなる。
「よく磨いているけれど、歯の根元が汚れていますよ」と言われた。
いやだなぁ!やっぱり駄目か!

「これは歯間ブラシで磨くのが一番良いですよ」
エ、エッツ!シカンブラシ?……嫌だなぁ!そんな物キライだもの!

以前にも、浅草の歯医者さんから歯間ブラシをもらった。
結局、嫌で、使わずじまい。
でも、今回は逃げられない。それが治療なんだもの。

「こちらで勧めるブラシはありますか?」
大きな箱入りのブラシが運ばれた。
早速、電源へ繋ぐ事や歯ブラシの差し込み方法、そして、肝心の磨き方を説明される。
口を開けたまま、アウウウ…

ところで……

お値段は幾らと思います?
エッツ、18000円也なんですよ!
もう、箱の封は切られているから断れない。

家に帰ってから、姉にその話をした。
~まず、値段を伝えてくれればいいのにねぇ……

まあ、仕方がないよ。こうなったら良い様に利用しよう!(面倒くさいけど、我慢する事にする!)

説明書きを読んだ。
元々、機械が好きな私には大した事はない。
「これはトシヨリ向きじゃないよね」
ブツブツ言いながら、医院で教わった操作の繰り返し。
順番は忘れちゃった。

なんてまあ!面倒なんだろう!!
一万八千円なりよ!

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その後の話。

9日。
歯科医院へ行く。

歯ブラシを持って来る様に言われている。

「このブラシは年寄り向きじゃぁないわね」と、私。
「えっ!そうですか?なぜ?」
「だって、スイッチひとつ入れられない人もいるもの」
姉の事を思い出して、そう答えた。(これは大事なんですぞ!生活の中で、様々な質問が出てくるのだから世話がかかる)

「ウワァ!なんて上手なんでしょう!すごい、凄い」
(そりゃあ!当たり前ですよ)と、心の中で私は呟く。
子供の時から、機械が好きな私だものね!

ところで、このブラシは一度しか、家で試していない。
鏡を見てやりなさいと言われた。
「鏡なんていらないわ」
生意気な私は、意気揚々!と、歯ブラシを動かす。(こんな事で威張っても仕方がないのだが…)

でも、面倒くさいなあ!
近所の店へ買い物に行った。
一万円以上もする歯間ブラシはなかった。
つまり、これは医療用の特殊な物なんだ。

宝の持ち腐れにならない様にね!明日ちゃん!!ネ!!!

クルマノハナシですぞ!

2017年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム
5月10日(水)

早くも、五月も中旬に入る。
ぼやぼやしてはいられない。

最近の世の中の動きはあまりにも速く、ついていけない感じがする。
そうか!私もイイトシなんだ!
それも、杖にすがってゆらゆら動いているバアさんなんだ。
時々、親切な方がいて、物を取って渡して下さったり、場所を譲って下さったりする。

以前の私だった頃は「有難うございます。直ぐ,降りますから大丈夫です」などと、笑顔でお断りした。
その言葉には、相手の方もニッコリとしてくださった。
その事が、自分自身に対する訓練であったから、折角、優しい心遣いを示して下さった方への感謝の気持ちを捧げたものだった。

でも、もう、ダメだ!
意地を張っているのではなく、今は、もう、素直にならないと体が持たない。
「有難うございます」の言葉は、降りる時にも、親切な方への優しさに感謝の気持ちで、声をかけることにしている。

だから、電車に乗っても、シルバー席近くにしか立たないことにしている。
特に、夕方には仕事帰りの疲れた人たちが乗っているので、彼らの席を奪ってしまってはいけないと思うからだ。
だから、最近は電車も使わない事にした。
全て、タクシー。
料金が高くても遠慮しなくて良いから、財布に相談無し(実際に、私は財布は使わない。面倒だから)で、クルマを止める事にしている。

偉そうに…いや、金持ちそうに言うが、気軽にタクシーに乗ることに抵抗を感じなくて良くなったのは、マイカーの運転を止めてからだ。

高齢者の運転が原因と、やかましく事故の報道がされるようになったが、最近のクルマはブレーキとアクセルのペダルに問題があると思っていた。

やっぱり、そうなんだわ!
最近になって、操作を誤らない装置を施すとニュースや宣伝で伝えるようになった。
私の長〜い運転歴も、伊達ではなかったのだ。
その事が気になっていたのだもの。

事故は高齢者だけの問題ではない。若者の運転も…慣れた大人たちの操作も…安心出来たものではない。
結局、新しいクルマへ新しいクルマへと製造に意欲を燃やす自動車業界にも責任ありだ。

ところで、最近の私は、あまり、クルマに関心が向かなくなった。
それは、もう、マイカーの持ち主にはなっていないからだが、それでも、時々、つい、目が向く。
やはり、根っからの『クルマオタク』なのかなぁ!

今日も、ステッキにすがりすがり、買い物へ行く。
帰りはバスにしようかな?
それとも、タクシーで運転手さんとおしゃべりしようかな?

「あれっ!もう夕方?」
我が家の道は通行禁止の時間。お巡りさんが厳しいよ!
いやだね〜。直接、家の前には止められない。

しばらくでした!もう皐月!

2017年05月09日 | 日記・エッセイ・コラム
4月27日(木)

毎日、テレビのニュースが賑やかになった。
賑やかな事はいいものなのか?

いえ、いえ、最近のニュースは心を惑わすものばかり。
嘘ではないかしら?
とにかく、信じられない事ばかり。
その裏には、信じたくても信じる事の出来ないものが多すぎるんです。

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5月8日(月)

随分、日が経ちました。
パソコンを開く度に気にしたのですが、結局、やる気がなかったり、時間が既に『シンデレラタイム(私が勝手に作った言葉)』だったりと、結局、ゴールデンウイークは既に終了となりました。

一番の原因は、なんとはなしに、こだわるものが多すぎた事です。
それに、残念ながら、忘れっぽくなった事。
なんとなんと、ひどいではありませんか!
最近の大きな出来事は、どこへ大切なものをしまい忘れたかという事。
今、現在も…進行中。
もう、これでは人並みな生活はダメかな?と、さすがの私も考えました。
今、置いた物が「ハーテ?」ではどうしようもないです。

さて、こんな気持ちになったのは、今の世の中が信じられなくなっている辺りからです。
毎日、ニュースを聞いたり見たりする度に、一体、どうなるんだろう?何かをやるにしても、何の意味もなく甲斐もないと、いささか弱気になっています。
いや、もっと、厳しい思いかも?

戦時中から戦後の厳しい時代を乗り越えてきた人間にとっては、このぐらいの事は!と思うのですが、このままだと、人類自体の破滅が訪れるのではないかと怖くなります。
それが、大きな憂鬱の原因かと思います。

なかなか片付かない身の回りも、もう、気にしない。気にしたって、何時、全ては『終わり!』になるのかもしれないと想像するだけで、空しいですね。

ところで、
世間ではスポーツの盛んな事。この上なし!
それで良いのかな?
そう、2020年の事で夢中なのね。(そう!夢をもつことは大切ですゾ)
夢を持つ事は大事だけど、世界の彼方此方で起こる出来事や考えは『ゆめ』でないものが多すぎます。

と、ここまで考えたら、もう、嫌になってしまった!
『出来ること』『出来そうなこと』み~んな、出来なくなるよ!
と、皮肉屋の私は思うのです。

だから、ブログを書く気も起こらなくなったのです。
怖いよね!今の世の中。

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5月8日(月)

あら!今日は8日よね?7日は昨日でした。
姉が、そう言った。
そうだ!日付まで忘れちゃった!私、

一日違いなんてひどいじゃないの!
久しぶりにヘアサロンに行った。今までは、逃げてばかりいた所だ。
私って、人間変わったような気がする。
美容院へ行く気になったんだもの。

その前に、タクシーで補聴器の店へ。専用のバッテリーを買うためだ。
補聴器の使用を始めて、益々、聞こえが悪くなったような気がする。
それに、バッテリーの消耗も激しいような気がする。
「ああ!買うんじゃなかった!」
補聴器って、凄い高価なのよ!
それに、バッテリーだけでも…大変!

何度も、この小さな私の『耳』は行方不明になった!
しかし、幸運な事に何時も見つかったから、今も使用しているのだけれど、今日、店で見つけた新型は、直接、電源から充電出来るものだと言う。
値段を聞いてアホらしくなった。
今、持っている補聴器と同じぐらい高価なものだ。
ああ、そーんしちゃった!

所で……
耳の聞こえが悪くなっても、国は保証の限りに非ずだ。
そんな話をしたら、足を引きずっている男性が「僕も認めてもらえないんですよ」と言っていた事がある。
世の中、なんとまー!矛盾が多すぎる、不公平ねと、二人で苦笑したものだ。

けちんぼ!まあ、認めなくてもいいよ!
でも、だんだんひどくなると、いささか、文句の一つも言いたくなるのが人情。
これから、益々、高齢者が増えると、いろいろな問題が起こるのにね!

待て待て、
まあ、文句ばかり言っていても仕方がない。
どう言ったって、やってくれないのだからね。
世の中、全てが公平にはいかないようだから…ね。

テレビでニュースをやっていた。
最近の国会は変だぞ〜!
元々、変だけどね!何時も。
屁理屈だか何だか知らないが、あほらしい!

ところで、、仲良く夫婦でゴルフですかぁ!
結局、私はこのゴルフ場で一度もプレイした事がなかったなぁ。
もう、足がダメだから無理無理!
折角、持っている道具もそのまま。

でも、絶対に足はなおさなくては! 
頑張らなくちゃ!
ネ!ネ!ネ!


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5月8日(月)

思わぬ買い物で、荷物が重くなった。
よろめきながらタクシーに乗る。

今日は行きもタクシーだった。
僅かな距離も、今の足では無理。

行きも親切で楽しい運転手さんだった。

帰りのタクシーも話が弾んだ。
信号のない横断歩道で、子供が自転車を飛ばしてやってきた。
「なんて、ひどい乗り方だろう!」
私の言葉に「学校ではどういう風に指導しているんでしょうね。右左、右って言っているようだけど」と、ドライバー。
「そうね、子供ってアクマ!」と私。
運転手さんは一瞬、無言。
だって、そうだもん!
遊びに夢中になる子も多いし、全て、運転手が悪い訳でもないのに、加害者にならされるのは気の毒というもの。

時には厳しくならなくては…
私が声をかけると、大抵はびっくりしたように大人しくなるよ。

ところで、我が家に入る一方通行の道は、5時を過ぎたら通れない。
連休あけだから、きっと、おまわりさんがいると思った。
やはり無理だった。回り道。
フン!!


ぼけたのかな?パソコン

2017年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム
4月26日(水)

先程まで、私の頭は混乱していた。
いや、長いことである。

4月4日、大森のドコモへ行った。その結果、ドコモとの関連をしながら、支払い方法を変えてもらった。
しかし、その事で、十分に理解していたわけではない。
私は、もう少し、これらの事を理解して,解決出来る力があると思っていたが、それが誤りだった事を身にしみて分かった。

ドコモからの光開通の知らせを受けて書類が来ると、混乱が始まった。
何しろ、留守の間に全ては終わっていたし、知らせの内容は理解できない点が多すぎる。
何より、様々な書類の文字があまりにも小さ過ぎて、読み取るのに混乱した。

悩んだ末、そのまま放っておく事にしたが、矢張り気になる。
なん度も、沢山の書類を読み返したが、途中で、もう嫌になった。
その事が始まって、もう間も無く、月が変わる。それもゴールデンウィークとなれば、安閑としてはいられない。

今日は頑張る事にした。
だんだん、体が寒くなって、とうとう、二階へ…
気分も悪くなったが、それは、ゴロゴロしながらの間食の所為。

せっかく、姉が買って来てくれた美味しそうな弁当も、まだ食べられないほど、気分は良くない。
でも、やらなくては……

頑張ったけれど、結局、降参。
ドコモのお客様サービスへ電話をする。

親切な女性の係員は、詳しく説明をしてくれた。感謝。
電話をさっさとすればよかったのだ。
自分が、まだ、コンピューター関係に理解力があると思ったのは全く良くなかった。

「私、86歳ですけど」と、先ず、宣言する。そうだ!この手で行こう!
事情を話すと、なんの事はない。
全て、オーケーだったのだ。

ナーンダ!
全て、4月4日で終わっていたのだ。
あの、若い係りの男性がきちんとしていてくれたんだと分かる。

もう、自分の事を信じる?いや、そうではなくて、謙虚にならなくては…
今まで、ストップしていたブログも再開しようと、溜めていたものを早速アップした。

ところで、もう一つ、好い事がある。
NTT東日本から『光ポータブル』の無償譲渡の知らせが来た事だ。
ウフフフフ……

これで、胃が痛かったのが治るかな?
パソコン、頑張るぞ!

筍と蕗

2017年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム
4月25日(火)

一昨日、筍と蕗を買って来た。
早速,姉が茹でて、煮つけてくれた。
これこそ、春の香り。
その香りをもっと深めるために、隣の庭から山椒の葉をもらってきた。

以前には、山から持ってきた山椒の木があったのだが、もう,我が家の花壇にはない。
その後、スーパーで山椒の植木を買ってきたが、結局、いつの間にか枯れてしまった。
山椒好きの私達にとっては貴重なスパイスだったが、嫌いな人は庭にその木があることを嫌がる。

隣の家、との境目にある山椒二本は、みずみずしいあおい実と柔らかな葉をいっぱいに茂らせてくれるので大変重宝していたが、結局、棘が嫌いだと言って切られてしまった。

そういえば、枇杷の木も月桂樹もみんな切られてしまった。
香りのする植物は、もっと、大事にして欲しいモノだ。

今、庭は一番、植物が賑やかな時だ。
以前は、毎日、眺めたモノだが、今は一日のうちに外へ出る事さえしなくなった。
こんな事では、脚がよくなる筈もないと思うのだが。

あの可愛いチューリップも何時の間にか、消えてしまった。
もう、季節はどんどん変わっていく。
今年は黒い椿も咲かなかった。紫陽花の枝がはみ出し過ぎている所為だが、これも整理する事が出来そうもない。

外を眺めながら、悲観的な考えはよそうと思う。
しかし、今の私には、眠れない程の悩みがあるのだ。
それはパソコンがらみの事。

それにしても、筍と蕗、美味しかったよ!
春の一番人気かな??

御茶ノ水の帰りにあったこと

2017年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム
4月21日(金)

今日は肌寒い。
もしかすると、それは私だけのことかもしれない。
昨夜は随分、不思議な時間に目覚めた。
昨日(4月20日)は毎月の『御茶ノ水の日』だった。
ドクターNには何時も通りに励まされて、手早く終わる。しかし、ここへ来る患者は皆、早く話し合いが終わる。
それでも、少しでも日頃の悩みが言えるようになって(私って、図々しいのかな?)毎月、次回の約束をして帰る。

次はS先生。こちらは体の事でうかがいたいことや教えていただきたいことなど、止めどもなく悩みを訴えるが、いつも、ニコニコして聞いて下さる。多分、他の患者さんに対しても同じことだろうと感じる。

結局、医師の仕事は、患者の悩みを患部から治す事と、日頃の悩みを聞いて心の病を解きほぐす事の大切さであると思う。

だから、多少、病院が遠くにあっても、姉と二人で月に一回の御茶ノ水行きをしている。

ところで、
二人の楽しみは帰りに銀座へ立ち寄ること。
今日も4丁目までタクシーで出かけた。
目的はコアビルに立ち寄ること、その後、三越のレストラン街へ、そして、いつものMATSUYAで買い物をすることである。

いつもより早い時間だった。
まだ、11時過ぎ。銀座通りは観光客であふれていて、銀座の雰囲気が違うな!と思った。
これはオープンした『ギンザシックス』の所為らしい。
観光客が多い事!いつもより凄い。

レストランは幾つかのレストランがあるが、今回は『飲茶』にした。
女性の客が殆どで混んでいた。
しかし、久しぶりの飲茶は期待はずれ。
随分、値段は高いのに美味しくない。分量が多過ぎて私は残してしまった。
やはり,箱根の蕎麦店の方が正解だと思った。
それにしても、混んでいて待っている人がいるというのに、長~いおしゃべりが続いている人がいて驚く。人のことなんか気にしない心理が理解出来ない。

MATSUYAへ行く。
店内は、何時もより、客が少ないように思った。新しい名所の所為かな?

久しぶりに『笹巻ずし』を買う。
店の女性が声をかけてきた。
「今も、Macへいっているのですか?」
「まあ1よく覚えていて下さったのね!」
先月は、彼女がいなかったので、他の店員さんへ「よろしく」と、言付けて行ったが…よく、覚えていてくれたのだと感心する。
もう,何年経ったのかしら?
以前は、銀座アップルの帰りに、毎週のようにこの店や浅野屋へ立ち寄ったのに……
もう,この足では心もとない。


帰宅したら、もう、一日仕事になった。
恐ろしく疲れている。
二階で一休み。ごろりと寝たら、そのまま眠ってしまった。

夜中に目が覚めた。目覚めは悪い。
もう,次の日だと思った。
時計を見ると、19時と出ている。
「嘘!そんなはずないわ〜!」と思う。
試しにテレビをつけたら、まだニュースをしているところもある。

「寝直し!」また、ごろりと寝てしまう。相変わらず、脚を引き出しに載せて……

また、目が覚めた。まだまだ,宵の口。
余裕のある就寝になってしまったのだ。こんな珍しいことはない。
これも、日頃の不健康な生活態度を改める指針になるのかな?

私の耳

2017年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム
4月18日(火)

おーい!どこへ行ったの~?
私の大事な耳が無い。

電話が鳴った。
私一人しかいなかったので、仕方なく電話へ出る。
実は補聴器を付けていると、聞こえが悪いのだ。
受話器を取ると、必ず、右耳の補聴器を外すことにしている。そして……
「すみません。私の耳は聞こえが悪いんです。大きい声で話して下さい」と答える。

昨日もその通りだった。
用件はつまらない事。自分史作製の会社員が我が家の近辺を回るのでよろしくとの事。
「もう、書く気もないから、来ないで下さい」と丁重に断る。
仕事を辞めてから、この種の誘いは多い。
この誘いに乗るかどうかは自由だが、出来上がった本を見て喜ぶのは、本人の自己満足に過ぎないと私は思う。(これはひねくれているのかな?)

ところが大変!!
おーい!私の大事な補聴器はどこへ行った?

電話を切った後、補聴器が無い!

私の耳は右しか聞こえない。
それはムカシからの話だが。
小学生の頃、だんだん、耳が聞こえにくくなった。耳鼻科へ行くと外耳炎だと言われた。
そのうちに、とうとう、全然、聞こえなくなったのだ。
母に言わせると「あの耳鼻科の先生が鼓膜を破ってしまったのよ」という話だった。

それから、私の戦いが始まった。それも内緒の戦い。
「耳が聞こえない」と言っても、外面から見ると、どこにも悪い兆候は現れない。
つまり、本人の訴えも信用もされないし、ましてや、同情もしてくれない。
一人で、聞こえの悪さを隠し、悩むしか無かった。

それからは、耳が聞こえ無い悩みを人に知られないように、いや、こんな他人には分からない弱点は、出来るだけ隠しておきたい気持ちでいっぱいになってしまった。

今なら「私、聴こえないんです。済みませんが大きい声で話して下さい」と素直に言える。
若い頃は、自分のそうした弱さを隠したかった。

それは、歳をとって,仕事をもつようになると、更にエスカレートしてくる。
聞こえが悪い為に、仕事に不都合が起こり易いし、しっかりした答えが出来なくなる。
『聞こえない』事を知られないように隠す為に、結局、私は二重人格はになってしまった。

聞こえる時は『しっかりした態度が取れて意見を述べられる』
聞こえの難い時は『何とかまともに答えよう』として、かえって的外れになったり、自分の弱点を知られまいとする苦心で無愛想になる。

責任のある仕事になり始めると、益々、このような障害があることは厳しいものになった。
いい加減な返事は出来ない。
だから、心の重荷も大きくなる。

ところが、大発見。
いつも、絶対に同じ方向にしか座らない人がいる。
彼も同じ仕事。なぜだろうと思った。
分かった事は、二人の話し合いで、同じ立場だという事だ。
世の中、案外、ひっそりと悩みを抱えている人が多いと気がついた。

今は、すっきりと障害を話せるようになったが、長い長〜い苦労だった。

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<後日談>

補聴器が見つかった!
見つかったんです。
なんとまあ!
椅子の上に転がっていた!
私、座っていたの!
もう、つかわないつもりだったんだけど。
とっても、高価なんですもの!
今更、新しいモノを遣う気もなくなっている。
ますます、聞こえは悪くなりそうだから、自然のままの方が良いと思っている。