里紀のひとりごと…。

日記代わりに。
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『愛の不時着』お気に入りシーン! 10話

2020-05-27 02:52:00 | 韓国ドラマ&K-POP
好きなシーンばっかりを集めました。10話目。備忘録代わり。(^^;)
「あのシーン好きだったけど、何話目だったかなぁ」と思い出す時、すぐにそのシーンを見ることが出来るようにするため、です。(^^;)
※ずっと書いていますが、完全にネタバレです。ご注意下さい…。


【10話目】~軍事境界線での別れのシーンから始まる。セリの会社復帰で、誰が喜び、誰が悲しんだか…。~
●北朝鮮の前哨基地のような民家の庭先で夕焼けを眺めるジョンヒョク。何を見てもセリを思い出すのか、庭の甕の上に残された祈りの水を入れるための器を見つめている。
「お祈りに使うんでしょ? その器。」と懐かしいセリの声が聞こえる。ふと横を見ると彼女がいて、「60年前、この家の息子が戦争に行ったって。」と続ける。「知ってる」とジョンヒョク。
「母親は息子に会えたかな? 会いたいと心から願えば、会いたい人に会えるかな?」というセリに、「願うしかない。 願ってないと、生きていられないから。」と彼。
二人を包む夕焼け、ジョンヒョクのアップのあと、ジョンヒョクがセリの方を向くと、もうそこにはセリはいなくて、ただ夕焼けに染まった庭があるだけ…。
大切な人がいなくなった喪失感が堪らない…。「願ってないと生きていられないから」と云う彼の今の切ない気持ちが響くシーン。
●盗聴が仕事のマンボクがジョンヒョクに懺悔をするシーン。時計と録音機を置いて行く。
録音機の中には、兄ムヒョクの生前最後の会話が残されていた。
マンボクが去ったあと、兄に贈った時計を握りしめるジョンヒョク。そして、こわごわ録音機のスイッチを入れる。懐かしい兄の声が聞こえて来る…。
「僕の弟はスイスに留学してる。ピアノの天才で奨学金をもらってるんだ。この間の演奏会では拍手喝采を浴びたそうだ。(懐かしそうに聞き入るジョンヒョク)僕のために曲を書いたらしい。帰国したら弾いてくれるとさ。(部下が、うれしいですか?と聞くと)もちろん(チョア)。弟のことを考えるといい気分になる。」
そして、少しの間があって、「弟の幸せを願っている」と兄の声が聞こえたあと、事故の音が聞こえて来る…。最後の最後まで自分の幸せを願ってくれた兄の声に泣き崩れるジョンヒョク。
●スンジュンがダンに、セリを逃がすためにジョンヒョクに協力した理由を話すシーン。
スンジュンは理由を「君の初恋を終わらせたかったから。初恋に長く浸りすぎるには良くない。恋に恋してちゃダメだ。淡い思い出にしておくのが、お互いにとっていい。その方が美しいし。」と云う。ダンはそれを聞いて、「あなたが2人に協力すれば、私の初恋が終わるの?」と聞く。「彼はセリさんを命がけで守ろうとしている。もう終わってる。君も忘れるべきだ。」優しい云い方だけど、はっきり云うべきところは云ってるね。ダンはそのことについて、「忘れられるなら、愛じゃない。」と云う。スンジュンは、「彼を待つのが、惨めでないか?  それは愛じゃない。執着だ。愛が古くなって腐ったんだ。そんなものは捨てろ。」とさらにはっきりと云う。その云い方が本当に優しい。だからダンも素直に聞こうと出来るのかも。それにしても『愛が古くなって腐った』って、とてもよく分かる表現だなぁ。
●兄の残したSDカードを元に、チョ・チョンガルを永久労役の罪に服役させることが出来たジョンヒョクだったが、連行される時にジョンヒョクに云った「1つ見落とした。あの女を殺してやる。」の言葉が気に懸かる。そして、ジョンヒョクに掛かって来た電話の相手は、護送中脱走し、南に逃亡しようとしているチョ・チョンガルだった。セリを殺そうとしていることがわかったジョンヒョクは…。
●思わず屋外に飛び出したジョンヒョクの、悩む表情、そしてある決意をした顔…。短いシーンだけど、セリフがひと言もなくても、わかるよね…。(^^;)
●ソウルのチキン料理のお店で、ホン室長と、保険会社のパク・スチャンが食事を取っているシーン。
復帰したセリが今までと違う言動に戸惑う室長。そして、『北漢山』に連れて行かれて、遠くの葦原で人が動いているのが分からないと云ったら、泣かれたと云う話をする。北朝鮮での別れの日、ジュモクに教えてもらった『北漢山』。北朝鮮から見えたのだから、『北漢山』に登れば、北朝鮮のあの場所が見えるのではと思ったセリの切ない気持ち…。双眼鏡で見る場所が『葦原』なんて、そんな具体的な…。(^^;)
●仕事を終えて自宅に戻り、ベッドで眠ろうとするが、眠れないセリ。ベッドサイドの引き出しから服用している睡眠薬を飲もうとするが、切れていることに気づく。着替えて、散歩に出るセリ。ため息の後、「愛とは何だろうと考えてみる。私があなたに会いたいと願ってるように、あなたにも願ってほしいと思ったなら、それが愛だろうか。あるいは、私に会いたいなんて気持ちがわかないほど、幸せでいてほしいと願ったなら、それが愛だろうか。それともあなたに会うためなら、あの出来事を最初からもう一度繰り返しても構わないと思えたら、それが愛だろうか。」雪が降り出したことに気づいて、ふと前を見ると、遠くに背の高い懐かしい姿が…。こっちを見て立ち尽くす彼…。
ゆっくり近づいて来る彼。呆然と見つめるセリ。
「ずいぶん探した。“ソウル市江南区清潭(チョンダム)”までしか教えてくれなかったから。」何も云えないセリ。

雪の舞う中、見つめ合う二人…。
この時も、先に見つけたのは、ジョンヒョクの方だった…。

~ジョンヒョクの父から極秘の特命を受けて、中隊の4人とマンボクが南にジョンヒョクを探しに来るところで、10話は終わり~

この回は、チョ・チョンガルにまつわるシーンが多くて、好きなシーンはそれほど多くない…。メイキングを見て、このチョンガル役のオ・マンソクが、優しくて朗らかな俳優さんだと分からなければ、イヤなシーンばかり。メイキング画像ってホントに貴重。

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