欠史八代 2020-07-03 | 古代日本史 皇紀と欠史欠史八代という言葉があります。史書上に諡号や系図等は伝えられていても、その業績を見出せない天皇の治世を表したもので、第二代綏靖帝から九代開化帝までがこれに当たります。そもそも日向に兵を挙げて東征を唱え、北九州から瀬戸内海を渡って畿内へ攻め入り、同じく天神の子を称して奈良盆地を支配していた饒速日命を従えて、両統合一を果たしたのは初代神武帝の業績としながら、第十代崇神帝が現れるまでそれに続く . . . 本文を読む