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"制裁-対話並行でなく,北米-南北対話併行に"
イ・ボンジョ前統一部次官'ハイブリッド対北朝鮮政策'を説く
2009年09月20日(日)チョン・ミョンジン記者tongilnews.com
イ・ボンジョ前次官とのインタビューは、去る15日ソウル江北区インサ洞の統一研究院・研究室で行われた。
参加政府時、大統領府国家安全保障会議政策調整室長,統一部次官を歴任したイ・ボンジョ前次官が,南北関係を解くための接近法について語った。
彼は昨年上半期、統一研究院院長職を退いた後も、統一研究院招請研究委員として南北関係を観察、研究してきた。
△"現政権は'ハイブリッド対北朝鮮政策を″
前次官は、現政権が北朝鮮の核問題に"制裁と対話並行"で対応しているが、それは"不可能だ"と断言した。
イ前次官は"まず元に戻って, 北.米対話と南北対話を併行することが大切、と強調した。
北.米対話を通じて"非核化には後戻りできない程の根源的な解決を摸索"し、南北対話を通じては、"北朝鮮が改革.開放に向かうようなトラックをかたく作る役割"を果たすべきだ、というのが彼の考えだ。
イ前次官は"これを'ハイブリッド(hybrid,特定の目標を達成するために二ヶ以上の要素が合わせたこと)対北朝鮮政策'と呼びたい"と話した。
"北朝鮮だけを対象にする1次方程式で考えずに,北朝鮮問題に対して中国と米国,日本,ロシアの立場が何かを検討しながら、総合的な観点で南北関係を発展させていく設計図がなければならない"と語った。
彼は現政権が、金剛山観光,開城工業団地,臨津江水害などに、条件をつけて真っ向対立する"ティポテッ(tit-for-tat)姿勢ー懸案ごとに対応する"を変えなければなければならないと忠告した。
△"高位級対話を媒介に首脳会談まで直行する構図整えなければ"
南北問題に関するイ次官の提案する接近法は、最初'原状回復'段階、二番目'MB政府の実用主義対北朝鮮政策'段階に分かれる。
1段階原状回復措置は'離散家族対面'と'米.肥料支援'を通した当局間対話再開だ。 '離散家族対面'と'米.肥料支援'は、南北が各々最優先的な人道主義課題と考えている懸案らだ。
2段階措置の'実用主義対北朝鮮政策'はイ・ミョンバク政府が話す'新しい南北関係形成'戦略にもなる。
彼は、"本当にMB政府が過去10年と違った新しい南北関係を形成しようと思うならば, 高位級対話を媒介に首脳会談まで直行できる構図を整えなければならないだろう"と提案した。
△北朝鮮内部変化"キム・ジョンイル体制完成という観点で見なければ"
最近'後継者問題'議論など北朝鮮内部変化を眺める観点も格別だった。
現政権をはじめとする主要言論らは、北朝鮮内部変化を'キム・ジョンイル体制弛緩'と見ているが,イ前次官は'キム・ジョンイル体制完成'と見なければなければならない、と強調した。
●以下ーインタビューの始めの部分
□統一ニュース:この頃どのように過ごしているか?
■イ・ボンジョ前次官:
南北関係に対してずっと見守っている。 南北関係梗塞局面が持続しているから自ずと関心が行く。 北朝鮮内部の最近の変化が、私たちの主な関心になっているから,北朝鮮内部変化を綿密に見なければならないと考えている。 以前は深く考える余裕がなかったが, 少し自由な雰囲気の中でいろいろ考えている。
今は論文を書いている。 南北長官級会談に関すること。21回長官級会談を確かめ、その進行過程と評価,合意したが履行できなかった理由と背景、それらの共通点と改善方向等を追及している。
その間、21回長官級会談には直.間接的に参加した。 誰より長官級会談を初めから最後までよく知っている者として、次の会談を準備する人々の役に立つよう努力している。
□最近発足した'韓半島平和フォーラム'に参加しているが, そちらでの役割と韓半島平和フォーラムに対する期待は?
■韓半島平和フォーラムに熱心に参加することが一番重要な役割だ。 その日、白ナクチョン教授を共同代表に推戴した。理由はややもすると前職統一部長官または次官ら官僚らの集いのようになりがちだが、 政府で仕事をした人より外側で南北問題に対して悩んできた人々がたくさん参加することが、フォーラム成功のカギにならないかという考えた。
このフォーラムは、保守と進歩が、南北関係の発展と,統一を指向し共同体にならなければならないということだ。
国際情勢も変わった。南北間にも過去と違った対北朝鮮政策が必要なようだ。 そのような作業を始めなければならない。 こういう仕事を始めることができる基盤,媒介体が、このフォーラムの必要性ではないだろうか。
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三年前、ぼくらの6.15集会の講師として名古屋に来られた。その後5.17南北列車開通の貴重な映像や写真集を提供下さり、陰に陽に三千里のサポートをしてくださっている。今年の夏には、ノムヒョンの故郷・ポンハを訪れた関係者を、金秘書官が出迎えるよう手配してくださった。お会いした時の温和な表情とは打って変わったきりっとした表情に、平和・統一に携わる要人としての使命感を垣間見る思いだ。namsang
イ・ボンジョ前統一部次官'ハイブリッド対北朝鮮政策'を説く
2009年09月20日(日)チョン・ミョンジン記者tongilnews.com
イ・ボンジョ前次官とのインタビューは、去る15日ソウル江北区インサ洞の統一研究院・研究室で行われた。
参加政府時、大統領府国家安全保障会議政策調整室長,統一部次官を歴任したイ・ボンジョ前次官が,南北関係を解くための接近法について語った。
彼は昨年上半期、統一研究院院長職を退いた後も、統一研究院招請研究委員として南北関係を観察、研究してきた。
△"現政権は'ハイブリッド対北朝鮮政策を″
前次官は、現政権が北朝鮮の核問題に"制裁と対話並行"で対応しているが、それは"不可能だ"と断言した。
イ前次官は"まず元に戻って, 北.米対話と南北対話を併行することが大切、と強調した。
北.米対話を通じて"非核化には後戻りできない程の根源的な解決を摸索"し、南北対話を通じては、"北朝鮮が改革.開放に向かうようなトラックをかたく作る役割"を果たすべきだ、というのが彼の考えだ。
イ前次官は"これを'ハイブリッド(hybrid,特定の目標を達成するために二ヶ以上の要素が合わせたこと)対北朝鮮政策'と呼びたい"と話した。
"北朝鮮だけを対象にする1次方程式で考えずに,北朝鮮問題に対して中国と米国,日本,ロシアの立場が何かを検討しながら、総合的な観点で南北関係を発展させていく設計図がなければならない"と語った。
彼は現政権が、金剛山観光,開城工業団地,臨津江水害などに、条件をつけて真っ向対立する"ティポテッ(tit-for-tat)姿勢ー懸案ごとに対応する"を変えなければなければならないと忠告した。
△"高位級対話を媒介に首脳会談まで直行する構図整えなければ"
南北問題に関するイ次官の提案する接近法は、最初'原状回復'段階、二番目'MB政府の実用主義対北朝鮮政策'段階に分かれる。
1段階原状回復措置は'離散家族対面'と'米.肥料支援'を通した当局間対話再開だ。 '離散家族対面'と'米.肥料支援'は、南北が各々最優先的な人道主義課題と考えている懸案らだ。
2段階措置の'実用主義対北朝鮮政策'はイ・ミョンバク政府が話す'新しい南北関係形成'戦略にもなる。
彼は、"本当にMB政府が過去10年と違った新しい南北関係を形成しようと思うならば, 高位級対話を媒介に首脳会談まで直行できる構図を整えなければならないだろう"と提案した。
△北朝鮮内部変化"キム・ジョンイル体制完成という観点で見なければ"
最近'後継者問題'議論など北朝鮮内部変化を眺める観点も格別だった。
現政権をはじめとする主要言論らは、北朝鮮内部変化を'キム・ジョンイル体制弛緩'と見ているが,イ前次官は'キム・ジョンイル体制完成'と見なければなければならない、と強調した。
●以下ーインタビューの始めの部分
□統一ニュース:この頃どのように過ごしているか?
■イ・ボンジョ前次官:
南北関係に対してずっと見守っている。 南北関係梗塞局面が持続しているから自ずと関心が行く。 北朝鮮内部の最近の変化が、私たちの主な関心になっているから,北朝鮮内部変化を綿密に見なければならないと考えている。 以前は深く考える余裕がなかったが, 少し自由な雰囲気の中でいろいろ考えている。
今は論文を書いている。 南北長官級会談に関すること。21回長官級会談を確かめ、その進行過程と評価,合意したが履行できなかった理由と背景、それらの共通点と改善方向等を追及している。
その間、21回長官級会談には直.間接的に参加した。 誰より長官級会談を初めから最後までよく知っている者として、次の会談を準備する人々の役に立つよう努力している。
□最近発足した'韓半島平和フォーラム'に参加しているが, そちらでの役割と韓半島平和フォーラムに対する期待は?
■韓半島平和フォーラムに熱心に参加することが一番重要な役割だ。 その日、白ナクチョン教授を共同代表に推戴した。理由はややもすると前職統一部長官または次官ら官僚らの集いのようになりがちだが、 政府で仕事をした人より外側で南北問題に対して悩んできた人々がたくさん参加することが、フォーラム成功のカギにならないかという考えた。
このフォーラムは、保守と進歩が、南北関係の発展と,統一を指向し共同体にならなければならないということだ。
国際情勢も変わった。南北間にも過去と違った対北朝鮮政策が必要なようだ。 そのような作業を始めなければならない。 こういう仕事を始めることができる基盤,媒介体が、このフォーラムの必要性ではないだろうか。
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