パソコンサロン通信

  パソコン市民IT講座 府中第2教室 パソコンサロン府中

■インチキ広告にご注意を!クリックはしないようにしましょう!

2013年09月16日 | 教室からのお知らせ

こんにちは、fujiです。

インターネットでフリーのソフトをダウンロードしたり、動画を見ようとしたりした時に、

やたらと派手な広告が目についたことはありませんか?

マークを点滅させたり、大きな文字が派手にアピールされたり…。

 

こんなメッセージとともに表示される広告にはご注意を!

  • システム内でスパムウェアが検出されました
  • お使いのパソコンの性能が低下しています
  • PCエラーを無料修正!
  • お使いのPCの動作が遅いです
  • 警告:エラー修正のために無料スキャンを実行してください
  • お使いのPCがクラッシュ寸前です
  • コンピューターに感染ファイルが見つかりました
  • お使いのFrash Player バージョンからえエラーが検出されました …などなど。

「自分のパソコンの性能が落ちているのか。壊れる寸前なのか。じゃあ、ちょっとチェックしてみようか…」

と広告をクリックしたところ、どうなるかというと

⇒【無料スキャンをしてくれる】
⇒⇒【必ず「大量のエラーがあった」「ウィルスにかかっている」などと表示される】
⇒⇒⇒【え?そうなの? と不安や動揺をあおる】
⇒⇒⇒⇒【解決したければ今すぐ購入、と促される】

手口は共通で、ソフトを購入させるために、大量のエラーや「システムの正常性」

「損傷レベル」といった意味不明な表現で不安をあおるのを前提にした設計になっていて、

とにかく有償版を買わないといけないような気分にさせるものです。

また、これ自体がウィルスやスパイウェアというわけではないので、ウィルス対策ソフトは特に何も警告をしません。

こうした手法を「点検商法(てんけんしょうほう)」といいます。

…「点検」と称して訪問し、点検作業を行い、虚偽報告または不安をあおることにより、商品購入や薬務提供契約を勧め、過分な改善、劣悪あるいは異常に高価な商品や役務を行う悪徳商法。また、点検の結果、機器の故障や劣化があったとして危険性を強調し、機器の交換などを勧めることが多く、こうしたものは「危険商法」ということがある(Wikipediaより)

【対 策】

  • こうした派手な広告やメッセージは絶対にクリックしないこと
  • 画面に有料ソフトの購入画面が表示されてしまったとしても、絶対にお金を払わないこと

ソフトをアンインストールすることができれば一番いいのですが、最後の手段は「初期化(リカ、バリー)」です。いつでもパソコンを修理に出せるように、失うと困る大事なデータ(住所録、写真、文書など)は定期的にバックアップを取っておきましょう。

バックアップってどうしたらいいのという方は、スタッフに相談してくださいね。

 

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