記紀神話:国譲り 2020-02-05 | 記紀神話 『古事記』に見る国譲り出雲の物語を経て記紀神話は、大国主命から高天原への国譲りと、邇邇芸命(瓊瓊杵尊)による天孫降臨の話が続きます。そこでまずは『古事記』に沿って国譲りを見てみますが、例によって同書は個々の叙説を事細かに読んで行くとキリがないので、ここでは基本的に話の本筋だけを追うことにします。その『古事記』の国譲り神話は、天照大御神が「豊葦原の千秋長五百秋の水穂国は、我が御子の正勝吾勝勝速日天忍 . . . 本文を読む