山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

カラ迫岳、熊渡山

2019-04-03 19:56:47 | 福岡県の山

3月31日(日) 曇りのち晴れ 北の風寒し

 

カラ迫岳山頂から、馬酔木越しに御前岳釈迦が岳

 

久住に行くつもりで迎えた週末だったが、寒気が入り風も強く寒そうなので、計画変更。 はま3のレポをみて、お初のカラ迫岳へ行ってみることにした。 沢沿いの可憐な花たち、シロキツネノサカヅキという、奇天烈なキノコの仲間 合えるかなあ! 駐車場から歩き始めた途端シロバナネコノメソウの群落 ハルトラノオ、ホソバナコバイモなどどんどん出てくる出てくる!(^o^) サバノオもあったがまだ花弁を閉じていたので下山して時に写真を撮ることにして登り始める。 金鉱山の坑道跡や、国境石(これは小石原にも結構あったなあ!天領日田の周りに結構多いのかなあ?)を見ながら山頂へ 展望良く、360度山に囲まれた景色 南東間近には御前岳、釈迦が岳が見える。なかなかいいねえ! 時間も早いので熊渡山まで足を延ばしてみることにする。 ここからは植林の多い尾根道。 花も少なく歩きに徹する。 案内に、熊渡山5kと書いてあったが、1時間15分ほどで到着(どう考えても5㎞はないよなあ!せいぜい3㎞ぐらい?) 展望なくすぐに引き返し風の当たらない鞍部で昼食 再びカラ迫岳山頂に戻って、西コースで下山する キツネさんにも何とか出会え良かったなあ!

登山口には私の車が一台、下山しても一台、誰にも会わず

4月13日が山開きなので皆さん自粛かな??

歩き始めるとすぐにお花畑状態から始まる

 

フウロケマンやホソバナコバイモなど

 

感じの良い谷の両側にいろいろ咲いてますが、日が差さないので下山時に撮影することにして先へ

東ルートで登る

金鉱山の後などもあって,鯛生金山も近いからなあ!

 

尾根に上がるとカラ迫岳のもっこりとした山頂が見える

国境石などもあるが、天領日田との国境が結構厳しかったようですね。峰入り古道の岳滅鬼峠にもあったよな!

 

展望の良い山頂

でも山の名前はさっぱりわからん

万年山や、涌蓋山がかすかに見えていた。

熊渡山へは、今までと変わって整備された登山道ではなく、いかにも歩く人のすくない縦走路といった感じ。

ほとんどが植林で、小ピークを次々乗り越えて行くので案外堪える。

山頂の展望は無し

寒いのですぐに引き返し、風のない鞍部で昼食

花も多くは見られず

ツクバネソウ、シュスラン

クロモジ  イチヤクソウなど

非常に少なく感じました

色の変わったヒサカキはカラ迫岳のの下りで

 

西コースにはギンリョウソウの咲き始め

アキノギンリョウソウの花後等

 

沢に下り立ち、花をゆっくり楽しむことにしよう。

シロバナネコノメソウはとても多いですねえ!

 

 

ユリワサビも多いねえ

セントウソウも群生

明るさが足りず半ばピンボケ

タチネコノメソウ

ハルトラノオは終盤か

行きも帰りも開いてはくれませんでした。(+_+)

見たかった、シロキツネノサカヅキ

形、配色ともに個性的ですね。見れて良かった~~!

来るときは、やめまで高速道路を利用したが、合瀬耳納トンネルが開通していたので、トンネル経由でうきはへ抜け、朝倉経由で帰りました。