季節のレシピ “旬を食べる” 

その季節の旬菜を美味しく料理することとレシピを記録するブログです〜

春夏秋冬【大暑と土用の丑の日】

2024-07-24 12:56:46 | 日記
暑中お見舞い申し上げます。
大暑です。
 
暦では桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)の時期。
昔々 女の子が生まれると桐の木を植える。桐の木は、成長が早くてその子の嫁入りの時には箪笥になる。
こんな習わしはいつまであったのでしょうか。
私が生まれた家にも庭先に大きな桐の木(あの大きさからして私の生まれた時のでないことは確かです。)があり、高いところの枝先に咲く薄紫の桐の花を記憶しています。
その桐の木は箪笥になることなく切られたのか、枯れたのか。
薄紫の桐の花がとても懐かしいです。
 
暑さの最も厳しい大暑に入って数日で土用の丑の日。
暑いさなか 今日はやっぱり鰻。
土用の丑の日は、「どよう」といえども平日に当たることの方が多く、外食で鰻を選ぶことも多くありますが、この日の鰻は家飯で決まり。
鰻となるといつもの食材費よりちょっと高くなりますが、やっぱり国産よね。なんて迷いながら奮発して購入していました。
 
  
 
最近幸運にも鰻を特産品として返礼品にする「ふるさと納税」の地域がありまして、美味しい鰻が冷凍で土用の丑の日前に手に入るようになりました。
国産で美味しいはずの鰻となると、これをいかに再現(解凍→焼きたて→美味しい!!)できるかが満足度に影響するはず。
説明書をしっかり読んで、いざ電子レンジへ。
何度かの経験の後、
我流では
まだ完全に暖まる前に電子レンジから取り出して、グリル(魚焼き)にアルミホイルを敷いて、その上に鰻(付属の鰻のタレを少々回しかける)を載せて3~5分程度焼く。
こんがり焼けた鰻になります。焦げすぎないように気をつけてください。
 
付け合わせは、
○土用シジミの味噌汁(だしは一切使わないでシジミの旨みだけのあっさりした味噌汁にします。)
○鰻の見えないう巻き(だし巻き卵)
○塩麹で漬けたキュウリ
○デザート:土用餅(土用の丑の日にこのあんこ餅をいただいています。)
以上でした。
 
この夏は、土用の丑の日がもう1日あります。
8月5日です。
次回はどんな料理になりますか。
「うどん」「梅干し」「卯の花」「瓜」・・・「う」のつく食べ物でした。
 
 
 

春夏秋冬【七夕の節句】

2024-07-08 10:19:11 | 日記

 「七夕の節句」と言えば7月7日。これには文句なしに同意いたしますが。

私が生まれた地方の七夕は8月7日。「七夕は7月7日」の地域にずいぶん長く住んでおりますが、しっくりこないため笹を求めに行くこともありませんでした。

子供の頃 母は、夏真っ盛りの暑い昼下がりに天井まで届くような大きな若竹を玄関(土間)に持ち込んで短冊、輪飾りや菱飾、吹き流し等で飾っていました。

子供のためと言うより年中行事のひとつのように大事にしていたように感じていろいろ調べてみましたら、農作業で疲労した体を休めるための休日とか、お盆(8月15日)の前行事だったとかの解説がありました。納得でした。笹は、最後に川に流していました。こんなことは、今は許されませんね。

今でも、織姫と彦星が1年に1度巡り会える日の伝説は兎に角として、8月7日になると、なんとなく夜空を見上げて天の川を探しています。

 

「七夕の節句」と「織姫と彦星がお会いする日」は別として

「七夕の節句には素麺」ですね。

 

三色の素麺で天の川を表して、椎茸、海老、鶏肉と星に見立てた人参とオクラを飾っています。

麺の汁は、レンコンのすり流し(醤油仕立て)です。夏バテ予防にレンコンをお勧めします。

付け合わせに今が旬のトウモロコシ。今年の初物でした。「初物七十五日」ですね。

 

付け足しです。

レンゴンを加えたかったのは、早朝より上野不忍池に蓮を見に行ってきました。

蓮の花を見ながら、レンコンの料理を思い描いた次第です。

例年お墓参りで訪れる秋田の千秋公園の蓮を楽しんでおりますが、残念なことに今年は9月の末に行く予定。

代わりに不忍池に出かけました。ずいぶん大きな蓮池に驚きました。

                              

 

 


春夏秋冬【梅雨の真っ只中】

2024-07-03 13:40:24 | 日記

ただ今梅雨のまっただ中。

とは言え今日は青空さえ見えていますが。

6月下旬に入ろうとする頃、群馬に出かけました。それぞれ一家を構えた兄弟姉妹が集まってバーベキュー。

雨にも当たらず、蛍の舞うのを見ながら。とても楽しいひとときでした。

帰りの土産が、らっきょでした。

義弟が丹精込めて作ってくれたらっきょです。これはお初のらっきょ漬けにトライするしかありません。

とは言え、とても簡単。スーパーでらっきょ酢を購入して、漬けるだけ。

(2キロ弱のらっきょは根と茎を切り離して、きれいに洗い、薄皮を取って、保存瓶にらっきょとらっきょ酢を入れました。鷹の爪もです。)

※甘めが苦手なので市販のらっきょ酢に米酢を加えています。

らっきょと言えば、子供の頃食べ過ぎて気持ち悪くなった思い出が濃厚で、大人になってから買ってまでは食べませんでした。

今に至り、自ら漬けたからには、らっきょの効能(血液さらさら、血糖値の改善・・・)を調べたりして、結果としてはこれからは積極的に食することにします。

 

早速ですが、

○チキンカレーにらっきょ漬けを付け合わせました。

(十六穀米のご飯と20種類のスパイスで作ったカレー粉※を使ったチキンカレーです。)

※GABANで出している手作りカレー粉セット:クミン、コリアンダー、カルダモン、ガーリック、ナツメグ・・・・20種類のスパイスが小袋に分けられてセットになっています。

適量入っていますが、お好みで加減しながら、混ぜ合わせて、油大さじ1をフライパンに入れて5~6分弱火で炒めます。本格的インド風カレーに。おすすめです。

○らっきょのタルタルソース

ゆで卵1個に対してらっきょ2個を使用。乾燥パセリを加えています。(マヨネーズ、レモン果汁、塩とブラックペッパー少々)