美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

フクシマにうなされて

2020年03月15日 | 日記
昨日から原発関連の本を読んでいます。原発が爆発して原子炉の中を
点検に行く人たちの奮闘記です。見えない敵放射線との格闘に読んでいいて
涙が止まりません。線量計をみながら10分から20分暗闇の中での必死の作業、
何人もの人が次から次へと挑む。それぞれの人が死を覚悟して行く。
メルトダウンした炉心には水による冷却作業。誰もが経験したことない。
9年経っても終わりのない廃炉作業。もとに戻れる日は来るのか?

夜にはNHKの番組で原発は津波をなぜ回避できなかったのかと
数年前にさかのぼり電力会社、経産省、保安院などのいきさつを検証していた。
そのなかで平安時代に津波が来て1000以上の死者がでて山野を飲み込んだ
記録が残っていた。しかし現在の人はそれらのことは検証しなくて、絶対大丈夫と
思っていたようだ。まさか津波が原発を破壊するとは。現在の科学万能主義では
考えられなかったのだろう?
私達は近年すさまじい自然災害に襲われている。少しは謙虚に過去の歴史
にも目を向けなければならない。
次はふくしま原発作業員日誌を読み始めている。





桜咲いて雪が舞う

2020年03月14日 | 日記
今日は曇り空であまり雨が降らなかった。天気予報で
来週あけは雪が降るらしい。事実今日関東地方の東京では
桜の開花宣言が出された。なのに関東地方の一部では
雪が降った。本当にどうなっているの?

私は編み物も終わり今日はぼおっと過ごすつもりだった。
朝の6時に起きてプリンとサンドウィッチを作り配達してもらった。
11時半に郵便配達で昨日アマゾンで頼んでいた本が数冊届いた。
早く読みたいという私の性ですぐに開封した。まず週刊新潮を流し読みして
編物の本もぱらっと見た。次の編み物の参考にと仕入れたが年寄り向きの
デザインは少なかった。
次に読み始めたのは「フクシマ,フイフテイ」を読み始めた。
福島原発がメルトダウンして放射能が拡散するのだが
その時に格闘した人々の物語だ。9年前の地震と津波で原子力発電所
が大きな被害を受け原発が破壊された。今廃炉作業が続いているが
終わりが見えない。その当時のことが少しずつ分かって来た。
難しい言葉もたくさん出て来るので読み終えるのに時間がかかりそうだ。
もう一冊は「福島原発作業員日誌」だ。暫く読書三昧になる。

スカーレット

2020年03月13日 | 日記
朝はNHKのスカーレットを見て泣いている。主人公の息子が
慢性骨髄性白血病になり、告知を受けて母親が苦悩する。

私は35年前の父の姿がだぶるのだ。父は急性骨髄性白血病だった。
父には告知しなかったが、ベッドサイドには医学事典が置いてあった。
寛解時と抗がん剤治療で症状が悪い時が交互にやってきた。
寛解期の時は外泊許可をとり田舎に連れて帰った。その時は喜び
近所を歩き回り墓参りにも行っていた。父は長くないのが分かっていたように思う。
医師の宣告通りちょうど1年で亡くなった。まだ60歳の若さだった。
父は私の癌を告知して「心配するな。お前の二人の息子はわしらが見たる」と
言って、私の闘病生活を支えてくれた。私の癌の再発もなくなり、やっと
子供達との生活に戻った矢先、父が倒れたのだった。
京都の病院に1年間入院したので見に行くだけでも大変だった。
見舞いに行っても、そう父は喋らなかった。傍にいるだけで安心していた。
癌と言う病は患者も大変だがそれを支える家族の方が精神的に応える。

スカーレットではこれからが見どころだ。母親がどう息子にかかわっていくのか?
悲しいだけではなく、時には厳しく現実を見なければならない。
最後の結末を想像しながら明日もみよう。

舞鶴からの昆布屋さん

2020年03月12日 | 日記
今日も朝から夕方までいい天気だった。10時過ぎに舞鶴から数カ月に一度
訪れる昆布屋さんが車で来た。私はいつもこの叔父さんから昆布や縮緬雑魚
や煮干を買う。以前は年老いたおばあさんが回っていたが、数10年前からこのお兄さんに変わった。
だし昆布は高いが質がいい。煮干しも縮緬雑魚も美味しい。ただ分量が多いので
あまり買えない。だし昆布と煮干しはよく使うので大袋でも買う。ちょうど
出汁瘤が少なくなった時に来てくれる。

私の出汁は昆布と鰹ぶしだけ使う。味噌汁は煮干しに決まっている。醤油は京都産の醤油
を使う。色んなだしの素は一度使うのにはいいが、すぐ飽きる。出汁醤油や
だしの素など色々出ているが私は使わない。昆布を水に浸し弱火で
出汁を取り最後にかつおぶしを入れて濾す。これで煮物の出汁は出来上がりだ。
お客さんの煮物を作るときには朝から大鍋でだしをとる。この出汁さえあれば
茶碗蒸しのだしにするには薄口醤油を少々いれればいい。

佐々里峠開通を前に

2020年03月11日 | 日記
今日も雨が降ったり止んだりの変な天気だ。でも暖かいなあ。
9時過ぎに隣村のSさんから電話。
「今から京都に買い物に行くわ王将のギョーザ買って来るから
夕食に食べに来ない」
「了解しました」
と電話を切った。昼食にやって来た夫に話した。
5時過ぎから佐々里峠を越える。どこにも雪がない。
3月のこの時期に峠に雪がないののは初めてだ。馬酔木も咲いてた。
山の表情も明るく感じる。開通は15日だ。週末には開通になるだろう
5時半から7時半までギョウーザを食べた。
私達は北大路駅近くの王将のギョウーザがお気に入りだ。
帰りのバス停の近くにあるのでよく利用する。それに時々新聞紙上に
割引券がつくことがある。私はそれを切り抜いてSさんに手渡す。
すると彼女は買い物の時についでに買って来てくれるのだ。
生ギョウーザを買って来るので、その日に焼いて食べるのが美味しいのだ。
3人で4人前のギョウーザをたいらげた。これで暫くギョウーザは食べない。

帰る途中小鹿が走るのを見た。峠が開通すると京都市まで近くなる。
私は佐々里峠を通るのが好きだ。

暖かな雨

2020年03月10日 | 日記
明け方から降り始め一日中雨が降っていた。でも暖かい。14度もある。
家の中でもストーブも炬燵もいらない。本当におかしい。

午後は移動販売車の日で1時過ぎに下のカフェに降りる。2時過ぎに
やってきた。よくここまで週2回来てくれる。おかげで海産物は
新鮮で美味しい。いつも刺身を買う。30年ぐらい来ているので
客の好みもわかっている。30数年前は我が家でも子供が二人
母屋には夫の両親もいた。魚は一尾で買って家で捌いて刺身にした。
所が今は夫婦2人暮らしで私がほとんど食べられれないので、刺身も一皿
で買う。近所も老夫婦ばかりになったので加工食品やお菓子がよく
買われている。でも便利で助かる。少々値段は高いがそれも仕方がない。
現在大都市でも過疎の集落でも買い物難民が増えている。移動販売車
方式が各地で取りあげられている。ここは以前から若狭(福井県小浜)や舞鶴から
行商のおばさんやおじさんがよく来ていた。その素地があったのかもしれない。

桜の開花は

2020年03月09日 | 日記
今日もいい天気で20度近く上がった。私は母屋の敷き蒲団をほして
自分の布団も毛布も干した。ストーブはほとんど点けなかった。
まるで春が来たかのような天気が続く。我が家の枝垂れ桜の枝先に
赤い小さな蕾が見えてきた。なんと早いことか。梅は今満開だ。

天気予報でも度々開花予想を発表しだした。東京はと横浜では
今週末には開花宣言がでるそうだ。近畿地方も20日ごろとか。
例年なら桜が咲いた花見だと皆ウキウキしだすが今年はそうはならない。
コロナウイルスの感染で飲めや騒げやの花見は自粛要請がでている。
咲いている桜を眺めながらの花見になるのだろうか?
桜にとってはいいかもしれない。根っこを踏みつけられることもないし
静かで本来の花見になると思っているだろう?
私は毎年花見に行く事もない。バスの窓から鴨川べりの桜を眺めるか
家の田んぼの端に植えてある2本の枝垂れ桜を見るだけだ。
先週孫の小学入学記念に枝垂れ桜を植樹した。
我が家の周囲には色んな桜の樹種で10本は植わっているだろうか?
私がここに来て植えた桜だ。でもソメイヨシノは1本もない。
昨日テレビ番組でヒマラヤの山奥に自生しているヒマラヤひ桜が映った。
次はこの桜の苗木を注文しよう。

川も変わったのかなあ?

2020年03月08日 | 日記
明け方は大雨だったがお昼前には雨も止んだ。この冬は
雪が少ないので雨の日が多い。おかしな年だなあ?
8時半過ぎ京都から夫の叔父が渓流釣りにやってきた。
アマゴを釣るという。
「天然のアマゴ釣れたら頂戴ね。小ぶりの天然アマゴは天ぷらに
すると美味しいから」
夕方帰ってきたが1尾しか釣れなかったそうだ。
私がこの地に来た頃50年前は簡単に釣れた。友人にもらって天ぷらに
した。川も確実に変わってきているようだ。
私の住んでいる地域では来週からキャッチエンドリリースが始まる。
最初に放流しているのでここでは少しは釣れる。私はそれよりも
釣って食べる方が理にかなっていると思っている。

夜テレビ朝日の特別番組秘境ヒマラヤ最後の民を見ている。
あんな耕地でも人は暮している。テレビも電気もないのに自然のサイクルに
あった生活だ。極寒の高地でも人は生きていけるのだ。私達のこの便利な
生活は何なのかと考えさせられた。

春が来たかのような晴天

2020年03月07日 | 日記
朝は寒かった。週末の土曜日、日曜日は私の仕事は朝6時から始まる。
昨夜蒸しあげたプリン35個にラベルを張り蓋をして製品に仕上げる。
次はサンドイッチ作り。鶏肉のフライを揚げてソースに浸す。
ゆで卵は皮を剥きカッターでつぶしマヨネーズを入れる。
野菜はベビーリーフと胡瓜、トマト、それにハムを準備する。
それぞれをパンにはさみサンドイッチにする。少し休ませる。
それらをパックに詰めてラベルを張ってパッキングは終わり
ちょうど2時間かかる。配達は夫に頼む。
16年前に始め今も続けているが、三分の一の仕事量になった。

10時過ぎから気温は上がり青空がひろがり暖かくなってきた。
先週次男家族が使った布団や毛布を干す。布団干しができるのは久しぶりだ。
午後4時前まで干した。明日は雨とか。
夫が夕方佐々里峠まで軽トラックで走った。3月15日の開通に備え
積雪を見に行ったのだが、ほとんどなくて広河原まで行った。
今年は除雪をしなくてもいいとか。こんな年は初めてになる。
私の府立医大の診察予約日は17日だ。3か月ぶりに峠を通れる。

コロナウイルスとほたるいか

2020年03月06日 | 日記
今朝も寒く日中も風が冷たかった。しかし洗濯物はよく乾いた。
午後小浜の移動販売車の日で1時過ぎに下の喫茶店まで降りた。
2時過ぎやってきた。「今日のお勧めは?」と私。、
「富山湾のほたるいかが半額やで。石川の温泉地の旅館などが休業で
魚が売れないんやて」
「そうなの。コロナウイルスの影響がでてきたのね」
私は1パック600円でホタルイカを買った。確かに大きくて輝いている。
酢味噌和えで夫が食べた。

京都の従妹は苺の値段や野菜の値段が下がっていると言っていた。
彼女は二人の小学生の子守に振り回されているようだ。学童は午後2時半
からしか見てもらえない。学校に行っているほうがいいみたい。
いつまで続くのか先が見えなくて不安だ。
私の地域では今の所マスクや消毒液などの不足もなく落ち着いているが
毎日のテレビ、新聞報道で増え続く感染者数に驚く。
桜の開花もまじかなのに、花見どころではなさそうだ。

冬の読書終わり

2020年03月05日 | 日記
今日は朝から雪が舞い寒い。昨日編み上げたロングベストの毛糸の始末。
そのご一日中読書。今回の「茶聖」は分厚くて読むのに時間がかかった。
特に登場人物が多くその名前を覚えるだけでも時間がかかった。
要するに千利久と豊臣秀吉の晩年における権力闘争劇だ。千利久の
視点で描かれている。最後は千利休が茶室で切腹させられる。戦国の
世を天下泰平にしたいとの二人の願いは果たせぬまま徳川家康が
長い武家社会の確立をなしとげるのだが、その間にいた信長、秀吉
光秀は手にすることができなかった。しかし千家の茶道は利休が不遇の
死を遂げても現在まで継承されている。歴史は面白い。

さてさて1月から続けていた読書はこれで一応終了する。晴耕雨読を
目標にしている私は雪の冬はただひたすら読書をする。単行本は20冊は
読了した。ハウツーもののエッセイや料理本、編物本も数冊購入した。
過疎に僻地に住んでいる私はアマゾンで購入する。まず新聞の書評や
広告蘭で探す。芥川賞や直木賞受賞作品も読んだ。本屋大賞の物も読んだ。
高齢なると小さな文字が読みずらくなり徹夜までして読むこともなくなった。
ハズキルーペが役立った。大変だったが読了感で満足している。

土佐文旦とハウス苺

2020年03月05日 | 日記
今日は一日雨が降ったり止んだり。昨夜月も出ていたが傘を被っていた。
でもそんなに寒くはない。私は手編みのベストの仕上げ。11時にはできあがったが
明日少し手直しが必要だ。もらいものの毛糸で少し太かったので重く感じる。
私は軽い毛糸が好きだ。金曜日に頼んだ毛糸が来るので少し休み。

毎日、土佐文旦とハウス苺を食べている。文旦は近所に住んでいる人から
もらった。彼女の故郷は高知県。私の住んでいる地域が木材景気が良かった頃
土佐から出稼ぎにきて居つかれた。彼女の一家は私より滞在年数が長い。
毎年この時期「土佐から送って来たからお裾分け」とくださる。
甘夏でもなく八朔でもない。文旦は皮が堅く剥きにくい。ただ味は酸っぱくなく
淡白な味だ。グレープフルーツのような水分はない。でも皮の色は鮮やかだ。
山梨から帰って来た次男家族に2個お土産として持ち帰らせた。

次男家族の土産はハウス苺4パックだった。私が好きだと知っているので
買って来てくれた。最近山梨や長野でもハウス苺の栽培が盛んになってきたそうだ。
値段も安いようだ。京都は高値安定で1パック580円が当たり前になってきた。
デパ地下や果物店では1パック2000円の物もある。私は12月から3月までハウス
苺を食べ続ける。露地物の苺は手に入れるのが難しくなった。苺を作っている
知人に分けてもらったり道の駅に買いに走る。苺は路地物が美味しい。
私も少しは作っているが、実が熟す前に鹿に食べられたりハクビシンにもちさらわれる。

一抹の寂しさと安堵感

2020年03月03日 | 日記
孫は7時に起きてきた。「おはよう」と元気だ。私は朝食の準備をする。
鮭を焼きウインナーソーセージ目玉焼きを作る。それにデザートに
プリンのいちごぞえも作った。孫は小食でごはんに海苔のふりかけと
も剃汁で食べた。鮭は嫌いだとか、プリンもたべてテレビを見ていた。
9時過ぎに帰って行った。一抹の寂しさは残ったが安堵した。

昨日から小学校の一斉休業で祖父母に預けられている子供たちが
多いそうだ。祖父母も孫は可愛いが歳を取ると負担にもなると言う。
2週間も孫を預かるのは大変だ。子どもたちにも急激な生活の変化で
負担になる。今回の場合遊びに行く場所もなく外食もできない。
京都に住む従妹は同居だが、2週間家の中で面倒みるのは「かなんわあ」
とラインで呟いていた。近所の友人は「預からなしようがないと」
嘆いていた。テレビではコロナ疎開として放映していた。

これで子供たちに感染がなければいいが、結果はまだ分からない。


孫疲れ

2020年03月02日 | 日記
今日は一日中暖かかった。孫は朝からよく動く。
風が吹くと凧揚げして走り回る。孫の小学校入学記念に植樹と
思い八重の枝垂れ桜の苗を買っていた。「僕が植えたい」と騒ぐので
次男に穴を掘らし植えさせた。家の中ではジグソーパズルをするのだが
細かくて一人でできなくて誰かが手伝う。まあ彼らの行動には
ついていけない。昼食は隣町のレストランに行った。彼らのいない間が
束の間の休憩だ、夕食はすきやきにした。風呂に入り寝てくれてほっとした。
私は子供たちの家族との同居は無理だとつくづく思う。たまに帰って来る
だけなので、なんとか対応できるが、毎日だと私の方がまいる。
ストレスがたまり病気になるのではと思った。

もし夫が先立ち一人になれば子供たちの近くに行かなければならないが
私は同居だけはやめて小さなマンションか老人ホームでも入りたい。
そんな話を次男夫婦にすると「お母さん、今度買う家の近くには老人ホームがありますよ」
と言っていた。山梨は温泉もたくさんあるから老後はそこに行こうか?
その時には孫も大きくなっている。

私の誕生日と孫の入学祝膳

2020年03月01日 | 日記
今日は雨は降らなかったが,風は冷たかった。
次男家族が夕方帰って来るとのことで母屋に寝具の準備をして
部屋を温めた。私は5時過ぎから孫の喜ぶ唐揚げやサラダを作った。
メインのお寿司は仕出し屋さんで頼んだ。汁ものは栃餅雑煮を作った。
彼らは6時半に帰って来た。豪勢な食事になった。高齢者二人の夕食では
完食はほとんどないが、彼らは綺麗に食べてくれた。
孫は私の手つくりプリンに苺を載せてやると喜んで完食した。
4月から1年生、背も高くなり幼児らしさが消えてきた。
昨年編んだセーターは着てくれたいたが小さくなった。

今回の用事は家を山梨で買う相談でもあった。今いる家はロフト付きの山小屋の
ような家でとても狭い。孫が入学するのと同時に買いたいという。
清里付近はバブル期に建った別荘がいま売りに出されているそうだ。
次男も45歳、家を買うなら今だろう。明日二人と相談して結論をだしたい。