記紀神話:日本と大陸の神話の間で 2019-11-06 | 記紀神話 一書に曰く(第六)(冒頭部は前出)火の神軻遇突智が生まれるに至って、伊弉冉尊は焦かれて世を去った。伊弉諾尊が十拳剣を抜いて軻遇突智を三段に斬ると、それが各々神になった。また剣の刃から垂れた血が天安河辺にある五百箇磐石となった。これは経津主神(ふつぬしのかみ)の祖である。また剣の鐔から垂れた血が神となった。名を甕速日神(みかはやひのかみ)と言う。次に熯速日神(ひのはやひのかみ)。この甕速日神は武甕槌 . . . 本文を読む