呼び戻すことができるなら
僕は何を惜しむだろう 「シクラメンのかほり」
惜しむものがあるだろうか。
今年94歳になる母は 若いときの恋の話をする。
その人が戦地にいくときもらったカメラは戦災で焼けたそうで
今はいいカメラを持っていて趣味は写真。
私は話すべき恋もないし 仕事の話しもないし
惜しむとしたら 中学生と高校生のときの 精神 こころ!
大人になったら もっと自由になって何でも出来ると思っていたけど
違った!もっと不自由になった。 何かで読んだセリフです。
あのころは井の中の蛙だったけど 大海への憧れで世界は広々見えた
と今ならわかる。写真は下校中の中学生 中の一人が私が写真を撮っているのに
気が付いて 手を高く上げた 後ろ向きで
その一枚を探したけど 見つからないので この写真を