3月に中国に来て10ヶ月目。住めば都とは良く言ったもので全く問題なく暮らしている。最初はやはり食事の味。肉魚野菜卵は日本と当然同じだが味が慣れない。最初は食べて吐いての毎日だったが、今ではほぼ何でもOKだ。逆に日本に行った中国人も同じこと。ともに慣れるしかない。美味しいと言う味覚は習慣の違いが大きい。味もだが料理法も違う。
野菜はトマト、サラダ菜、キュウリ、長ネギ、香菜しゃんつぁい(パクチー)、玉ねぎとかを生で食べる。パクチーは嫌いだったが今ではないと物足りない。はまると癖になる。中国の鶏卵さえ味が全然違うので食べられなかった。もう臭いで無理。でも今ではOK.
辛いものや中国の漬物が一番駄目だったが、今では両方とも食べられる。特に日本で言う食べるラー油の激辛版も今では好物になった。何でもつけて食べている。でも食べたら私が腕をぶるぶるさせるので、どうしたのと聞かれるのでらーと答える。
一口に中国と言っても北から南、都会と田舎。食べる物が違う。ビールも以前書いたが日本のビールは炭酸が強いから冷やさないと飲めないが、こちらのは炭酸が少ないので常温でも美味しい。言ってみれば水感覚だ。だから何本でも飲める。酒の強い人は45-60度の白酒(焼酎)をコップ2,3杯飲む。自分もたまに飲むが節制している。1日ビール(中瓶)4本が日課。10元。安いが白酒は1瓶で6元で自分は3日はもつので白酒が安い。飲むときは当然ストレートだ。これを朝からちびちびやるのが楽しいが、糖尿があるのでもうやめた。
あれだけ嫌いだった餃子も食べられるようになった。もう中身を確認せず食べているし方正の農家の食事も問題ない。
同じようにこちらでとんかつを作っても誰も食べない。最近カレー、ビーフステーキ、ハンバーガー、ナポリタンもあるが好んでは食べない。若い人は大丈夫みたい。
日本で何が食べたいか?長崎ちゃんぽん、あとは美味しい寿司かな?スーパーの寿司は食べたくない。まだ方正県の櫻櫻司寿店が美味しい。
つまりは特にない。
川魚、豆腐、野菜の鍋。これは美味しかった。