風は南から

スペインと花と音楽とそれから写真と俳句

花の雨

2017-03-15 11:13:33 | 写真俳句

福岡に行きました。用事があって行ったので忙しかっただけですが

それでも日常を離れるのは 楽しかったです。一泊二日ですけどね。

寒い雨でした。桜はまだですが この季節には この句を思い出します。

もうずっと前に作った自分の句ですが

 従業員宿舎に灯かり花の雨

ホテルの敷地にアパートがあって 多分 従業員宿舎だと思うのだけど

一部屋だけ灯が付いていた それだけ 花曇りの 午後に

 シーサイドももち海浜公園 17:55

 

 

 

 

 

 

 

 


証しになれば

2017-03-12 10:36:23 | 日記

深入山 1153m  4月24日 末黒野

20代の時から一緒に山へ行っていた友達も三人になってしまった。

 

相続のこととか 面倒なことをやっています。面倒だなあ!嫌だなあと思いながらやっています。

整理してると いろいろ出てきます。父の書いた短い文とか こんな字だったなとか

父がそばにいるような気がします。実家に手伝いに行って帰る時 

ありがとう ありがとう と何度も言って 又!というように手を挙げた父を思い出します。

後の事をきちんとやっておくということは 父が生きたという証しになるのだと 最近おもうのです。 

 

 

 


そこにいつまでも

2017-03-10 10:41:24 | 日記

マイナンバーをもらったとき すぐに身分証をつくりました。

「住所が変わったら 使えない」と言われ えーっ! なんか納得いかない。

マイナンバーは万能・普遍とおもっていたから。本籍地を書いていて このことを思い出しました。

家を持って落ち着いたら 他の兄弟は本籍を移したのですが 私たちはそのままにしています。

夫  別に困らないから。義母がそのままにしていたので そのままに。

住所は変わります。今のとこが終の住処とは言えないので。

いつまでも変わらずそこにあるのは 本籍ではないかと思って 私は変えたくないです。

私はどうも 土地や家と相性があるみたいで 今住んでいるとこは 借りの場所という気がして

実家も建て替えたので あまり執着はないけど 義母が住んでいた家は 思い入れがあります。

本籍のあるとこが 中国山地の山間部で 綺麗なとこなのも理由の一つ 故郷は遠くにありて です。 

たしかに困らないのです。本籍がいるときなんて 10年に一度くらい。 そして  今

その時なのです。郵送用申請書・定額小為替・返送用封筒・・・用意して やっと出せます。

2015年 3月23日 7:09 

 


うつむく老人

2017-03-06 12:56:57 | 日記

「うつむく青年」 1971年 9月25日発売 

  詩 谷川俊太郎  装幀・装画 南桂子 楽譜イラスト 和田誠

先日 下をじっと見ている 80台くらいの 男性をみかけました。

大型スーパーの隅で そこは椅子もなく 私は立って人を待っていたのですが

なんとなく気になって 帰ってからも 気になって・・・

ほんとうはどうだったか 分らないのですが 「うつむく青年」を思い出して

うつむく老人だったのかと思いました。年寄が なにかと話題になって

生きにくい社会になったのか とか 同じ年代が集まると そんな話です。

青年の反対は何だろうと考えると  オールド・ヤングとか 年長者・年少者とか

良い言葉が無いので 取りあえず 老人に。