日本の鉄道技術の粋を集めた夢の超特急のぞみ号。
ひかり号を更に進化させた流麗なフォルム。。
まるであひるのくちばしのようである。
駅を通過する姿は白鳥のはばたきのように流麗であり、空を飛ぶジェット機のようでもある。
日本人のものづくりへの姿勢は昔と変わらない。
実に誇らしい。
この走行する姿を見ると、冬の定番ソングを思い起こす。
今年も既に過ぎてしまったが・・・
「きっと君は来ない 一人だけのクリスマスイヴ サイレントナイト ホーリーナイト・・・・・♪」
何とも夢を誘ってくれる乗り物である。
また、これから青年期への旅立ちという郷愁を誘ってもくれる。
22才の別れ
あなたに「さようなら」って言えるのは今日だけ
明日になってまたあなたの暖かい手に触れたら
きっと言えなくなってしまう
そんな気がして・・・・・
私には鏡に映ったあなたの姿を見つけられずに
私の目の前にあった幸せにすがりついてしまった
私の誕生日に22本のローソクをたて
ひとつひとつがみんな君の人生だねって言って
17本目からはいっしょに火をつけたのが
きのうのことのように・・・・・
今はただ5年の月日が永すぎた春と言えるだけです
あなたの知らないところへ嫁いでゆく私にとって
ウウウ・・・・・・・・・・
ひとつだけこんな私のわがまま聞いてくれるなら
あなたはあなたのままで
変わらずにいてください そのままで
(作詞作曲:伊勢正三 歌:風)
数年ぶりの再会はは突然やってきた。
彼女は手紙を私にくれた。
「あなたは私にとって、特別な存在です。でも今私には、そういうお付き合いをしている人がいるの・・・」
私は彼女に手紙を出した。
「そんなことはどうだっていいじゃないか。君への気持ちは変わらない、彼に殴られてもいいし、土下座でもなんでもやる・・・」
しばらくの日が経過して、再び手紙が私の元に届いた。
「あなたの真摯な手紙は彼に見せたわ。彼はこう言ったの。お前を幸せにしなきゃあなって・・・」
再び、彼女からの最後の手紙が私の手元へ。
「あなたはわたしにとってこれからも特別な存在です。私は嫁いでゆくけど一生この気持ちは忘れないでしょう・・・」
彼女の心には私の存在がしっかりと刻み込まれていたのである。
茫然自失。タイムラグがなんと恨めしかったことか・・・。
所詮、彼女と私の間には赤い糸での繋がりはなかった。
縁が無かっただけのことであった。。
それから数年、赤い糸は突然やってきた。
私の今があるのもこの赤い糸のおかげ・・・。
若き日の甘く切ない出会いと別れ。
運命は思うように事を運んでくれなかった。
しかし、時はその甘い切ない思い出をちゃんと心の片隅にしまってくれていた。
これが人生なのかも知れない。
私は・・・もっと妻に感謝すべきなのだろう・・・。
今、こうして安穏としていられるのも、全て彼女のおかげなのだから。。
もちろん・・妻のひた向きな努力、そして、お互いの忍耐もの賜物なのだから。。。
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