さんあいでは職員にはドレスコードはない。それは子どもたちの生活支援なので、清潔で動きやすい服装が基本であり、個人の選択の余地が狭いからである。特別な日でない限りは夏であればTシャツに短パンというような格好も許される。だた、外部での研修や子どもたちの学校への訪問時には、相手に失礼にならない程度の服装で臨むのがルールだ。また指輪等のアクセサリーは、料理をしたり幼児を抱っこしたりするので、出勤時は身に付けない。
ところで髪の色はと言うと、昨今学校の先生でも女性なら茶色に染めている方が多いので、さんあいでも特に規定はなかった。ところがある時、子どもたちの方から、金色に近い茶髪で授業参観に来てほしくないとの意思表示があった。子どもなりに保護者像というものがあるのだ。それをキッカケにさんあいでは、全職員の染髪の色の統一をおこなった。 すなわち黒に近い目立たない茶色はOK、金髪に近い茶色はNG。 職員の個性を殺すような規定は憚れるが、「子どもの最善の利益」を第一に考え、職員は早速髪を染め直してくれた。
個性は大切だ、でも子どもの最善の利益が最優先。
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