20歳になった時に祝うのが成人式だが、最近では10歳になったときにお祝いする2分の1成人式が流行っているそうだ。さんあいでも10歳という一つの節目に子どもたちの自己肯定感やこの世に生をうけた感謝の気持ちを育むために2分の1成人式を、1月5日のお餅つきの昼食会の場で行った。とり立てるようなことはないのだが、10歳の子どもたちに、皆の前でこれからの夢を発表してもらい担当保育士からの励ましのメッセージを手紙にして渡すのだ。 Aちゃんは、将来お花屋さんになる夢を、Rくんは、気象予報士になる夢を、Kくんは、スポーツ選手になりたい夢を、それぞれ恥ずかしそうに語ってくれた。その他の子どもたちも職員もみんな新年の夢を短冊に書き昼食会のホールに吊るした。経済的な困難を抱えた家庭の子どもたちが多いせいか、現代の世相を反映してか“お金持ちになりたい”という夢を書いていた子が多かった。また昨年の夢がサッカー選手だったSくんは、今年の夢を野球選手にしてスーパーマン的な夢を追っている。そんな中で、インフルエンザで昼食会に参加できなかったもう一人の10歳のAちゃんは、その類まれな文才をいかして小説家になりたい夢を短冊に記していた。頑張れ、さんあいの子どもたち。みんなで応援しているぞ!
2分1成人式の様子
将来の夢を記した短冊
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