終業のサイレン高く寒茜
特にどうってことないのに忘れられない景色があります。
薄い夕焼けが広がって 沈む太陽のとこだけ赤い 冬の夕焼け
仕事が終わる時間なのに 書類を持って作業場に行って 急いで戻るとき
二階の外階段で ふと振り向いたときの 夕焼け
あのころの広島は まだ高い建物が少なくて ぐるりと見渡せた
ほとんど目の高さにあった夕焼け
沢山の夕焼けを見てきたけど なぜかあの夕焼けだけ
どんな景色だったかはっきり思い出せないほど遠い日だけど
あの夕焼けを見ていた時の自分の気持ちだけは思い出せる
社会人一年目で 仕事の事人間関係のこと いろいろあった時なので
あの冬の夕焼けが優しく見えたのだろう。
1月19日 17:14
忘れられない夕焼けが沢山ありますが、2度と見られぬ夕焼けの思い出があります。
仕事が終わる頃にまろうさんがふと御覧になった夕焼けのように、運動会の練習を終えて新校舎の3階からふと見た夕焼けが忘れられません。
あの頃の友と、そろそろ還暦の集いの相談です。