パルパイヨ亭気分。

四銃士が周囲を気にせず語り合ったパルパイヨ亭で語る気分で。

サイレントマジョリティー 欅坂46

2016年06月21日 | 音楽


ちょっと前に秋元康氏の歌詞が女性蔑視だと話題になった。
政治家の発言なら解るが、作家が創作した一主人公の思想に目くじらを立てるのは筋が違うのではないかと個人的には思ったが、この表現は女性蔑視であるという議論が出来た点ではよかったのではと思う。

さて「サイレントマジョリティー」だ。曲のパフォーマンスはアイドルとして過剰と思うが、メロディーは王道だし、好きだ。

何より歌詞がいい。ナイスタイミングでさすが秋元氏。
最初タイトル聴いた時、秋元氏の造語かと思った。自分が不勉強なだけで、歌詞の2番で語られてる通り、どこかの大統領が実際に言った言葉なんだね。
声高に政府を批判するのは少数派であり、多くのもの言わぬ大衆は自分に賛成しているのだと。

これはまさに投票率が危機的に低い日本の現状そのもの。
18歳選挙施行を前に
「人に任せるな 行動しなければ Noと伝わらない」
「誰かの後 ついて行けば 傷つかないけど その群れが 総意だと ひとまとめにされる」
「初めから そうあきらめてしまったら 僕らは何のために生まれたのか?」
「この世界は群れていても始まらない Yesでいいのか サイレントマジョリティー」
強~烈なメッセージだ。

今時アイドルの曲なんて実際のところおっさんしか聴いてないのかもしれないけど、この曲を聴いた若者たちはぜひ参院選の投票に行き、自分の意思を示して欲しい。

選挙は投票率が低ければ低いほど組織票がものを言う。

投票率が低ければ低いほど、安倍の背後にある学生時代に左翼にぶちのめされた恨みを晴らすため、その光景に沈黙を決め込んだ一般人に対する恨みを晴らすため、ただそれだけのために50年以上を経て憲法改正に固執する右翼圧力団体の思うつぼに日本が変えられてしまうのだ。

安倍を支持する宗教、右翼圧力団体の企みを挫くためには、18歳を始めとする若き初の国政選挙参加者の奮起が必要となる。

学生運動の亡霊と呼ぶべき年寄りの思うに任せたら、日本は明治化し、国民は再び自由を失うことになるだろう。

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