桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

二日続きのお茶の水

2016年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム
5月25日(水)

姉についてお茶の水へ行く。
ついでだから私もみてもらう事にした。

最近は、二人共、足が不安なので、タクシーにした。
すっかり行き慣れた感じの二人。
皇居前広場では相変わらず団体の観光客や修学旅行の制服姿が見られる。
皇居前の松は緑が美しく、まるで盆栽のような風情。
手入れが大変だが、さすがと何時も思う。

私は、まだ、こうした場所へ行った事がない。
『行った』と言えば、雅楽を演奏する舞台を観に出掛けた事があるが、それがどう言うきっかけだったか忘れてしまった。
あの頃は若かったので、身が軽く興味や関心が強かったから、積極的に参加しようとしたのだろう。
懐かしい思い出だが、もう、今はどんなに気持ちが動いたとしても、まともに歩けない足では実現は出来ない。

今日は、主に姉のために来たので、待ち時間が長かった。
やっと終わった時には、もう、何時も行くレストランへは行く気さえ起こらなかった。それに、明日も来るので後回しとする。
久しぶりにスターバックへ入ると、親切な従業員に姉は喜んでいた。

帰りに、JR有楽町そばの『ビックカメラ』へ寄って電話機を買う。
今までの機器は、既に15年ぐらいたっていると言われた。
据え付けは明日にでもしよう。

帰宅した二人は、もう、すっかり疲れ切って、昼寝?をしてしまう。
兎に角、二人共、歳をとったものだ。



~~~~~~~~~~~~~~~~~


5月26日(木)

毎月、予約をしている『お茶の水』の日である。
今朝もタクシーに乗った。
京浜東北線は全面的な運休になっている。朝早くからテレビで何回も放送されていた。
この分では、タクシーもなかなか止められないだろうと思ったが、やはり、予想した通りに空車は来な
5~6台やり過ごして、やっと乗る事が出来た。
既に、蒲田駅前で満員になっているとタクシーの運転手さんの話だった。

何時も「お茶の水まで」と言うと、驚いたような感じが返ってくる。
成る程、お茶の水は可なり遠いから、東京のような交通の発達した街では電車やバスを使う方が便利で経済的だ。
しかし、電車に乗る時間帯が通勤通学にかかってしまうと、悪いような気がするし、また、混み合った乗り物に乗る事自体が自分自身に危ないような気がする。

そういうわけで、タクシーを使用するようになった。
せいぜい、この位が我々の味わう贅沢って言うものか?


今日は、あまり時間がかからなかった。
食事はMATSUYAに行ってする事にした。
皇居前から丸の内にかけて、新しい巨大なビルが建ちつつある。
耐震構造が着々とすすんでいる。
何れにしても大地震が来たら、このビルの集団はどうなるのだろうと、不安になる。
運転手さんは「大丈夫ですよ」と言うが……

その中で日本銀行のどっしりとした低い建物が目につく。重要文化遺産の一つ。
学生の頃、教育実習で『日銀』の近くの小学校へ行った事を懐かしく思い出す。あの学校はまだ健在か?

時々、運転手さんに抜け道を教えてあげる。これも、今までに私が得た運転の成果からくるものか?
MATSUYAでは昆布の佃煮、団子などを購入。
8階で、食事をする。
『精養軒』は女性の客が圧倒的に多い。
ビーフシチューを頼んだ。美味しかったが、肉の量が多く私には無理という感じ。

二日続きの『お茶の水通い』は、相当に疲れた。


祝日ではなかった

2016年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム
5月23日(月)

気温30℃という。
背中が燃える様な暑さだった。
午後、歯の治療へ行く。
今日は丁寧に歯の掃除をしてもらった。 
出かける前に4回も歯を磨いた。それでも、やっぱり気になる汚れがある様で、何回も繰り返してうがいをするほど、丁寧に掃除をしてもらった。

ところで、今日は23日、私の携帯電話でカレンダーを開くと、23日(月)は赤い文字で記されている。
「アレッ?なんの日?」
「歯医者さんは祭日も仕事をするの?偉いなあ!よ-し、電話をかけてみよう」

でも、気になるので、カレンダーを調べた。赤い文字はない。
ついでに、パソコンで日付を調べる。私のMacは祝日の場合には、確り『◯◯の日』と出てくる。
「どう言う事でしょう?御宅へ電話をするところだったわ」
「これでも、私の携帯電話はiPhone5なんですぞ」と、受付の人と笑う。

歯医者さんがわざわざ、手をとって、椅子から降りるのを手伝って下さった。
これから3ヶ月程、間を持たせる事になる。忘れない様に8月1日と指定した。
「弾性靴下は?」「いや、今日は履いていません」(実は急いでいたから裸足で来たのだ)」
「よくなりましたか?」
「いえいえ、死ぬまでこの痺れでしょう」といささかヤケ気味になる私に、先生は笑った。

ムッとする様な気温と強い風を背中に受けて帰る。
今日は遠回りをして、ついでにスーパーをのぞく。
特に買うものはなし。

なんのために回り道をしたかというと、ハガキを一枚、投函するためだ。
近所の郵便局が建て替え中で、えらい不便な事、足が不自由だと本当に困ってしまう。

新潟から先日の返事があった。
私のブログが見つからないという。電話番号かメールアドレスを知らせてくれれば良いのに、結局、二人共のんきだね。
そうですね!sakurako blogではわからないものね。sakurako31
年賀状には書いてあったけれど、説明不足で気がつかないわね。





歩くことは大事です

2016年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム
5月21日(土)

25℃ぐらいだが、風が強い。
最近の私は、余程、体が軽くなったらしい(とは言っても、お腹だけは太り気味の食いしん坊)
少し強い風でも、吹き飛ばされそうになる。

午後、久しぶりに近くの大型スーパーへ出かけた。
ここは広い駐車場があるので、家族連れの客が多い。

他のスーパーで売っていない珍しい物が多く、品種も色々揃っているので買いやすい。
つい、急がない買い物までしてしまうので、今日は控えることにした。
と、言うのは、二人共、ここのところ疲れているから、無理をしないように気をつけたのだ。

それでも、店内を一巡すると、やはり欲しい品物がある。
特に当日限りの値段で売っている品物を見ると、やっぱり買いたくなる。
出来るだけ買い物を控えたが、それでもリュックサックの荷物は重くなった。

今月限りのサービスで、今までに貯めたシールでフライパンとクッキング鋏を求めた。
半値になる。
結局、手荷物が増えた訳だけれど、大きい割には品物が軽いので、家まで歩いて帰る事にした。

きついと思った『歩き』も、案外、我慢出来ると自信がついた。
やたらと、身を庇うのは考えものだと、今更の様に思う。

他人から見ると、腰の曲がった私の姿はすごく目立つらしい。
特に小さな子供は、奇異な目つきで私を眺める。(今までに何度も…)
若しかすると『舌切り雀のバアさん?』かなと、笑いたくなる。(この例は古いかな?)

私自身は気にしないつもりでも、席を譲って下さったり、じっと眺めていたりする事が多い。
だから、出来るだけ座っている人の前には立つつもりはない。
例外はシルバーシートの近くだけ…
それも、わざわざ、前に立つ気はないのだ。

それ程、気にしていても、結局は、私の姿は『よぼよぼなバアさん』なのだなと思ったりする。
だから、出掛けるのが嫌になるのだ。

思えば、格好付けでしかない私の単なる『強がり』過ぎなのかな?

兎に角、先ず『歩け歩け』で、決して消極的になってはいけないと、今更のように思う。



昨日の様子を姉に聞いてみた。
若い医師は、姉の事を相当な年齢から、高齢者特有の悲観的な事を言ったらしい。
確かに、彼女は89歳だからそれなりの心配もあるだろうが、同年齢の人とは違うような気がする。

兎に角、私よりも若く見える。
もっとも、最近は変わってきたが、それも側に生意気な妹がいる所為かも知れないと思う。
しかし、それは私自身が反省すべき事であり、出来るだけ気を付けるようにしようと考えている。

「お医者さんだって、特に若い人は人生経験も少ないし、他人を思いやる気持ちも足りない事が多いもの、気にしない方が良いよ」と、慰めた。
しかし、彼女が、昨日、病院へ行ったのは良かったと思う。
病院嫌いの彼女だから、もっと、積極的に利用するのを勧めたいと思い『お茶の水』へも一緒に出掛けている。

熊本から電話があった!!

2016年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム
5月20日(金)

なんて、速いのだろう!
もう、金曜日。

今日は一日、家の中。
外へ出るのは洗濯物の出し入れだけ。
昨日の天気は何処へやら?
そうそう、昨日の晩は満月だったらしい。
ベランダの屋根の向こうに、まーるい月が見えていた。

今朝になると、何となく薄曇り。
気温も下がったらしい。

ここのところ、姉の具合が良くないらしい。
病院へ行くのを嫌がる彼女に、無理にでも行くように勧めた。
今朝、早くに出かけた模様だが、夕方まで帰ってこない。
電話ぐらい掛けてきても良さそうなのにと思うが、全然、音沙汰なし。
もともと、こういうものを使うのが嫌いな彼女だから仕方がない。

結局、有楽町へは行けなかった。
電話機を買い換えようと思っているが、なかなか、チャンスがない。
実は、昨日、駅前の銀行や郵便局へ行ったついでに出かける予定だったが、今の私には無理な話だった。
暑い所為もあるが、足がいう事を聞いてくれないのだ。

今朝も足が痛かった。
でも、珍しく涼しげな日なので、チャンスだと思ったが、姉の事が気がかりで出かけられない。

電話機の子機がおかしくなって、二階にいると、電話が聞こえない。。
私のも姉のも、子機は全滅。

最近、よく人に聞かれる。
「お宅のFAXは?」
「いえ、いえ、うちにはないんです」
姉の友達も聞いたそうだ。だから、仁川会の写真を手紙で送ってきたらしい。
そうだ。FAXを欲しいとは思わないけれど、世間並みに行こうか!

明日、体が軽かったら、出かけてみよう。
駅前で買い物は済むのだから…

夕方、電話があった。
電話の側にいないと、二階から降りて受話器を取るのは時間がかかるし、間に合わない事もある。

それ!鳴っている!今は電話の側の椅子に座ってブログ書き。
「もし、もし!!」
男の人の声。それも年配の人らしい。
「あっ!F先生?」
私より年上の方なのに、お元気そうなお声。マニラ以来の懐かしい声がする。
奥様も電話に出られたが、何となくお変わりになったご様子。

でも、同じ熊本県でも、鹿児島に近く、地震の影響は軽かったとの事。
よかった!よかったですね~!

私の耳は聞こえが悪いから、先生のおっしゃる電話番号がはっきりせずに失礼したが、番号を確かめるために掛けてみた。
成功!
時々、電話を差し上げよう!
オトシャン、オカシャン、お元気で!

簡単なハガキだったけれど、お便りを差し上げて本当に良かった。

ラッキョウ漬けの準備は大変

2016年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム
5月18日(水)

天気予報によると、今日は暑くなるらしい。
最近は、何を着たら良いのか分からない日が続く。

予定では、電話機を取り替えるつもりで、有楽町まで出かけようと考えていた。
しかし、全ては『我が足』の御機嫌次第になる。
珍しく、階段を右、左と普通に踏む事が出来たのは久し振りだ。

今朝、起きた時には、多少、足取りが軽くなったかと思ったが、何かしら動き回っていると、もう、直ぐに『足の反乱』が起こってしまう。

仕方がない。我が身に起こった試練?と、おおげさに考える事にした。
腫れた足に『弾性靴下』を履かせる。一昨日よりは早く履けた。
これも要領の一つ。慣れる事が大切。

しかし、暑い日になったのに、厚手の靴下では、これからの暑さが思いやられる。
それに、直ぐ伸びてくる私の爪は、欠けたり曲がったりして(まるでばけものか?)強く靴下を引っ張る事も難しい。

やっと、履けた。
パソコンで『弾性靴下』を調べてみた。
ネットで買うと安いようだ。
また、靴下の履き方や注意が書かれていた。
就寝時には靴下を脱いだ方が良いとも書かれていた。

もう、有楽町へ行くのは無理、それでは駅前の銀行へ行こうかと考える。
でも、銀行は3時には窓口が閉じられる。
や~めた!
結局、天気が良くても、私の足の御機嫌次第で外出は取り止めになる。


一昨日、買って来たラッキョウを姉が掃除をしている。
「きつい、きつい」と言いながらの作業で、2kgのラッキョウを掃除するのだから、私も手伝った。
掃除の後は、近所のストアへ出かけて、酢や氷砂糖を買う。それにガラス瓶も三個。

きつい、きつい!と言いながら、二人共、何とか毎日を過ごしている。
姉もすごく疲れたらしい。

私も、きつくても、頑張らなければいけないと、しみじみ思う。
姉は私より四歳も年上なのだからと、今更のように反省する。

明日は、出来なかった事の一つぐらいは頑張らなければ。
早く寝よう!

弾性靴下って知っていますか?

2016年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム
5月17日(火)

どうかしている。このボケ具合。
何時も、確実に出掛けるリハビリの予約を忘れていた。
おお!なんたる事!!

目が覚めたのは早かった。
最近は、どんなに遅く寝ても、目が覚めるのは早い。
今朝も、5時前だった。
最近の気温ではシャワーにかかるのが億劫にならない。
しかし、今朝は違っていた。それに時間が早すぎると思ったのだ。
その時、既に今日は何もない日と決めてかかっていた。

さて、シャワーにかかるには靴下を脱がなければならない。
この靴下は特別な医療用で、簡単に着脱が出来ない。
名称は『弾性靴下』ワオー!!
最初にこの名称を聞いた時には『エッツ!男性靴下?」と不思議に思ったものだ。
男の靴下では大き過ぎるのに…?何故、履くの?

実は、本物の靴下は『男性』では無く『弾性』なのだ。
誰にも話さなくて良かった!!
ましてや、教えてくださったS先生に…

この靴下の効果は、今までむくんでいた足がスッキリするのだ。
それも、瞬く間にである。
ところが一番困るのは、靴下を履いたり脱いだりするのが難しい事だ。
最初のうちは片一方の足で30分以上かかった。
合わせて1時間はゆうにかかる。

そんな難しい靴下だから、サイズを確り確認しなければ、とんでもない事になる。
結局、SサイズからMサイズへ変える事にした。
片一方だけで2,000円もするから、4,000円x2=8,000円の支出になった。

この様にきつい靴下は、足には良いが、靴下の着脱には苦労する。
終いには、手の指まで酷使する事になる市、時間もかかって仕方がない。

今朝もそうだった。
なかなか、脱げない靴下に手の爪が折れそうになる。
それでも、今朝はゆっくりぬぐ作業を続けようと思った。
今日はリハビリに行く日じゃ無かったと…ゆっくりゆっくりと……
だから、履いたんだと…

その中に、ふと、気になってリハビリの診察券を確認した。
とんでもない!
予約は今日の『11時』となっている。
時計を見ると、あと1時間半ばかり。

やっと、この厄介な靴下を剥ぎ取って、テレビを見ていたのだ。
慌てた。診察券には『17日』と書かれている。

今日は雨が降っている。
この調子ではタクシーに乗れるだろうか?

取り敢えず、家を出た。
案の定、来るタクシーはどれも既に客が乗っている。
やっと,タクシーに乗る事が出来た。
握りしめていた千円札が湿ってしまった。
「ごめんなさいね」とドライバーに言って、湿った千円札を渡す。

センターへ着いたのは、定刻より5分余り前だった。
11時から問診がある。今日は私が一番後らしい。
リハビリの後、ホソヤさんに最後の予約もしてもらった。

今日は雨が降っているので、杖なしで傘を持って家を出ている。
帰りは傘を杖にして休まず歩いた。
幸い,雨が止んんでいたので、助かった。

昼食の後は昼寝をする。もう、休まないと体が持たない。
その後、サンドイッチを作る。
何時もより手間をかけて三種類作った。

夜も、夕食の準備をする。
昨日駅ビルで買った『包丁磨き』は上手く磨ぐ事が出来て野菜を切るのに重宝した。
きんぴらごぼうなんて、笹がきが素早く出来て大成功。 

緑って好き!

2016年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム
5月16日(月)

最近の暑さが感じられない程,気温が変わった。
雨が降るかと思ったが、大丈夫らしい。

久しぶりに大森駅の方までラッキョウを買いに行く事にした。
全く季節の移り変わりは早い。
新茶、ラッキョウ、様々な山菜……
5月って良いなあ!

緑、みどり、ミドリ、グリーン……
ミドリっていいなあ!

先日、テレビで『緑』には色々な種類があるって話していた。
成る程、よく見ると、庭の木々の緑も幾種類もの緑に分けられそう。
黒椿の葉は、日の当たるところへ出ると日焼けしたみたいな赤い色になっている。
しかし、それも日替わりの緑に変化するようだ。

タクシーの運転手さんが「えー!緑には色々な呼び方があるのですか?知らなかった」と言った。
知ったかぶりの私は、既に、その種類を忘れてしまっていたから、それ以上の情報は伝えられなかった。
あの素敵な呼び名を覚えておくべきだった。残念!

ところで……
緑は素敵な色だが、服になると難しい。
なかなか,グリーン一色で服にすると、着る人が色に負けてしまいそうになる。
緑色そのものは爽やかで、鮮やかで、気持ちをウキウキさせてくれる力を持っているが、それが人間にどう影響するかと言うと難しいものがある。

私の好みは紫、ピンク、赤、黒、黄色、ブルー……と、様々な色が入り混じっている。
言うなれば、色彩に興味を持ち過ぎて、絵の具箱をひっくり返した様なものである。
特に,セーターなどはその範囲に入ったものが多い。

中でも『グリーン』は難しいと言いながら、思い切って着てしまう。
他人の目から見ると、変だと思ったりするかも知れないが、本人の私は気に入っている。
勝手だね!

このように自分の事は棚に上げて、他人の事を批評するのは良くないが、テレビなどに出てくると、つい,批評したくなる。
グリーンは日本人には合わないのかも知れないな!な~んて、勝手な理屈をつける私。

ところで、最近、気に入っているのは、スポーツ用品に緑が可成り取り入れられている事だ。
特に、シューズに配色された緑は爽やかで、溌剌としている。
若しかしたら、緑を身につけるだけで、運動の効果が上がるのかも知れない。

なんだか、心も軽やかになるから、私もあの爽やかな緑色の靴を履いて見ようかな?

赤い柵

2016年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム
5月15日(日)

私には日曜も平日も無い。
良い御身分と言われそうだが、案外、不便なものだ。

家の前を通る人の様子で「そうだ!今日は平日だったんだ」と思ったりする。
昼近くになると、近所の会社の従業員が群れをなして、角のコンビニへ来る。
毎日、コンビニ弁当を食べているのかなぁ?と、要らんお節介事を考えてしまう。

午後になると、小学生達が賑やかに帰宅。
コンビニの前あたりにたむろしている。
「早く帰りなさいよ!」と、つい、ムカシ使い慣れた言葉が出そうだ。
しかし、彼らは友達としばしの別れを惜しんでいるのかも知れない。
兎に角、平和な光景である。

そして、ご老人(私も立派な老人だけど…桜)は
杖をつきながら、向かいのマンションに入って行く人も多い。

ところが、昨日、大発見をした。
マンションは四棟あるが、出入りに角の通用口を利用している人が多い。
その入り口が真っ赤な銕柵で閉じられていて、おまけに黄色いロープでぐるぐる巻きにされている。

とうとう、やっちゃった!
最近、ゴミ捨てのルールを守らずに、勝手に種類や収集日をお構い無しに他人の収集場所に置いていく者がいる。
ゴミ収集車の係員は、わざわざ、注意書きの紙を残して立ち去る。
違反した持ち主の分からない人間がやった事を、あたかも、ゴミ置場の家人のように誤解される事がよくある。
とうとう、姉は張り紙をした。それ以来、我が家の被害は無くなった。

ところが、マンションのように大きな世帯は、何時、誰が、勝手な行動をするかわからない。
とうとう、やっちゃった!管理人は大変。
と言うのは、その事である。

足が不自由な人も多くいるのに、マンションの住人は随分、不便になっただろうな?
僅かな人間の身勝手な行為で、住み難い住居にするなんてひどい!

私のクルマ

2016年05月13日 | 日記・エッセイ・コラム
5月13日(金)

今日も暑い。
紺色の麻のブラウスを着たら、暑くて仕方がない。
下着を一枚脱いだ。
たった二枚でも暑~い!

昨日、郵便受を覗くと、手紙が入っていた。
ところで、庭を巡ってポストまで行くのにも、杖があった方が安全。哀れなるかな!

封を開けてみると、車両保険の納付書が入っていた。
すでに、私の『愛用車』は処分済み。
処分済みの会社へ電話をしたが、既に店は時間で閉めたらしい。

今日、午後電話をして、書類を会社へ送るように手配する。
これで、すべて終わりになる。

ガランとした駐車場は、私の愛車が随分使用した。
だんだん、大型化して、駐車に苦労した思い出もある。
頑としてバックカメラを使わなかった。
自分の車庫入れ技術を信じたかったのだ。

結局、最後の小さな車だけは、バックカメラを備えつけた。
それもあまり効果がなかったようである。
何故なら、運転ががさつになったからである。
ドライバー経験は随分長かったのに、だんだん、自分の技術を信じられなくなった。

「もう止めたほうが良いですよ」
何人かの人が言う。
「いや、あなたは、まだ大丈夫ですよ」と言った医師もいた。
「自分の車を持つよりも、タクシーの方が良い。それに安くかかるよ」とS先生に言われた。

結局、いろいろと考えた挙句に、愛車を手放す事にしたのだ。
それ以来、目の前を走る自動車になんの関心もなくなってしまった。
不思議なものだ!現金だなぁ!
今までは『カーキチ』と言われそうな程、車の型から車種に至るまで関心を持っていた私は何処へやら?となった。

これで、一つ、精神状態がおさまりつつある。
もう、車の魅力からは卒業!と、自分を納得させる。

しかし……… 
一つ、困った事は富士山へ行く足が不便になった事だ。

御茶ノ水への道は暑かった

2016年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム
5月12日(木)

気温27℃。
御茶ノ水までの行程は順調に進んだが、私の座っている右側の席は一面に太陽がさしてジリジリする。
早くも夏の季節。

このような暑さを受けたり大雨が降ったり、幾度となく揺れる地震で、さぞかし、熊本の人達は大変な思いだと感じる。
最近、熊本の野菜類が目立つようになった。いや、今迄も店頭に並べられていたに違いないが、買い手の私の方の気が向かなかったのだと思う。

最近、目の状態が気になるので、眼科を予約した。
30分以上、早く着いたので、早目早目に検査や診察が行われた。
結果は『心配なし』
歳の所為で、多少は問題があっても、大丈夫だと無罪放免。


11時、二人で『山の上ホテル』へ行く。
先月もこのレストランで中華料理を食べたが、雰囲気、味、共に良しだった。
11時開店なので、私たちが最初となる。
玄関で聞くと、すぐ、予約を取ってくれて、更にエレベータで地下一階へ案内してもらった。

今回は一品ずつとったが、二人で分けて食べられるように分けて出してくれる。
以前はよく利用していたが、暫くの御無沙汰だった。
デザートまでサービスをしてくれて、大満足の昼食だった。

帰りに松屋へ寄る。
買い物は何時も通りで帰宅したが、帰り道で早く右折してしまった。
右折箇所はまだ見えていない。
「ワーゲンのマークが…」と言うまでもなく、同乗者の声で右折してしまったのだ。
この道は、駅周辺の道路が殆ど整理されていないため、運転手さんは大変だった。
兎に角、無事に着いたが、すっかり疲れ果ててしまった。
27℃と言う気温の所為もあるようだ。

足の調子が、益々、おかしい。
今朝のタクシーの運転手さんが教えてくれたのは『大日本帝国』
これなんの事?
東京のタクシー大手四社の事だそうだ。

◎ 大⇨大和自動車 日本⇨日本交通 帝⇨帝都自動車 国⇨国際自動車
な~るほどね!!

心もリハビリ

2016年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム
5月11日(水)

最近の変わりやすい天候には参ってしまう。
それも、幸いというか、雨が降らなかったりするのは有難い。
今日は、昼過ぎには雨が降り出すという事だった。
迷ったが、結局、洗濯は止めにした。

11時の予約で、早めに家を出る。
なかなか、タクシーが来ない。何台も続いて来るのは既に客が乗っている。
やっと、一台来た。
「もう、降らないようですよ」と運転手さんが言う。

早目に着いたので、お茶を飲みながら、週刊誌を読む。
「もう、降らないようよ」と姉に知らせる。
洗濯をしようかどうしようかと言う姉に今日は無理よと言い残してきたばかりだった。

かなり早目だったのに、かえって、早すぎたようだ。
やっと、看護士さんが呼びに来たのは10分前ぐらいだった。
「今日は院長先生の日ですよ」と、看護士さんは笑う。

待ちかねているような感じの先生が、私を見て楽しそうに笑われる。
最近の話し合いは、体の事は勿論だが、他の話題が多い。
先生も、私と世間話めいた会話を楽しんでいらっしゃるみたいで、それが私にとっても楽しみになる。

とうとう、時間が過ぎて、ホソヤさんが迎えに来た。
「オッ!イケメンだ!」と先生。面白い先生だ。

今月でリハビリは終わりとなる。
ホソヤさんに都合をつけてもらう。
今日は雨降りと心配していたので、杖の代わりに傘を持って来た。

短いステッキと比べて、遥かに長い雨傘を杖代わりにバス停まで一気に歩いた。
足の運びは早くなったし、歩幅も広く歩く事にしている。
しかし、疲れるなぁ!

昨日買った、カツオを姉が刺身にしてくれた。
美味しかった。
何だか、寿司が食べたくなった。

二階へ上がると、眠くなる。
寝ると、足がフラフラするからいけないのだが、睡魔には勝てない。

夕方、先日、残しておいた煮リンゴをフィリングにして二人分のパイを焼いた。

結局、雨は降らなかった。
明日は晴れて、もっと暑くなるらしい。

山椒の木

2016年05月10日 | 日記・エッセイ・コラム
5月10日(火)

テロップが流れる度に、熊本の地震の何時迄も止まない酷さを考える。
家を壊された人々は、どう復興させるか、宛てのない悩みを抱えておられるのだろうと思う。

先日、車で都心へ向かった。
すっかり、街はおそろしく背の高いビルが立て込んでいて、かつての街の様相ではなくなっている。
道路も建物も、以前、私が知っていた(熟知していた?)姿とはすっかり変わってしまったのだ。

その事は良いが、熊本の地震の激しさを考えると、あのような地震が東京で起こったらどうなるだろうかと、急に恐ろしくなった。
地震がきたら、まず、自分の家で様子を見ようと思っていたが、さて、どうなる事かわからなくなっている。
まず、足腰がまともでない体で、区が指定する場所へ避難するのは不可能に近い。

都が配布した災害時のハンドブックがある。
一応、目を通しているが、なかなか良く出来ている。
しかし、実際にその地で生活をしている者の判断や行動に必ずしも即したものではないと見た。
『他人に頼らず自分の判断を冷静に巡らす』事が大切だと思う。

車の中から見た街中は、ニョキニョキと寄り添うようにして立つ様々なビル群が続き、あのビルの中でどれほどの建物が頑丈に残る事が出来るかな?と、ふと、恐ろしくなった。

幸いと、まだ、我が家の近所にはそのような馬鹿でかい?建物はない。
しかし、倒壊はするだろうな?
ところで、我が家の向かい側にあるマンションは一軒一軒がコンクリートの箱で積まれたようなものである。
この構造法は、多分、古くても大丈夫だろうな?と思った。

しかし、災害ばかりは安心出来ない。
備えあれば憂い無しである。

~~~~~~~~~~~~

我が家の庭は、車がなくなって、すっかり広くなった。
コンクリートの駐車スペースは日当たりが良く、鳥や蝶たちの楽園である。
もったいないから、野菜でも育てようと思った。
だが、そう思うだけで、未だに実行されていない。
理由は園芸用の必需品を買いに行く機会がない事である。
もっと大きい訳は、足腰の所為である。

先日、書いた『ダイシンデパート』が頼みの綱だった。
しかし、残念ながらこのデパートは閉店してしまった。詳しい事は昨日だったかのテレビで話題になっていた。
園芸に必要な物を家まで運んでもらおうと考えていたのだ。
ああ、残念!
少しぐらい観賞用だけで無しに食用にも使えたのに……である。

しかし、一つだけ、良い事があった。
大型のスーパーへ出かけた時に、山椒の鉢植えを見つけた。
以前は、我が家にも山椒の木があったが、枯れてしまった。また、弟の家の庭にあった大きい山椒の木は嫌われて、切られてしまったのだ。

折角の筍も山椒がないと何となく寂しい。
山椒の葉はどこのスーパーにも売っていなかったので、今度、富士山へ行ったらなんとか見つけようと思っていた。

ところが、なんと、筍のそばに山椒の鉢植えが並んでいるのを見つけたのだ。
ステッキをつきながら鉢植えを持ち歩くのは、少しばかり考えものだったが、山椒の木を見つけた嬉しさの方が勝っていた。

500mほどの道のりを、鉢植えを下げ、ステッキをつきながら帰宅。
お陰で、疲れなかった。
好きな物事には文句が出てこない!現金なものである。

今、玄関のそばに置いてある山椒は水をしっかり吸って、若々しい葉が盛んに出ている。
そうだ!もう一度、筍を食べようっと!!

地域のデパート無くなる

2016年05月06日 | 日記・エッセイ・コラム
5月6日(金)

6日、天気が良いし、久しぶりに買い物へ出かける事にした。

今日の計画は、何年ぶりかに地域にあるデパート?へ行ってみる事にしようと決めた。
確か、最近、店を拡張したと大々的に宣伝していた筈なので、一度出かけてみようと、やっと、腰を上げた訳である。

『ダイシン』はおばあちゃんのデパートと言われて、欲しいものは取り寄せてくれると評判があり、結構、地域の大型の店として愛用する人が多かった。
私達も、池上通りまで散歩がてら買い物に行ったし、当時は、洒落た商品も多かった。
しかし、だんだん、テレビなどで『おばあちゃんのデパート』と宣伝されるようになってからは、駅周辺に大型のスーパーが出来て、行かなくなってしまった。


脚の具合が悪いので、贅沢だけど、タクシーで出かけた。
なんだか様子がおかしいので、店の人に聞くと「もう、8日で閉店します」との答え。
しかも、ガランとした売り場には僅かばかり残った品物が飾られ、カードの切り替えに来た人達の行列が見られた。

何という、間の抜けた光景だろう。
4~5年ぐらい前のご無沙汰だったが、今までのなんでも売っている『ダイシン』は、もう、なくなってしまった。
おかげで、目的は一つも果たせずに駅ビルへ行く。
休日とはいえ、池上通りの商店街は益々、不景気になりつつある。
そいうわけで、必要以上に体力を消耗してしまった。

すっかり『おばあちゃん』になってしまった私たちにも不便を強いられるようになった。
「私達、大森の田舎者ね」
「そうかな?世の中、不景気になったのに、店を拡張し過ぎたからよ」
何を嘆いても、町の活性化は、今の湯では期待出来ない。

夕方、あちこちの大型化の商店が閉店に陥った話題が、テレビのニュースになった。
その中に『ダイシン』の閉店も話題として取り上げられていた。
店の拡張と、若い人を呼び込む手段が足らなかったらしい。
兎に角、厳しい世の中になったものだ。

世間知らずの二人は、休日最後がくたびれ儲けだったわけだ。



夏の衣服

2016年05月06日 | 日記・エッセイ・コラム
5月5日(木)

暑かった。なんと、真夏日の気象である。
いよいよ、夏かあ!

さーて、一つ気になることがある。
それは夏の服装。

衣装持ちの私は、毎日着替えたとしても、季節を上回るほどの衣服を持っている。
しかし、今では自慢になる程のものは殆ど無い。
先ず、何と言っても、ものすごい体型の変化が影響している。
これが一番の悩み。
丸くなった背中は当然、湾曲した胸にも響く。
今まで通りだと安心して服を着た後、鏡を見て驚いた。
衣類の前後が分から無いほど、後ろ身頃へ偏っているのを発見してガクゼン。

最近、日に日に気温の変化が変わってくるのを見て、いささかえらいことになったと感じる。
しかし、外へ出て仕事をするわけでなし、余り気にするのもどうかと思い始めた。

以前だったら、ミシンを使う手もあったが、もう、ミシンに手を触れるのもどうだろうか?
これも、つまらない暇人?の悩みかな?
それより、散らかりぱなしの冬の衣類、どうします?

もう、五月!

2016年05月04日 | 日記・エッセイ・コラム
5月3日(火)

あっと言う間に四月が終わってしまった。
『ゴールデンウィーク』と言いながら、私には殆ど縁のない日々。
それでも、街をゆったりとした気分で歩いている人々を見ると、矢張り、気分の良い週間なのだなと思う。
そんな事ぐらいしか考えない私はひねくれているのかな?それとも、さめているのかな?

今日は火曜日なので、サービスデーとなっている近所のスーパーへ出かけた。

最近は500mばかり先にある大型のスーパーへ出かける事が多くなった。
行きはバスに乗るが、帰りは重い荷物を背負って家まで帰る事にしている。
「きつい、きつい」と言いながら、それでも我慢をしながらの強行軍。
他人がどう見ようと、お構い無しの脚の訓練である。

「もっと、運動をしなければ!」と、よく言われる。
でも、無理なんだ!私には…

帰宅した後はぐったりしてしまい、長い昼寝に入ってしまう。
兎に角、こんな事が起こらないように、日頃の努力が足りないんだわ。
歩け歩け1あーるけ歩け1


今日のスーパーは、我が家から150mほどにある。
毎週、火曜日の特売を期待しての買い物によく出かける。

賢いつもりで買い物をしたとしても、結構、間が抜けたショッピングをしている自分に気がつく。
まさに、売る側と買う側の闘いである。

今日も、マンゴーが安かった。
姉に欲しいか聞いてみる。「いらないわ」
そう、私もいらないわ。
やっぱり『郷にはいれ』である。
自然の中で育った土地の食べ物に勝るものは無しである。
それはマンゴーだけではない。
その土地の暮らしや人情に触れながら食べる産物は、まさに極上である。

な~んて、物知り顔で言ってしまった。
でも、本当の事である。


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気にしながら、まだ、オトシャン、オカシャンにお見舞いの手紙を出していない。
最初は、地震の熊本では無理だろうと思った。
しかし、今は、もう、私自身がサボっていると言うしかない。
歳のせいで、手書きの手紙がうまく書けないと言うのが大きな理由である。

地震発生以来、千回以上の地震が毎日続く。
なんてしつこいのだろう。

その上に。毎日続く強い雨は、被災者の心を痛め、後片付けの作業を遅らせている。
今まで地震が少なかった九州地方だけに、ショックは大きいものがある。
更に『地震保険』については、今まで、あまり関心がなかったので加入していない人が多いと聞いた。

我が家では家を建てた時に『地震保険』に入っている。神戸の大地震以来のことである。
完全に保障されないとしても、安心感はある。
兎に角、散らかったままの部屋では、お手上げだとわかっていながら手がつかない。
日頃から気をつけなければ…いけないなあ。

以前の私だったら、災害時に何かしらのボランテアに駆け付けたかったのに…
今では募金で協力するしかないようだ。
先ず、オトシャン、オカシャンに手紙を書こう。