お気に入りの場所

さーちゃんがわが家に来て、早1週間。
さーちゃんにとったら、激動の一週間だったでしょうね。
来た当初は、以前も書いた通りに、約2日間飲まず食わず。
ガァガァと泣いて、聞いている方も切なかったです。
連れてきたことは、エゴだったのかと戸惑いました。
でも、手術をした土曜日辺りから、なんとなくさーちゃんが落ち着いたように感じます。
ガァガァ泣くのも、治まってきたような？
楽しみにしていた方、ごめんなさい(笑)。
でも、近いうち、可愛い鳴き声をアップしますね♪

暖かい日は、こうして窓辺でのんびり♪

「エッヘン！ボクの赤いバンダナ、イケてるでしょ」

でも今、さーちゃんが一番お気に入りの場所はここ♪

窓際に置いたサークルの上なのです。
それも、カーテンの中が特にお気に召しているようです(笑)

中のさーちゃんはこんな感じですよ。

「ゴロゴロゴロ・・・・・」「クネクネクネ・・・」

甘えまくりのさーちゃんです＾＾

「テヘッ」

さーちゃんが、こんなに甘えん坊さんだとは知らなかったよ＾＾


「ボクも知らなかった」ゴロゴロゴロ・・・・・

なんとなく、表情が穏やかになった気がしますが気のせいかな？


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
昨日、リーちゃんの里親さんでもあるＰｏｋｏさんから、またまた嬉しい手作りパンとケーキが届きました！

上の方に、いつもの野次猫が約一名(笑)

パンだけで3種類も！

その上、こんなにおいしそうなケーキまで♪

一切れ、切った後の写真ですが(汗)。



いつもながら、とても美味しかったです♪
入っていたお手紙には、
「みいさん、いっぱい食べて頑張ってくださいネ。ファイト！　」と書かれていました。
誰かにこうして思われているのは、とてもありがたくて嬉しいです。
いっぱい食べて頑張りますね！Ｐｏｋｏさん、ありがとうございました♪

～おまけ～

Ｐｏｋｏさんのパンを狙って来た子がゾロゾロゾロ(笑)


既に笑っているさくらですが(笑)

「さくら、Ｐｏｋｏさんのパンだよ～♪」と言うと、

にっこり笑顔になりました♪


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さーちゃん、おつかれさま

今日はさーちゃんの去勢手術でした。
今回は、腕も良くて料金も良心的な為、よくボランティアさんが利用している病院へ行きました。
さすがに自転車で行ける距離ではないので、夫に運転をお願いしました。
でも、いつか自分ひとりで運転して行きたいなぁ。
ちょっと、私には難関だけど(笑)。

男の子は日帰りの手術なので、夕方、再び夫と一緒にお迎えに行きました。
名前を呼ばれて診察室で説明を聞きます。

「手術は無事に終わりましたが・・・・・」

「エッ、なんかありましたか？」

「ウイルス検査の結果ですが、エイズが陽性でした」

「・・・・・ホントですか？」

・・・・・正直、ショックでした。
ボランティアをやっていれば、「いつかは・・・」と、ぼんやりと思ってはいたけれど、やっぱり現実となるとショックでした。

でも、帰りの車の中で、夫にこう言われました。
「その子は、発症してないんだろ？いつかは誰だって病気になるんだよ。毎日、病院通いなら大変だけど、全く普通に生活出来るんだろ。悪い人間はたくさんいるけど、本当にいい人だってたくさんいるんだよ。そういう子こそ、いい出逢いがあるんじゃないの」と・・・・・。

全くその通りだと思いました。
エイズだって、どんな病気だって、さーちゃんはさーちゃんです。
甘えん坊で淋しがり屋で、ビビリで優しいさーちゃんです。
ご縁探しは苦労すると思うけど、気長に構えて、さーちゃんにあったご縁を探して行こうと思っています。
幸いなことに、術前の内臓を調べる血液検査では、異常がありませんでした。
病院から帰ってきたさーちゃんは、しっこをして、ご飯をモリモリ食べました。
思ったより、ビビリじゃないかも？(笑)
来週から、家族募集をする予定です。

一方、うーちゃんですが、とても警戒心が強くなってしまい、おばあちゃんでも触るのが難しくなってしまったようです(でも、本当かどうかわかりません(~_~;))
うーちゃんは、私の姿を見ると逃げてしまうようになったので、やっぱりここは捕獲箱しかないということになりました。

9月1日のうーちゃん。

里親会の友人に協力して手伝ってもらい、こちらも気長にうーちゃんを捕獲しようと思います。

コメントのお返事、遅れてます！
ごめんなさい、もう少しお待ちくださいね。



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淋しがりやな さーちゃん

昨日は予定通り、里親会の友人に手伝ってもらい、捕獲箱の設置に行って来ました。
うーちゃんがよく寛いでいて、ご飯をあげている場所にもなっているカーポートに設置しました。
ここなら万が一、雨が降っても屋根があるので濡れません。
設置し終わり、内職に追われているおばあちゃんに報告がてら挨拶すると、

「それじゃー、他の猫が入っちゃうね」

「へッ？！」

「夜になると、たくさん色んなのが来るのよ～」

「エッ？」(そんなこと聞いてないしー！)
「あのー、茶白君だけじゃないんですか？？？」

「いや。色んな柄を見るわね～」

愕然としました。。。
茶白君だけだったら、うーちゃんのご飯をあげないようにするのと同時に、茶白君が捕獲箱に入らないように、お腹いっぱいに食べてもらうつもりでした。
でも、そんなに複数の猫がいるのなら、茶白君のお腹だけを満たしても意味がありません。

私達が困惑していると、

「だったら、あたしがうーちゃんの体に紐をかけて逃げないようにしようか？」

私達の必死の様子に、おばあちゃんも責任を感じたのでしょうか？
日に日に、協力的になってくれています。
でも、協力は嬉しいけれど、紐をかけられたうーちゃんが、私達を見て、大人しくしているはずがありません。
捕獲に失敗して以来、自転車で私達が行くと、隠れるようになってしまいました(泣)。

でも、そこまで協力してもらえるのなら、いっそ、このお宅の家族に捕獲してもらおうと思いました。
普通のキャリーでは入れられないことが分っているので、うーちゃんを持ち上げてから「スポッ」と入れられるバリケンなら、きっと大丈夫でしょう！

自転車で家に帰り、納戸から、何年も使っていないさくらのバリケンを持って行きました。
大き過ぎて自転車では運べず、ちょうどその日が休みで家に居た夫に手伝ってもらい、車で運びました。ちなみに、運転は私です(笑)。

ということで、うーちゃんを捕獲したら、連絡をくれることになっています。
今のところ、連絡はありませんが・・・・・。
今日は、用事があって様子を見に行けませんでした。
明日、訪ねて見るつもりです。


さて、保護部屋のさーちゃんは、大変な甘えん坊な泣き虫王子です。


突如淋しくなると、2階の部屋から「ガァガァ」と泣きます。
まるで、ガチョウか何かの鳥みたいに。^^;

でも、一階から、「さーちゃん♪」と、声をかけた途端・・・・・

「にゃ～ん♪」と、超甘え～た声に急変！(笑)
夫も笑ってました。
出来たら動画に録って、皆さんに聞いてもらいたいと思っています♪



凛々しい顔して、とっても甘えん坊なさーちゃん。
キッズのことも、とても可愛がって一緒に遊んであげていたと聞いています。


そして、カラスからキッズを守ってくれたほどの勇敢な子だけど、実は、自分はとてもビビリ(笑)


そんなさーちゃんが、とても愛おしいです。



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さーちゃんと うーちゃん

今日も、母猫うーちゃんの保護に向かいました。
一応、餌をあげているお宅の人に協力をお願いしていますが、どこまでうーちゃんの保護を本気で考えてくれているのか、正直、気持ちが読めません。
だから、里親会の友人に協力をお願いしました。
比較的、捕獲に慣れている友人でしたが・・・・・。
結果は惨敗でした。。。
でも、一所懸命に協力してくれた友人には、心から感謝します！
Oさん、本当にありがとう！

実は、うーちゃんは妊娠しているようです。
キッズを保護した時に同時に保護するべきだったし、保護することを実際に考えていたけれど、あの時のことを振り返って見ると、言い訳になってしまうけれど、あれが自分では限界でした・・・。

妊娠したうーちゃんは、今まで以上に警戒心が強くなってしまっているようです。
結局、捕獲器を使うことにしました。
また友人に協力をお願いして、明日、仕掛けてきます。
一日も早く保護できますように。。。。。

さて、先日、保護したさばちゃん。
子供達は「さーちゃん」と呼んでいたので、私も「さーちゃん」と呼ぶことにしました。＾＾


保護した当日と翌日は、全く何も食べませんでした。
私を見て「なんで、こんなところへ連れてきたんだよぉ～！」と、文句を言っているのが良く分りました。^_^;

でも、撫でるとゴロゴロゴ・・・・・・・。
お腹を出して、ゴロゴロゴロ・・・・・。
私が部屋から出ると、淋しいのか、切ない声で泣きます。。。



食いしん坊のさーちゃんに、物も全く食べられないほどの緊張を強いて、保護部屋に一人淋しく閉じ込めて、私がしていることはエゴではないのか・・・・・。
半野良といえども、ご飯は毎日もらえて、仲良しのうーちゃんが傍にいて、お天気がいい日はお気に入りの場所でお昼寝。
そんな生活を本当に奪っていいのか。。。。そう思いました。
それほど、さーちゃんの様子が、見ていて切なかったのです。

でも、だんだんとさーちゃんが落ち着いてきました。
今日は、出したフードをぺろりと完食！

時々、セキを切ったように泣くことがあるけれど、回数もグンと減っています。
確実に、半野良さんから家猫へと、変わって行っているようです。

そしてA子ちゃんと話していて、さーちゃんの歳がもっと若いことを知りました。
2才～3才と思っていたさーちゃんですが、まだ1歳5ヶ月くらいのようです。
うーちゃんといとこ同士と思っていましたが、うーちゃんはおばにあたります。

土曜日に、去勢手術です。



☆前回の記事の「ちゃぴこ　約束の猫」を、実際に検索してくださった方へ

ごめんなさい！そしてありがとうございます！
みなさまは、本当に素直ないい方ですね。
感激しました！


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新幹線一族

昨日も、母猫の保護に向かいました。
午前中にたっぷりと二度寝をしたので、体調もバッチリ！
前回はキャリーで失敗をしたので、今回は、大きな猫も入るようなエコ用の買い物袋にしてみました。
一応、洗濯ネットで捕まえる作戦です。
A子ちゃんが、とても写真を喜んでくれたので、第2弾の写真も持って行きました。

家に到着すると・・・・・。
いました！
もうご飯を食べ終わってしまったのか、駐車場の端っこで、体を横にして寝ています。
私が入って行くと、警戒して起きました。
内職が忙しいおばあちゃんが、持って行った写真を見て、昨日は、とてもよく協力してくれました。
母猫に持参したチャオのおやつを見せると、よっぽどの好物らしく寄ってきました。
少しづつコンクリートの地面に置き、捕まえる時を見計らいますが、警戒しながら食べているので、なかなかタイミングがつかめません。
少し食べるのに夢中になった頃、ここぞとばかりにネットを被せたら・・・・・残念！失敗。。。
ちゃんと入っていなくて逃げられてしまいました。。。
その後も、おばあちゃんが持ち上げて袋に入れようとしてくれて、もう少しのところまで行くのですが、結局、昨日も保護出来ませんでした。（泣）
私って、つくづく捕獲に向いてないわ・・・。
でも、その代わりと言ってはなんですが、この子を保護して来ました。

この子も、母猫にソックリでしょう？

実は、このお宅には、全部で3匹の成猫がいます。
1匹は、保護しようとしている母猫。
そして、この写真の猫。性別は、オスです。
もう一匹は、茶白でやっぱりオス猫。

この写真のオス猫は、母猫の母猫の姉妹が産んだそうです。
ややこしいですね。^^;
要するに、母猫とこのオス猫は、いとこです。
歳も一ヶ月ほどしか変わらないそうですが、この子のお母さんは、事故で亡くなってしまいました。
この子にソックリな毛色をしていたそうです。
だから、このオス猫は、キッズ達の母猫を慕っているとのことでした。

昨日、もし母猫を保護出来なかったら、この中では一番人懐こい茶白君を保護するつもりでした。
茶白君も新幹線一族で、半年ほど、母猫＆オス猫よりも年上のようです。
でも昨日は、茶白君は姿を見せませんでした。

このオス猫は、おばあちゃんにはあまり懐いていないようで、近寄ると逃げてしまいます。
だから、この子を保護することは、昨日は考えていませんでした。
ところが、A子ちゃんにはとてもよく懐いていて、抱っこも出来ます。
A子ちゃんがいると安心するのか、私が近寄っても逃げなくなりました。
終いには、ゴロンと横になって、私が撫でるとゴロゴロ・・・と言い出しました。
ゴロゴロと言っているところに洗濯ネットを被せ、そのままバッグに！
この子を保護出来たのは、A子ちゃんのおかげです。
A子ちゃんに感謝！

昨日は、おばあちゃんも心を許してくれたのか、色々な話をしてくれました。
内職がない寒い日などは、新幹線キッズは、家の中に入れていたこと。
母猫が、開けた窓から勝手に入り、2階の押入れで眠ること。
このオス猫が、キッズ達をカラスから守ってくれたこと。
昔、飼っていた先住猫が、仔猫の時に娘が落としてケガをさせてしまい、3年半も3日おきに、お医者通いをしたこと。
その後、生きられないと言われながら、15年間も生きたこと・・・。
見せてくれた写真たての中には、真っ白な可愛い猫が写っていました。
キッズ達は、2階のベランダで生まれたそうです。
ベランダは危ないので1階に下ろすと、1匹づつ咥えて自転車置き場の屋根を伝い、またベランダに運んだそうです。

このオス猫は、さばちゃんと呼ばれていました。
母猫は、うーちゃん。
茶白君は、おじさん(笑)。
大叔父というところでしょうか？
と言っても、2才～3才くらいですよ。

おばあちゃんには、あまり馴れていなかったさばちゃんですが、A子ちゃんやお母さんには馴れていたようで、お母さんが会社から帰ると、寝ていても必ず「お帰り♪」と挨拶に来てくれていたそうです。
うーちゃんがお産で構ってくれなかった時は、とても淋しそうにしていたそうで、甘えん坊で淋しがりやの子です。
キッズたちのことも、とても可愛がってくれていたと聞き、優しい気持ちになりました。

さばちゃんを保護して帰る時、子供達が、「さばちゃん、今日行っちゃうの？」と、少しパニックになりながらも、「バイバイ！元気でね、サバちゃん！」と、明るく手を振ってくれました。
うーちゃんの保護は、家に入った時にお願いしました。
どうなるか分りませんが。。。

今のさばちゃんですが、ケージの中でテンパってます。^^;
もう少し落ちついて去勢手術を終えたら、家族を募集する予定です。
うーちゃん、茶白君と後に続いているので、頑張らないと！
さばちゃんって名前、どうしようかな？
うーちゃんは、「うーちゃん」と呼ぶと来てくれるので、そのまま「うーちゃん」にしようかな。
ホントは違う名前を考えていたんだけど、名前が何回も変わるのは、かわいそうだから。

☆「ちゃぴこ　約束の猫」も面白そうだけど(笑)、こちらの映画もお薦めです！☆
「犬と猫と人間と」
○「犬と猫と人間と」オフィシャルサイト



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ちゃぴこ 約束の猫

ちょっとご無沙汰でした。

結論から言うと、母猫の保護は、残念ながらまだ出来ていません。
一昨日は行くのが少し遅れてしまったら、食事した後だったのか、つれなくスーッと姿を消されてしまいました。

でも、A子ちゃんと話すことが出来ました。
驚くほど素直な子で、前回持って行ったキッズの写真をとても喜んでくれ、仔猫たちが幸せになった様子を話すと、目を輝かせて聞いていました。

「仔猫たちは、みんな幸せになったから安心してね」と言うと、嬉しそうにうなずいていました。

母猫の手術についても、なんで手術をしなくてはいけないのかということを説明すると、理解をしてくれました。

そして、ちょっと驚いたことがひとつ。
仔猫たちには、それぞれ名前がついていたそうで、なんと、りん太郎君(仮名　つばさ)の名前は、「りん」だったそうです。
すごい偶然だと思いませんか？！
ちょっとビックリでした！

そして、昨日は、母猫の姿見えず。
残念ながら、空振りでした。
これから、毎日、通います！

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あるところに、羽のおもちゃが大好きな茶トラ女子がいた。
名前はちゃぴこ。


ちゃぴこは、来る日も来る日も、羽根のおもちゃで遊んでくれるのを、ただひたすら待っていた。


そんなちゃぴこを、そっと見守るように傍で応援する兄弟のヒロ君。


そのうちに、「いつまでも待つネコ」が話題になり、ちゃぴこを見物に来るイヌも現れた。


その健気に待つ姿は、いつの間にか日本全国に知れ渡り、国民全ての共感を呼んだ。
話題が話題を呼び、そしてついに、この秋、映画に！


「ちゃぴこ　約束の猫」　この秋、全国ロードショー！

詳しくは、「ちゃぴこ　約束の猫」オフィシャルサイトまで！


～お知らせ～
ぷくぷくさん　が、埼玉近郊の方で、仔猫の里親さん、一時預かりさんを募集しています。
みんな、とても可愛い子です。

詳細は、ぷくぷくさんまでお願いします。



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新幹線キッズの母猫

台風一過で、今日は、前から行こうと思っていた所に、再び行って来ました。
新幹線キッズに、家族が見つかったら行こうと決めていた場所です。
可愛く撮った、キッズの写真を持って・・・・・。

そう、新幹線キッズがいたお宅です。
前に記事にも書きましたが、このお宅にはお子さんが二人います。
小学校4、5年生くらいの女の子A子ちゃんと、1、2年生くらいの男の子。
私がいつも話している女性の、お孫さんにあたります。

話は、キッズを保護した日に遡ります。
私がキッズを保護しに行った時、家には、A子ちゃんがいました。
私が仔猫達を連れて行くと知ると、慌てて外に出て来て、声を張り上げて泣きました。
「連れて行っちゃうの？○ちゃんも○ちゃんも(仔猫の名前)、みんな連れて行っちゃうの？」と、しゃくりあげながら大声で泣きました。

「そうだよ。ここに居るよりも仔猫達は幸せになるんだから」
「ほら、A子も泣いてないで、仔猫たちをその籠に入れて」

おばあちゃんにそう言われると、A子ちゃんは、大粒の涙をボロボロと流しながら、仔猫たちを１匹ずつキャリーに入れてくれました。
全部の仔猫をキャリーに入れると、そのまま家に入り、また号泣・・・・・。
今でもこの光景を思い出すと、胸が痛みます・・・・・。

怪しかった空模様からも、大粒の雨が降ってきて、女性が雨に濡れながら、自転車の荷台にキャリーをしっかりと結んでくれました。
キャリーが落ちないように、しっかりと。

誉めた飼いかたでは決してないし(実際、飼っているわけではありませんが)、容認するわけではもちろんないけれど、この女性なりに、この家族なりに可愛がっていたのが、話をしていて分りました。
飼い猫が産んだ仔猫を、保健所へ連れて行く飼い主に比べたら、野良猫が生きながらえるように餌をあげることは、人間としてまともな行為だと思います。
もちろん、餌をあげている猫達に、避妊去勢をしてくれていたら、言うことは何もありませんが(苦笑)。
実際に、今日写真を持って行って、仔猫たちみんなに飼い主さんが見つかったことを報告すると、とても喜んでいました。

そして、そこに行ったもうひとつの目的は、もちろん、母猫のこと。
なんと、ちょうどいました！
母猫が。


庭で、ご飯を待っているところでした。
前に保護しに行った時は失敗で、この女性に馴れるまでお願いをしていたのです。

「どうですか？あれから馴れましたか？」と聞くと、

「全くダメ。最近は、ご飯を食べる時しか来ないのよ」

ご飯を食べる時こそチャンスなんじゃないの？と、思ったけれど、実は、期待はしていなかったので、別に落胆はしませんでした。
それに嬉しいことに、前に来た時よりも、母猫は警戒をしていません。
私が差し出した指先に、そっと近寄って来て、鼻で挨拶をしてくれました。
女性に頼んでも無理そうだし、通えば何とかなるかなと、そっと近寄っては指を差し出してニオイを嗅がせ(笑)、そうこうしているうちに、撫でることができました。
そして、思いっきりの猫なで声で、「可愛いね～、可愛いね～」っと、言っているうちに、なんと、母猫ちゃんがゴロンと横たわり、おなかを撫でさせてくれるではありませんか！
そして、とうとう抱き上げるまで出来るようになりました！
前に来た時は、仔猫がいなくなって、いつもよりも警戒をしていたのでしょう。

私が、「おなか見せてますよ！」「抱っこできるじゃないですか？！」と、女性に言ったら、

「あら？そう」

初めから、協力するつもりはなかったかもしれませんね。(ーー;)
まぁ、いいです、今となっては。。。
時期を見て、なるべく早く保護する予定です。

キッズの家族が決まって嬉しい一方で、この母猫の保護の難しさを考えて、実は、心がスッキリと晴れない自分がいました。
でも、今日、突破口が見えてホッと安心しました。


～おまけ～

このごろ、白内障が進んでるなぁと感じるさくら。
ちっこも近いけど、一生懸命に２階に行って、ちゃんとペットシーツでしてくれてます。えらいぞっ！
それ以外は、食欲旺盛でげんき、げんき！

そんなさくらにカメラを向けて。。。



「さくらはいい子だね～！かっわいいねぇ～！」　と誉めると。。。




さくらが、ちょっと笑った。


もっと、大げさに　「さくらって、ほんっとにかっわいい～！！！」　と、誉めると。。。




もっと笑ってくれた。


もっともっと笑って欲しくて、もっともっと大げさに誉めまくると。。。




つかつかと歩いてきて、私の目の前で笑ってくれた。

さくら、ずっとずっと　いつまでも、その笑顔を見せていてね。

～可愛い仔猫の家族募集中～

パピちゃんのうききっき～日記　より


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