続:東征 2020-05-07 | 古代日本史 吉備から河内へさて『日本書紀』を先へ読み進めると、吉備で軍備を整えた神武帝は、戊午の年の春二月に東へ向けて出港しました。但しこれが漢歴の何年に当たるのかは不明です。船団を連ねて難波碕に着こうとする時、速い潮流にあって甚だ早急に着きました。よって同地を浪速国と名付け、または浪花とも言い、難波というのはこれが訛ったものだといいます。因みにこの後も東征記では、記紀共に地名の由来にまつわる話をいくつも載せ . . . 本文を読む