えー、ついこの間のクリスマスでサンタが置いて行ったことに
なっていたにも関わらず、中身をまだ開けていなかったもの、
謎のプレゼントをようやく開けた。
それがこれ、ボードゲームの「カルカソンヌ」
我が家が大好きな、ドイツのボードゲーム大賞を受賞した作品で
毎度毎度同じ結果にならないし、誰でも勝てるチャンスがあるし、
ということと、ゲーム時間が30分ちょいで終わるらしい、というところに
ひかれて購入したのよね。
最近こざるはお友達の家でwiiやDS遊びをすることも多く、
やっぱりそういうテレビゲーム系の刺激を受けてるからか
ボードゲームやカードゲームはつまらなく感じ始めてるような。
もしかするとこの先は家族でボードゲームを楽しむことも
なくなるのかな…なんて思いがよぎる。
実際夫は、4月に来るこざるの9歳の誕生日プレゼントに
「DSそろそろ買ってあげた方がいいかな」と言っている。
こざるはお友達の家でDSをやるときも、今は複数台持っている子も
結構いるということで都度貸してもらってやってるんだって。
夫は今まで、携帯ゲーム機に夢中になってゲーム脳になること、
コミュニケーションが取れなくなることも、
どこでも下向いてピコピコやって不健康だということ、
そういう「もの」を通してしか人とつながれないのはおかしいということ
などを言って大反対していたのに、ここにきて
ぐらぐらと揺らいでいるのが気に食わない。
私はこざるにはっきり「最低でも10歳になるまでは買わない」と
もう宣言してあるので、彼も絶対買ってもらえるとは思ってない。
こっちにきて、DSがないことで周囲の子と遊べなくなるのでは?と
思った時期もあったんだけど、実際は札幌よりも外遊びをしたり
大好きなレゴで遊ぶ仲間もできたし、ゲームで遊ぶときもあるけど
それでもとにかく札幌にいるときより、多くの子といろんな遊びを
するようになったと感じている。
札幌では彼の周囲の男子には野球・サッカー・DSという子が多くて、
テニス・ボードゲームというかなりマニア路線をひた走り
野球もサッカーにも興味のない彼にとっては、遊ぶ相手がいないのか?
な状況ではあった。再びそこに戻ることで相変わらず野球もサッカーにも
それほど興味のない彼が友達作りをする上でDSがきっかけになるのなら…
と思ったためにそういう話も出たんだけど、
それでもやっぱり私は納得できない。
奴は絶対にゲームに集中して他のことを何もしなくなる。
ルールを作ったとしても、限りなく法の穴を探すがごとく例外をみつけ
当初のルールは都合よく破壊されていく。
ゲーム機を買ったとしても完璧な「誓約書」や「ゲーム約款」などを作って
中身を確認させて署名させない限り、最後には親がゲーム機を取り上げて
終わり、というよく聞く他のご家庭の末路と同じ道をたどることになる。
変に知恵のついた子には本当に手を焼く。
しかも今話題のDSiって18900円とかするんでしょ?!
それにソフト入れたら20000円超すよね。
なんか9歳の子供の誕生日プレゼントとしては破格すぎる気も。
で、私はその金額を夫が払う気があるんだとしたら、
そのお金でどんなものが買えるのだろうかとあれこれリサーチした。
レゴブロックばかりじゃもうネタが古すぎる。
レンジャー系ももう年齢的に難しい。いったい何がいいのか。
必死に楽天市場を散策して、そしていいものを発見した。
これしかないわ!!
そういうものを発見した。
今こざるに「誕生日何が欲しい?」と聞くと
「え?山手線の車両」という具合に、絶対買えるわけないと
分かっていて親をおちょくってる回答しか出てこない。
DSがほしいかと尋ねても、買ってもらえないだろうとわかっているから
なのか無理難題をつきつけて答えをはぐらかすので、
誕生日プレゼントに何が欲しいのか真意は不明。
でも私は仮にDSがほしいのだとしても買う気はないので
奴を驚かせるべく、もし買える範囲のものをリクエストして
こないのであればこれを買おうと思う。
そして夫もDS買うつもりだったのであれば、そこまでの金額でOK出す気が
あるんだろうから、なおさらそれを買おうと思う。
「それとは何か」
こざる誕生日が過ぎてからお知らせ予定。
「これ買いました」報告、もしくは
「買おうと思っていたけど、できなかったのがこれ」報告か。
私はできるだけゲーム機を遠ざけるために苦労している。
だが、まだまだ世の中にはゲーム機以外に9歳男児が楽しめる
おもちゃがあるはずなのだ!
そしてまだ家族で遊べるテレビゲーム以外のものがあるはずなのだ!
我が家が結局どうなったのか、お楽しみに。
まだまださるみみ一家のテレビゲームとの戦いは続く。
カルカソンヌを家族でやりながらも、ひたすら不敵な笑みを浮かべる
私であったのだ。