ポイントカードはポイントがたまる、というメリットがありますが、デメリットも理解した上で使いましょう。
[事例]
家電量販店で買い物をした際に、「特典が付くから」などとポイントカードを作るよう熱心に勧められた。
高齢なので申込書に記入するのが難しいと断ったが、店員に「代わりに記入する」と言われ、断りきれずに申し込んだ。
数日後、クレジット会社から電話があり、クレジットカード機能が付いたものだとわかった。
先日は年会費の請求書も届いた。
クレジットカードはいらない。
解約したい。
（80歳代 女性）
[対策]
クレジット機能付きのポイントカードは、特典が優遇される反面、年会費が発生したり、決済機能があるため保管等に注意が必要になったりする場合があります。
勧誘をされても詳しい説明を求め、納得できなければきっぱりと断りましょう。
[個人情報]
支払いの時に、ポイントカードを使う(ポイントを貯める、使う)と、いつ、誰が、何を、いくらで、何個買った、という、購入データが逐一蓄積されます。
しかも、複数の店で使えるポイントカードだと、性別、年齢層、地域、年収、学歴、職歴、家族構成、食事や服装の嗜好、病名などその人のライフスタイルが推測されます。
例えば、Tカードは100社以上で情報が共有されています。↓
http://tsite.jp/r/ccc/customer/optout.html
[出典]
見守り新鮮情報>ポイントカードのつもりがクレジットカードの申し込みに
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen258.html
共通ポイントカードの消費者保護(PDF)
http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201307_03.pdf