風は南から

スペインと花と音楽とそれから写真と俳句

惜しむ

2016-03-27 10:43:20 | 日記

呼び戻すことができるなら 

僕は何を惜しむだろう 「シクラメンのかほり」

惜しむものがあるだろうか。

今年94歳になる母は 若いときの恋の話をする。

その人が戦地にいくときもらったカメラは戦災で焼けたそうで

今はいいカメラを持っていて趣味は写真。

私は話すべき恋もないし 仕事の話しもないし

惜しむとしたら  中学生と高校生のときの 精神 こころ!

大人になったら もっと自由になって何でも出来ると思っていたけど

違った!もっと不自由になった。  何かで読んだセリフです。

あのころは井の中の蛙だったけど 大海への憧れで世界は広々見えた

と今ならわかる。写真は下校中の中学生  中の一人が私が写真を撮っているのに

気が付いて 手を高く上げた  後ろ向きで 

その一枚を探したけど 見つからないので この写真を