こんにちわ。
相生電子工業の矢島です。
春が近づいてきて、過ごしやすくなってきました。
うれしい反面、花粉症の辛い季節の到来です。
コロナで皆様が咳やくしゃみなど、いつも以上に警戒している中ですので、
花粉症の薬をしっかり飲んで、少しでもアレルギー反応を抑えなくては・・・
っと思っております。
さて、今回はこの研究会のメンバーである”湘南マシーン”様に依頼をして
制作して頂きました治具をご紹介します。
弊社では、基板に電子部品を搭載 / 挿入しております。
搭載部品とは基板の上に”乗せる”部品になりますので、特に指示がない場合はそのまま搭載(乗せれば)すればよいのですが、
挿入する部品は、挿入する場所のスペースの問題、発熱部品の問題、穴のピッチの問題など、
部品によって様々な加工を行って挿入するパターンがあります。
今回、湘南マシーンさんにお願いして「部品を加工(部品を決まった寸法で曲げる)する治具」を作成してもらいました。
※作成前※
今までは気合と力で“手”で部品の加工を行っておりました。
1回のオーダーで数千個という数があり、何とか加工を終えても、
腱鞘炎になったり、手、指が痛くて2,3日部品をもつことが出来なくなってしまったりと
様々な問題が多発しておりました。
このように硬い部品のリード(足)部分を加工する治具を作成したい。
簡単な写真と、我々の理想、想いを湘南マシーンさんに伝えさせて頂きました。
湘南マシーンさんにも、色々と試行錯誤を行って頂き、
第一弾、第二弾と形を変え、工夫を取り入れ、今回の治具を考えて頂きました。
そしていよいよ出来上がった治具がこちら。
少し写真ではわかりずらいですが、部品を所定の場所にセットしてレバーを下すだけ。
部品にキズが付かないようにも工夫をして頂き、湘南マシーンさん所有の3Dプリンターとの合わせ技でとても素敵な治具が完成。
今まで手が痛いのを我慢して折り曲げていたのが嘘のようです。
(なんでもっと早く相談しなかったのだろうと反省・・・)
本当にとっても素晴らしい治具を検討、制作して頂きました。
しかも、「もう少し改良して欲しいところがあれば修正するよ!!」っと、
とても暖かいお言葉まで頂けました。
実際にこの部分をもう少し・・・っとお願いしてみたところ、快くOK!!
やはり、自分の想いを理解、共有してくれる仲間やその方々の信頼しているパートナー、
ネットワークがとても大切だと思った今日この頃です。
皆さんも是非、治具制作などお困りの事が有れば、
湘南マシーンさんにご相談してみてください。
悩みを笑顔に変えてくれると思います。
また、治具制作だけでなく、何かお困り事がありましたら
我々研究会メンバー迄ご相談して頂ければと思います。
いろいろなネットワークを使って、きっとお役に立てる事が出来ると思います。
お気軽にご連絡ください。