エステの先生のご紹介をいただき、タイスパの研修に参加させていただきました。場所は神戸でした。
まさかと思ったけど、テキストも、レッスンも英語のみで2週間の研修でかなり貴重な経験をさせていただきました。通訳あると聞いてたけど、一緒に参加されたセラピストの方々の協力のもと、進行しました。私以外のセラピストはホテルスパ経験者や、外国人がたくさん訪れる温泉等での経験者ばかりで、皆さん英語をニュアンスでとらえ、大まかに理解することに長けているハイレベルな方ばかりで恐縮でした。
1日のレッスンが終わると、研修場所から10分程のウィークリーマンションに戻って復習をするのですが、テキストの翻訳を始めると、あっという間に0:00過ぎて手技の復習迄に至らず、なんとも要領が悪く時間ばかりが過ぎてしまいます
初日から既にどうしよう、といった感じでしたがもうやれるだけの事をやるしかなく、あっというまに最終日になってしまったのを覚えています。
タイ人のトレーナーに一度「あなたのこれまでのやり方をやってみて」と言われて、これまでエステサロンで行っていた凝りの場所を重点的にほぐしていく筋肉マッサージを施術させてもらったのですが、トレーナーはスパ専門の方で、違和感を感じたらしく、言葉も細かく伝わらない為に、うーん🤔なんだかもっと波のように、、、といった感想をもらいました。言わんとしていることはすごくよくわかります。エステで働く以前にアーユルヴェーダのスクールで習得した感覚を取り戻せていなかったために非常に困った展開になってしまいました
それでも、当時のお店の方々に励ましていただきながらやれるだけやりました。本当に感謝しきれません。とにかくみんな優しかったです
結果的にタイフィールドでは「落第」になってしまいましたが、本当にもう2度とないだろうという経験をさせていただきました。紹介をしてくださったエステの先生、会社の方々に感謝しています
短い期間でしたが外資系高級ブランドに関わることができたことは、忘れられない出来事となりました。
研修中に、勉強とは全く関係のないことですが一つ印象深い出来事がありました。お昼休憩で先生が「カップ焼きそば」的なものを食べようと買ってきていました。先にお湯を入れて3分たったらお湯を棄ててパウダーやソースを後からいれるタイプのあれです。
間違えてお湯と共にマヨネーズとか付属のものを全部一緒に入れてしまって、周りの皆が気がついた時は後の祭りで。。本当に皆ノーコメントで
あまりに切なすぎるよ先生、と思ったのでお弁当屋に走って適当に何かを買ってきて差し上げたのですが、先生は、余計に気を悪くしてしまいました
その日のお昼がなくて困ったと思ってとっさの判断だったわけでしたが、気持ちがうまく伝わらず、プライドを逆なでしてしまったような雰囲気になってしまいました
放っておいて欲しかったのだ、と理解したのが遅かったです。
(夜ご飯を何度か買いに行った南京町はノスタルジックな雰囲気)
あれから4年が経ちました。研修後に初タイ旅行を果たした時に、バンコクがリトルニューヨークかと思う位都会に見えて今思えば、コロナのパンデミックが起こる以前のタイは、史上最高のバブルだったのかなとこんなことがあるなんて!と
考えてしまった1日でした。