ホームセンターで小型のノコギリを買いました。さて使おうと見ると、柄に防犯タグが付いたままになっています。レジでの取り忘れです。気にせず外して使おうかとも思いましたが、念のため店に電話してみました。「外すと警報音が鳴ります。外しに伺います」ということで、すぐ外しに来てくれました。素早い対応です。玄関で外してくれましたが、警報音(ピーピー音)が鳴り出し、係の人は鳴るタグを握りしめて音を殺しつつ帰っていきました。webで調べると、警報音の他、インクが四方八方に飛び散る仕掛けのもあるようで、やはり自分で外さないほうが良いですね。
またも藻岩登山。空気が澄んでいて、展望台からの眺めがはっきりしていました。札幌ドーム方面を見ると、ドームの遥か右上方向に三角屋根が見えます。しばらく「あれは何だ?」とわからなかったのですが、エスコンフィールドですね。
札幌ドームの右側に広がる緑地は農業試験場ですが、しばらく前にここをクマがうろうろしていたのですから驚きです。地下鉄駅も近いです。さらに右側(写真の範囲外)の白旗山、滝野を辿ってやって来たのでしょう。
一昨日、藻岩山に登りました。頂上展望台から北を眺めると、札幌と近郊の防風林が見えます。花川南防風林は幅が広く見えますが、そのはずで幅70mくらいあります。明治時代の植民計画で原生林を一部残して設けられたとか。時代が進むと、農作業の邪魔になる、畑に日陰ができる、畑から肥料分を吸い取ってしまうなどの理由で多くの防風林が伐採されたようです。とは言え、札幌近くでは、美唄や峰延などにまだ多く残っているみたいです。防風林は、風を防くのが目的ですが、風が弱まると畑や田からの蒸発が減り、すると蒸発するときに奪われる熱量が減るので地温とか水温が高まる効果もあるようです。
昨日はオホーツク側で気温が上がり、常呂で最高気温31.4℃になりました。海沿いの湧別~常呂~網走~斜里のアメダスはいずれも30℃以上でした(斜里では最高30.5℃ですが最低6.9℃!)。少し海から離れた北見、境野、美幌、女満別も30℃を超す陽気となりました。北海道初の10月の真夏日だそうです。上空に15℃くらいの暖気が流れ込んだのが原因だそうで、その様子は道新の図でイメージできました。また、南側の山から南~南西の風が吹き下ろし、フェーン現象で気温上昇・湿度低下したのでしょう。網走では湿度が25%まで下がりました。(風上側の足寄も30℃超えましたが)