山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

私流、干支の山登り

2017-01-10 12:43:52 | 福岡県の山

1月9日 (成人の日) 曇り時々小雨、強風  4名

5日の仕事始めは半ドンでしたので、午後から膝の病院へいく。

私の主治医(福大からのスポーツドクター)は現在来られていないようで、他の膝専門医に診察をしてもらった。

結果は、使い過ぎによる炎症が原因との事。「歩きすぎかあ?」と内心ホッとするやら、自分にあきれるやら、ヒアルロン酸の注射を打ってもらい帰宅した。医者も山は控えなくていいですよ。との事だったので、週末の山を考えてみようと…(笑)

日曜は用事があったので、月曜日だけ山に行ける。

熟慮の末ひねり出したプランが、干支の山歩きでチョイひねり~~

福智山の直方側に内が磯ダムがあり、その側に鳥野神社がある。そこの裏手から登ると、鷹取山へ直登でき、そこから福智山へ登って、「福と智恵」を授かり、縦走路を北側に歩き、雲取山を経て内が磯の下山するという周回コースを思いついた。そこで、金曜日の夜、風来坊さん、ガック隊長にメールすると、「予定がないので行きますよ~」との返事。さすれば、トリオ(酉男)での更に目出度い干支の山歩きになるかと~~^^;

そして土曜日の夜、風来坊さんから電話。なんと、「背振で寝太郎さんを拉致して今一緒に一杯飲んでます~」との事。すぐに駆けつけたかったが、こちらもすでにアルコールが入り酩酊状態。月曜の計画を話すと、寝太郎さんも参戦を表明され嬉しいことになった。

そして月曜日の朝、自分でメールしておきながら集合時間を30分勘違いするというポカを演じしばらく風来坊さん、ガック隊長をお待たせすることになり平謝りのスタート  m(__)m  m(__)m

7時50分ごろ内が磯の駐車場に到着。寝太郎さんもすぐに合流され、いざスタート。

最後に登る雲取山方面

まずは鳥野神社で、お参りしてからというと、風来菩薩様はすかさず人数分の御賽銭を手渡してくださる。「へへーー!ありがとうごぜいやす~」と頂戴してから参拝

神社のお社の裏手から登山道に入る。以前歩いた時よりもはっきりとしてきたようで歩きやすい登山道を登って行くと主尾根に上がる。ここからは、鷹取山まで尾根伝いに登る。

今日のコースとグラフ

526m標高点で一休み。こういったルートで良く出会う、飯塚六四会の道標。私みたいな山歩きをしていると、なんか友達にあったような気分になる。

風来坊さんが見つけたツチグリ。マントが綺麗

最後はちょっと急登で、最初のピーク鷹取山。おめでたいことに酉がダブルではいってる。正面のピークは八丁で左肩にわずかに福智山山頂の大岩が覗いている

平坦な山頂は山城の跡で水仙の花蕾が少し膨らみ始めていた。少し休憩して出発

ここからは一般登山道を上野越を経て、斜面をへつるように登って行くと、福智山山頂が近くなってきた。

寝太郎さんにトップを譲り、山頂へ。「福と智恵」を授かる予定の山頂であったが、授かったのは北風小僧であった。さぶっ!

福智神社上宮と鳥野神社の上宮に参拝。それで三社参り完了!

 

サブ~い!ので昼食は山小屋を借りて

銀マットなども置いてあり、今回は足が冷えずに助かった。全員カップ麺。あったかいのが一番!

募金箱に寸志を入れて、と。寒風にあたらず助かりました。

昼食後は、縦走路を尺岳方面へ。今日一番歩きやすい登山道でした。

途中、隊長が足の痙攣をおこしたが、ここでも風来菩薩様からありがたい、68番を頂き、飲んだとたんに、治った!「あんた、メリケン粉でもきくっっちゃない?」(爆)

山瀬越手前の雲取分かれから左へ。一度林道を横切り福智山ダムの分岐をすぎると、雲取山への急登だ

雲取(トリ)山山頂。駄洒落でもなんでも一応、「トリ」が入ってる。^^;

寝太郎さんのブログではいつもトップに山の写真があるのだが今回はガスがかかっていて福智山が見えなかったそうだが、ここからやっと見てもらうことができた。右端が、鷹取山

さて、一番の問題はここからの下山。7年ほど前に一度下ったことがあるのだがその頃は師匠の後をついていくだけだったので、記憶も定かではないが、尾根沿いに目印もあり、なんとかなるでしょ!と

こちらでも、飯塚六四会さんの案内板、「いつもお世話になります~~」

でも駐車地点への最短距離は途中からルートを外れ左の谷に下るしかない。急降下が待っているがこのメンバーなら大丈夫!と太鼓判を押し、猪のヌタ場のある鞍部からドロップイン!滑る斜面を転がるように下ると次第に斜度も落ち着いて、最後は荒れた竹林を抜けると、民家の間に出た。

距離的には一番近い所に出た。

ここからは橋を渡って駐車場までは200mほど。ヤブコギを終え少しワイルドになった皆さんが、のっしのっしと ^_^;

今年の山仲間との初登りは、ダジャレ含みでしたが、干支の山と三社参り、無事終了となりました。

めでたし、めでたし!

 


四王寺山山歩

2017-01-05 21:10:05 | 日常

1月4日(水) 晴れ

正月休みは今日まで。

天気は春みたいで温かく、風もない。

でもまだ、自重せねば~!

でも~~~!外を歩きたい~~!

で、四王寺山をゆっくりと散歩してきました。

お昼過ぎ、鮎帰りの滝入口をスタート。ゆっくりゆっくり歩いて、今日は初めてのコースを歩いてみようか?などと~

小石垣から、センター方向へ。

大野城の土塁に囲まれた盆地の中にもう一つ主城原という城址がある尾根が北石垣から連なっていてそれと土塁の間には隠し田んぼみたいな農地があり、そこの間は北風も遮られまるで春の様な感じです。いつもの半分ぐらいのスピードでホントのんびりと~

次第に登りとなり、植林地を通り過ぎると主城原へ、少し戻って主城原礎石群などを見学

対面には、宝満山が

あまりこの付近歩く人もいないのか?道の真ん中にコクランが~!「踏まれないようにね~」

道のあるまま適当に歩いていく。次に出たのが、村上礎石建物跡

ここの礎石は見ごたえありましたよ

 

ここから土塁方面へ

感じの良い道

あとは土塁をのんびりと戻る。2時間ほどのゆっくり散歩でした。

今日の出合い

嬉しい出来事

私が持っている山野草の本の作者ご夫婦に出会えたこと。

 


初登りは、鬼が鼻岩

2017-01-04 08:26:46 | 福岡県の山

1月3日 (火) 晴れ

新年、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

穏やかで、温かい新年を迎えました。元旦と2日は家族4世代で過ごしゆっくりとしましたが、三日になり山登りの虫が騒ぎだしてきました。

膝の回復具合も確かめたく、短時間で登れる背振の鬼が鼻岩へ。昨年末に行く予定でしたが延期していました。

コースは、北谷コース

鬼が鼻岩の直下に大きく口を開けている谷を登ります。以前ガック隊長と2人で登った時は最後で簡単な方に流されてしまったので、今回は直下に登りあがるぞ~!と

10:00 船石橋たもとのスペースに車を停め椎原コースへ出発。7~8台ほどの車が駐車中でした。

 

直ぐに鬼が鼻岩直登コースへ沢を渡って。もう落ち椿が

 

林道に上がると右へしばらく歩きます。早くもスミレが咲いているのにはビックリ。薔薇に良く似たとげのある白い花も。

いい天気だ!メタセコイヤの林のも公に脊振山が

金山方面と目指す鬼が鼻岩

 

以前は他のの一番下から入ったのだが、今回は少し手前で目印を見つけたのでそこから入ってみる。林道を右下に見ながら並行して踏み跡がある。

 

 

でも谷に合流するときはいったん下るので、林道を歩いたほうが早かったような。

この谷にも炭焼き釜の跡が何カ所かあり、昔は人がここで行き来していたのだろう。

苔むす岩が多くなってくる。英彦山の二段の滝の斜面に良く似た雰囲気

 

年末に降った雪が少し残っていた。

ここらから急登になり、左に流されないように登るが最後は何かにつかまらないと立てないぐらいの急登を、えんやらこ~!で大岩の直下にたどり着いた。

ここから山頂はすぐだ。

無人の山頂で風もなく少し休憩

 

登ってきた谷が足元に広がる。

 

下山は椎原峠西から。ツクシショウジョウバカマの花芽が少し膨らみ始めていた。

定番のメタセコイヤ

メタセコイヤの落ち葉が茶色に積もった岩の間を小滝が

やはり、下山にかかると膝に違和感が出る。まだまだ本調子には程遠い。2時間40分ほどの初歩きでした。