福住ゼミで書いた 2つ目の文章・・・、ほとんど 文章になってないけど。
2006年に書いた。最後に ドイツワールドカップの話まで出てくる。
**********
「岩崎タクジ」的
捨てる神あれば、拾う神あり。
岩崎タクジさんは神に翻弄されている、と言いたいわけではない。
ご本人が、ほとんど神なのだ。八百万の神。むしろ妖怪かもしれない。
時として捨てる神であり、又ある時は拾う神。
そして並べる神となった時に本領を発揮する。
2006年6月28日バンカートにて、お話を伺う。
飄々としたオヤジ。道士のような雰囲気。元デザイナー。
現在は遺跡発掘を生業とされているが、もしかするとアーティスト。
この神さま、よくしゃべる。
古今東西。拾い集めた森羅万象のカケラを、次から次へと開帳してくれる。
脈絡があるような、ないような。
目くらましではない。ヒントだらけのナゾナゾ?
実は答えの羅列、なのだ。
「勝者と ウィンナ・ワルツを」 イワサキ タクジ/ドローイング展
2006年6月20日(火)~7月8日(土)
ギャラリー マキ
7月1日(土)、作品展を見に行った。土曜日は、ご本人の解説とスライド上映つき。
困った事に・・・、感染してしまった。
作品の虫干しのような/すがすがしい/壁面/イスに座って/眺める/平面的4次元/サッカーゴールほどの/人生/と言うキャンバス/柱時計を座標軸に/自らのドローイングまで、拾い物然と並べ/ブツや/ブツを/絵の具にして/新しい文脈を仕立て上げ/ふわふわと/頼りなく/こってり/塗りこめる/あまりにもまっとうな/芸術・・・志向/狂う、一歩手前の/王道を/右往左往
イコン ⇔ がらくた
聖 ⇔ 俗
抱いてくれる ⇔ 抱きたい
母 ⇔ 子
残る物 ⇔ 残したい物
向こうに見える ⇔ ここにある
純粋芸術 ⇔ 限界芸術
世界史 ⇔ 世界地図
過去・未来 ⇔ 現在
死 ⇔ 生
方法論はコンプレックス/だが、シンプルな作風/ひろがり/重なり/バラバラな/終わりのない/増殖を/切り取る/編集作業/デザイン/形/ことば/意味はない/模様
記憶―いなか―父母/近所を歩いて/拾い集めた/東アジアの原風景/ヨーロッパをかすめ/遠い記憶にまで/羽を伸ばして/ぺらぺら/ぷかぷか/せつなくて、悲しくて/縫いこむ、ねじ込む/中世の/光/日の丸/記念絵葉書/方程式に/キリスト教の香り
面白い 楽しい 心地よい/味わいを/束ねる/駄菓子屋の店先/スクラップされた/金魚は/あいまいな/スクラップ/地中海風サラダに/冷蔵庫は/あるのだろうか?/貧乏という栄光/つつしんで/祭壇に/インスタレーショ/んっ? これは/生きてきた証
夜店・七夕・幻燈会/この長く短い、特別な夜/そのイリュージョン/目の中に飛び込んでくる/粒子/青赤白黄/トタン 錆/汚れ にじみ/観光旅行/岩崎商店の新大陸に/かぶる、平成18年/世界と繋がる/スライドショーは/燃え上がる葬儀/グリコのオマケである/そんなパフォーマンスを/カシャッ!/インスタレーショ/んっ! これが/生きている証
カシャッ!/カシャッ!/「傷口」の提示/それは、そのままでは/アートではない/では何が、アートを成立させるのか?/なんて事より/カシャッ!/時間を切り取るプロジェクター/の音
サービス精神/恥を知る/すこやかな大人/それとも・・・/子供
(寺山修司+タルコフスキー+ミケランジェロ+みのもんた+月光仮面)÷5
= 岩崎タクジ
プレゼンの達人/照れ屋の職人/過剰な、独断と言う正解/字体/行換え/羅列する行間/方法へのこだわり/映画―文学―音楽/連歌/浮世に/見立てる/江戸―昭和/バロック/場の空気を/呼吸するオルガン/安心・居心地・懐かしさ/元デザイナーには、すべてをマルメテシマウ/傾向があるのかもしれない
ここにあるのは/・・・愛/?/和/?/それも悪くはないが/抜け出せない/でも、包まれていれば/気持ち良い/だが、、、勝者?/ウインナ・ワルツ??
こざっぱりとした/正々堂々の/悪―趣味/命がけのスマート/限界芸術と見まごうばかりの/純粋絵画/その徹底した中途半端は/付け入る隙だらけ、じゃん/だが踏み込めば大喜び/おっと、これは/ピ~~ッ! オフサイド/そうか、岩崎さんは/ワールドカップを戦っているのだ/Oh Good Heavens!
自分勝手な/サイズで/死と踊る/ダンスマカブルの経済事情/糸で/ガンジガラメになった/手も足も出ない/チャーシュ-は/回転式/サタン―堕天使―エンジェル―神
・・・と言った感じのお人柄、展覧会で、ありました。
そうこうしているうちに、ワールドカップ-ドイツ大会は終わった。
テレビを見ない岩崎さんは、ラジオで聞いたのだろうか?
雑誌は切り抜いただろうか?
ひょっとすると今頃、トッティあたりとウィンナ・ワルツ(?)を踊っているかもしれない。
ドイツは3位だったわけで・・・。
//////////////でも/本当の勝者はジダン/と、おれは睨んでいる/内緒だが/実はジダンも/回転式/なのだ///だってあの時/手も足も、出さなかったじゃないか//
******************
「アートって、 なにさ?」 は、 もう少し ・・・ 続く
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2008-05-18 15:15:44 up
2006年に書いた。最後に ドイツワールドカップの話まで出てくる。
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「岩崎タクジ」的
捨てる神あれば、拾う神あり。
岩崎タクジさんは神に翻弄されている、と言いたいわけではない。
ご本人が、ほとんど神なのだ。八百万の神。むしろ妖怪かもしれない。
時として捨てる神であり、又ある時は拾う神。
そして並べる神となった時に本領を発揮する。
2006年6月28日バンカートにて、お話を伺う。
飄々としたオヤジ。道士のような雰囲気。元デザイナー。
現在は遺跡発掘を生業とされているが、もしかするとアーティスト。
この神さま、よくしゃべる。
古今東西。拾い集めた森羅万象のカケラを、次から次へと開帳してくれる。
脈絡があるような、ないような。
目くらましではない。ヒントだらけのナゾナゾ?
実は答えの羅列、なのだ。
2006年6月20日(火)~7月8日(土)
ギャラリー マキ
7月1日(土)、作品展を見に行った。土曜日は、ご本人の解説とスライド上映つき。
作品の虫干しのような/すがすがしい/壁面/イスに座って/眺める/平面的4次元/サッカーゴールほどの/人生/と言うキャンバス/柱時計を座標軸に/自らのドローイングまで、拾い物然と並べ/ブツや/ブツを/絵の具にして/新しい文脈を仕立て上げ/ふわふわと/頼りなく/こってり/塗りこめる/あまりにもまっとうな/芸術・・・志向/狂う、一歩手前の/王道を/右往左往
聖 ⇔ 俗
抱いてくれる ⇔ 抱きたい
母 ⇔ 子
残る物 ⇔ 残したい物
向こうに見える ⇔ ここにある
純粋芸術 ⇔ 限界芸術
世界史 ⇔ 世界地図
過去・未来 ⇔ 現在
死 ⇔ 生
方法論はコンプレックス/だが、シンプルな作風/ひろがり/重なり/バラバラな/終わりのない/増殖を/切り取る/編集作業/デザイン/形/ことば/意味はない/模様
記憶―いなか―父母/近所を歩いて/拾い集めた/東アジアの原風景/ヨーロッパをかすめ/遠い記憶にまで/羽を伸ばして/ぺらぺら/ぷかぷか/せつなくて、悲しくて/縫いこむ、ねじ込む/中世の/光/日の丸/記念絵葉書/方程式に/キリスト教の香り
面白い 楽しい 心地よい/味わいを/束ねる/駄菓子屋の店先/スクラップされた/金魚は/あいまいな/スクラップ/地中海風サラダに/冷蔵庫は/あるのだろうか?/貧乏という栄光/つつしんで/祭壇に/インスタレーショ/んっ? これは/生きてきた証
夜店・七夕・幻燈会/この長く短い、特別な夜/そのイリュージョン/目の中に飛び込んでくる/粒子/青赤白黄/トタン 錆/汚れ にじみ/観光旅行/岩崎商店の新大陸に/かぶる、平成18年/世界と繋がる/スライドショーは/燃え上がる葬儀/グリコのオマケである/そんなパフォーマンスを/カシャッ!/インスタレーショ/んっ! これが/生きている証
カシャッ!/カシャッ!/「傷口」の提示/それは、そのままでは/アートではない/では何が、アートを成立させるのか?/なんて事より/カシャッ!/時間を切り取るプロジェクター/の音
(寺山修司+タルコフスキー+ミケランジェロ+みのもんた+月光仮面)÷5
= 岩崎タクジ
プレゼンの達人/照れ屋の職人/過剰な、独断と言う正解/字体/行換え/羅列する行間/方法へのこだわり/映画―文学―音楽/連歌/浮世に/見立てる/江戸―昭和/バロック/場の空気を/呼吸するオルガン/安心・居心地・懐かしさ/元デザイナーには、すべてをマルメテシマウ/傾向があるのかもしれない
ここにあるのは/・・・愛/?/和/?/それも悪くはないが/抜け出せない/でも、包まれていれば/気持ち良い/だが、、、勝者?/ウインナ・ワルツ??
こざっぱりとした/正々堂々の/悪―趣味/命がけのスマート/限界芸術と見まごうばかりの/純粋絵画/その徹底した中途半端は/付け入る隙だらけ、じゃん/だが踏み込めば大喜び/おっと、これは/ピ~~ッ! オフサイド/そうか、岩崎さんは/ワールドカップを戦っているのだ/Oh Good Heavens!
自分勝手な/サイズで/死と踊る/ダンスマカブルの経済事情/糸で/ガンジガラメになった/手も足も出ない/チャーシュ-は/回転式/サタン―堕天使―エンジェル―神
そうこうしているうちに、ワールドカップ-ドイツ大会は終わった。
テレビを見ない岩崎さんは、ラジオで聞いたのだろうか?
雑誌は切り抜いただろうか?
ひょっとすると今頃、トッティあたりとウィンナ・ワルツ(?)を踊っているかもしれない。
ドイツは3位だったわけで・・・。
//////////////でも/本当の勝者はジダン/と、おれは睨んでいる/内緒だが/実はジダンも/回転式/なのだ///だってあの時/手も足も、出さなかったじゃないか//
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2008-05-18 15:15:44 up