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南北経済交流は拡大、統一部発表

2008年10月08日 | 南北鐵道関連消息
今年,南北間商業取引は大きく増加

現在南北関係は、表向きは冬の時代に逆戻りしたようだ。10.4一周年記念行事も、政府筋はほぼ無視する姿勢。いやそれどころか10.4実践連帯組織の全国25か所の事務所(ソウル、釜山、済州島など)を、9月27日早暁に強制操作し7人の活動家を国家保安法違反容疑で逮捕した。ついに伝家の宝刀を振りかざした。

とはいっても、統一への民衆の想いまでが一刀両断されたわけではない。
北のカトリック教会の招きで、南の代表団が4泊5日の白頭山旅行が実現(写真)。その他民間レベルでの交流まで閉ざされているわけではない。

貿易状況も以下の通り

23日統一部代弁人は “2008年 1-5月中南北交易額は 7億 3,425万ドルで、前年同期 5億 6,292万ドルより 30% 増加した”と明らかにした.
この中で、搬入額は 3億 5,811万ドルで 34%, 搬出額は 3億 7,614万ドルで 28% 増加した。
特に梗塞された南北関係を反映して、商業取引は 6億 8,509万ドルと 52%が増加したが、対北人道的支援等非商業取引は 4,916万ドルにとどまり 56%の減少.
比重を見れば、開城工団が 40%, 一般交易 24%, 委託加工交易 20%, 金鋼山 7%, 対北支援 4%で、開城工団の商業取引の比重が高く、対北支援比重は低くなった.
交易品目数も 736個で前年同期 686個に比べて 7%が増加した.
統一部は “最近南北関係状況変化にもかかわらず委託加工交易, 開城工団生産活動など民間経済協力全体規模は持続的に拡大する見通し”と明らかにした.

北米の在外同胞も緑化運動に名乗りを上げた。ヨーロッパでも6.15実践組織が活発な活動をしている。
いつか三千里の活動が、世界の在外同胞と連帯する日の訪れる日を夢見ながら
手を携え一歩一歩前に進みましょう。