今日は、喪服で葬儀場に向かう。天気は曇り空、週明けの月曜日
人が亡くなろうと日々の暮らしは続いていく。車で1時間葬儀場に着いた。
妹家族が葬儀場で泊ってくれた。多くの親戚の人たちが来られるが
顔を合わせるのは葬儀か結婚式の時だけだ。お互いに年齢を重ね
昔の面影だけで確認する。葬儀は淡々と過ぎていく。お焼香の時以外は
椅子に座ったまま。最後に棺の中に花を入れていく。多くの花のお供えで
棺の中は顔以外は花で埋められた。私は母に一言
「ご苦労さん。ありがとう。さようなら」
最後に隅っこに釘が打ちつけられた。焼き場の釜に入れられて重油で燃やされた。。
黒い煙は勢いよく空に向かっていった。2時間後母の肉体は骨だけになってもどってきた。
ああ、これで母はこの世にいないことを確信する。母は逝ってしまった。
3年前に亡くなった妹とは会うだろう。しかし33年前に亡くなった父とは
会えないかもしれないなあ。60歳で亡くなった父は92歳の母を探すことができない
だろう。母があまりにもおばあさんになっているから。
私をこの世に誕生させてくれた二人は亡くなり、もう度々実家に行くこともない。
これからは、私がどのように老いて死ぬのかが課題になる。
人が亡くなろうと日々の暮らしは続いていく。車で1時間葬儀場に着いた。
妹家族が葬儀場で泊ってくれた。多くの親戚の人たちが来られるが
顔を合わせるのは葬儀か結婚式の時だけだ。お互いに年齢を重ね
昔の面影だけで確認する。葬儀は淡々と過ぎていく。お焼香の時以外は
椅子に座ったまま。最後に棺の中に花を入れていく。多くの花のお供えで
棺の中は顔以外は花で埋められた。私は母に一言
「ご苦労さん。ありがとう。さようなら」
最後に隅っこに釘が打ちつけられた。焼き場の釜に入れられて重油で燃やされた。。
黒い煙は勢いよく空に向かっていった。2時間後母の肉体は骨だけになってもどってきた。
ああ、これで母はこの世にいないことを確信する。母は逝ってしまった。
3年前に亡くなった妹とは会うだろう。しかし33年前に亡くなった父とは
会えないかもしれないなあ。60歳で亡くなった父は92歳の母を探すことができない
だろう。母があまりにもおばあさんになっているから。
私をこの世に誕生させてくれた二人は亡くなり、もう度々実家に行くこともない。
これからは、私がどのように老いて死ぬのかが課題になる。