前回、同じタイトルで『安野光雅』をご紹介しましたが、今回、第2談として『ノーマン・ロックウェル』をご紹介します。
とても有名な画家なので、今更詳細をご紹介するまでもないでしょう。
画集もたくさん出版されていますが、私も10冊くらい持っています。大切な画集ばかりです。
自画像も何点か描かれていますが、この絵は、1960年の『THE SATURDAY EVENING POST』の表紙のために描かれた1枚です。
本当は眼鏡を掛けていらっしゃるのに、絵では掛けずに描いているにも関わらず、パイプはしっかりと描かれています。(^^;)
また、レンブラントやゴッホのイラストを貼っているように、細かいところまでも!
好きな絵は、この絵。『The Discovery』(一大発見)1956年の作品です。
「サンタクロースが家のどこかにいる! それも赤い服を脱いで!」という少年の驚きが伝わって来る、ユーモラスな作品です。
どこで行われたのか忘れてしまいましたが、『1997-98ノーマン・ロックウェル展』の図録があり、この絵も掲載されています。
実際に展示されていて、見ました。前から好きな絵でしたが、少年が持つサンタのひげに本物の白い毛皮が使われていて、ビックリしたことを覚えています。
マサチューセッツ相互生命保険会社の広告にたくさんの素描を提供しています。
アメリカの家庭生活を主題とした作品で、人生の節目の結婚や出産や退職などの日常的な光景が描かれているのですが、私が好きなのは、
この絵。『Become Parents』です。
タイトルがいいでしょ。初めて出産した友人に、何度か木製の額に入れてプレゼントしました。
その他にも、『Boy in Dining Car(食堂車の少年)』『The Runaway(家出)』『Christmas Homecoming(クリスマスの帰宅)』『The Marriage License(結婚許可証)』など好きな絵はたくさんあります。
ノーマン・ロックウェルの美術館は、アメリカのマサチューセッツ州のストックブリッジにありますが、海外の行ってみたい美術館の1つです!
前に『壺の中』が好きと云った彼が好きな絵は、
この絵。『Doctor and Doll』です。『TheRunaway』も好きだと云っていましたが、この絵を好きと云われた時は、とても意外に感じました。
女の子が、心配そうに人形をお医者さんに診せているところが可愛いからと云っていたことを覚えています…。
大切な思い出の絵です。(^^;)