風は南から

スペインと花と音楽とそれから写真と俳句

故郷が・・

2019-04-10 11:29:58 | 写真俳句

    春風が梢を抜けるそれがおわり

母が亡くなった。もうすぐ97歳でした。元気だなあ!長生きだなあ!と思っていたので

あっけない死でした。

「今度いつ来る?今日はありがとう!」と話して 三日後のこと

これで故郷がなくなった!と言ったら

何も無くなっても ふるさとはふるさと!と友達にきっぱり言われた。

母が 私の顔をじっと見るので 何かと思ったら「べっぴんさんだ!」

「かわいい!かわいい!」と言われたことも(母は白内障で良く見えないのですよ)

私のことを かわいいとかべっぴんさんとか言ってくれる人は 母以外にいない

おわったんだなあ!