パルパイヨ亭気分。

四銃士が周囲を気にせず語り合ったパルパイヨ亭で語る気分で。

アイドル歌謡独断アウォーズ2016

2016年12月30日 | 音楽
〈最優秀作品賞〉
「二人セゾン」欅坂46
今年、欅坂がリリースした3曲はどれも強烈なインパクトがあったが、この曲の美しさには完全に心奪われた。
全体的な詞の語感とメロディーの美しさ、サビの切なさがまたたまらない。なんかよくわからないけど油断すると感動して泣きそうだ。
セゾン以外ほとんど日本語歌詞ながら、AとBを繋ぐワンポイントの英文が王道アイドル歌謡感を醸していて心地よい。
「そのどれが欠けたって 永遠は生まれない」相変わらずの秋元節にも心掴まれる。
まだドラマ演出の入ってない王道PVも爽やかで美しい。

〈優秀作品賞〉
「セーラー服と機関銃」橋本環奈
何と言ってもソロアイドルが渇望される中、知名度のあるアイドルがソロリリースしたのは大きい。
曲は言わずと知れた名曲のカバーでありながら、橋本盤としてちゃんと昇華されている。
PVの紺に白スカーフのセーラー服での歌唱も、映画のメイキングシーンもソロアイドルとして充分成立する可愛さだ。

〈同〉
「サヨナラの意味」乃木坂46
安定の乃木坂歌謡。今年の3曲の中でも一番刺さった。メッセージ系アイドル歌謡にして、メロディーもアレンジも演出も王道。安心して感動しながら聴ける良曲だ。
サビの振り付けで橋本さんが途中から動くところもかっこいい。


〈最優秀新人賞〉
欅坂46「サイレントマジョリティー」
18歳からの選挙権が実施された年に「サイレントマジョリティー」でデビューしたのは意義深かった。
今年リリースした3曲がどれも甲乙つけ難い良曲で、自分の中では今年のアイドル歌謡界で群を抜く活躍で満場一致の最優秀新人だ。


〈最優秀カップリング賞〉
「渋谷からPARCOが消えた日」平手友梨奈
パルコの連呼が強烈に残る曲。カッコイイ系ソロアイドル曲として充分ありだろう。
アイドルが歌えばそれすなわちアイドル歌謡なのだから。
PVでスタンドマイクで歌う姿もかっこいいし、ちょっとした振り付けがつくのもよい。

〈優秀カップリング賞〉
「白米様」乃木坂46(さゆりんご軍団)
4人組による楽曲ということで一昔前のグループアイドルのようで好感が持てる。
メロディーもソロパートのある歌唱も合いの手も、ザ・アイドル歌謡。
PVでの可愛い衣装、振り付けと、とぼけた歌詞とのギャップも最高。
「お好み焼きをおかずにできるか? 聞くだけ野暮でしょう」素敵な歌詞。

〈同〉
「絶対ヒロイン」X21
素朴系アイドル歌謡。これといった特徴はないのだが、ついついクセになり良く聴いた。
土手の上で夕陽に向かって歌っているような光景が目に浮かぶ曲。

 
※対象は2016.1.1から12.31までにCDシングルとして発売された曲。
今年は例年以上に聴き込みに偏りがあり、より独断になっていることをお断りします。
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