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2008-南北関係

2008年12月18日 | 南北関係関連消息


MB政府初年度, 6.15 以前に南北関係逆走
<2008年送年特集> � 南北関係

2008年 12月 17日 (水) 22:14:39 朴記者 cooldog893@tongilnews.com

10年ぶりの政権入れ替え後南北は 10ヶ月の間平行線を走った.

今年中盤期を越しても政府の '共存と共栄の対北政策'は効果なし. 北朝鮮はもちろん南側内部でも強い批判に苦しんでいる '非核.開放.3000' 構想に '共存と共栄'というシャッポを被せたが, 反発は相変らずだ.

キーワード : YS, ABC

李明博政府の対北政策を話す時, 一番多くまな板に上がるのは YS政府だ.

'核を持った者とは握手することができない'と強固な先核放棄論で、南北関係断絶を呼キム・ヨンサム政府.
'YS流'の手始めは、李明博政府が出帆した直後の 3月金夏中統一省長官の口から飛び出た.

"北朝鮮核問題が妥結されないのなら (開城工団事業を) 拡大しにくい."(3月 19日開城工団入住企業代表懇談会)

金長官の発言に北朝鮮は直ちに応じた. 開城経済協力協議事務所の南側当局者 11人を追い出した. 大統領選挙の時から政府出帆の時までずっと観察していた北朝鮮が、行動に出たのだ.

1期ブッシュ行政府がクリントン行政府のすべての政策を排除した ABC(Anything But Clinton)政策を取ったように、李明博政府も前政権の影を消そうと ABR(Anything But Roh)式政策をとったからだ.

李明博政府の ABR政策は …現南北関係断絶の根本原因につながる.

キーワード : 6.15, 10.4, 非核.開放.3000

3月 26日朝、統一省の業務報告席で李明博大統領は "一番重要な基本精神は 91年締結された南北間基本合意書の精神を守ること"と強調する一方, 6.15共同宣言と 10.4宣言に対しては、ただの一言もしなかった.

4月 1日付け <労動新聞>は "李明博は '忘れてしまった 10年'を取り戻すと騷ぎながら '韓米関係を強固にすることが、 '北朝鮮核問題完全解決の前提'と, '実用主義'なる詭弁を弄し 6.15以後南北間の全てを覆そうと思っている"と猛非難した.

以後政府は '6.15, 10.4宣言を否定したことがない'と北朝鮮に重ねて対話提議を要求した。が, 二つの宣言に対する明確な移行.尊重の意思を示さない状況で 北朝鮮は、対話提議の真意を疑っている.

第1次南北首脳会談があった 2000年、南北の各会談が 27回、7年間南北間会談は毎年 20-30回が進行された.
一方, 今年進行された南北会談は総 6回でこの中 5回が李明博政府が公式出帆した 2月 25日以前。 以後に進行された 会談は去る 10月 2日第37次南北軍事実務会談が唯一だ.


キーワード : 金剛山観光客被殺, 健康異常説, ビラ, 12.1措置

7月 11日李明博大統領は、国会開院演説を通じて南北対話をいきなり申し入れて出たが, あいにくその日、金鋼山観光客被撃死亡事件で南北関係は凍りついた. この事件で、今年で 10周年を迎える金鋼山観光が中断状態に陥った。

金鋼山事件を置いて南北関係が空転、金正日総書記 '健康異常説'も浮上し、南北関係はもう一度搖れた.

一部保守団体の対北ビラ 撒布は '火の上に油を注いだ形'になった. 10月 2日南北軍事実務会談で北朝鮮は "ビラ撒布行為が続く場合、開城公団、開城観光に厳重な後禍がある"と警告した.

結局…北側は陸路通行厳格制限.遮断, 開城観光中断, 開城工団の常勤者減縮などを盛った '12.1措置'を断行した.

李明博政府出帆 10ヶ月で、金鋼山.開城観光が門を閉めた。 56年ぶりにつながったレールもまた切られた. 南北間経済協力の象徴である開城工団もこの余波で推進力が落ちた今ではいつ門が閉まるかも知れないという不安感が、公団全体を覆っている.

キーワード : 食糧支援, 北朝鮮人権

'人道主義的支援には条件をつけない'と言う現政府で食糧支援はただ一粒も進行されることがなかった.
一方, 政府は南北関係での一番敏感な問題中の一つの北朝鮮人権問題に対しては、積極的に加わった. 李明博政府は今年初めてUN人権決議案共同提案国で参加…このような基調に合わせた一部補修団体たちの対北全段(ビラ)撒布問題も相変らず南北関係での '火薬庫'になった.

2009 キーワードは?

2009年を眺める今南北関係のキーワードはまた 6.15, 10.4宣言だ.
李大統領の最近発言だけ見ても "待つことも戦略", "自由民主主義体制への統一が窮極的目標", "南北関係断絶の責任は北朝鮮" など対話の真意どころか最小限の危機意識さえ見えない.

6.15, 10.4宣言に対する南北間接点が形成されない限り、韓半島の解氷期はしばらく訪れる見込みはなさそうだ.












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